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国際エアライン科の学生による交流会をオンラインで実施しました。
すでに就職活動を終えた2年生が、自身の内定までの道のりを1年生に伝えることを目的としたこの交流会。
毎年開かれていますが、今年はコロナ禍の影響もあり、オンラインでの実施となりました。
※昨年度実施した対面式交流会の様子はこちら→【学生交流会】国際エアライン科学生の交流会を実施しました
事前の準備から当日の運営まで、すべて2年生が自主的に取りくみました。どの2年生も、ちょうど1年前の交流会で就職活動の進め方について先輩たちから詳しく教えてもらった学生たち。今度は後輩たちにこの経験を伝えたい、手助けをしたい、という思いでこの日の交流会を迎えました。
交流会は航空業界についての紹介から始まりました。飛行機が飛ぶまでには、どういった職種の人たちが関わっていてどんな業務をしているのか。決してグランドスタッフとキャビンアテンダントだけで成り立っているわけではありません。各職種において代表的な企業とその業務内容について紹介されると、1年生たちは新たな知識を得たようで、「こういった企業・職種についても就職活動先として検討してみたい」と視野が広がった様子でした。
交流会の後半では、内定を獲得した2年生が座談会形式で1年生の相談に応じました。当日参加した先輩たちの内定先は以下の通りです。
【エアライン業界】
・ANAエアポートサービス ・ANA成田エアポートサービス ・JALスカイ ・スカイマーク(客室乗務職) 【ホテル業界】 ・ホテルオークラアムステルダム(オランダ) ・ホテルオークラ東京 ・ホテルニューオータニ(東京) ・ルネッサンス リゾート オキナワ 【その他業界】 ・KSP(空港保安警備) ・横浜信用金庫 |
各座談会では1年生が次々と先輩に質問をしました。
まずはTOEIC対策です。就職活動が忙しくなると手が回らなくなるので、今のうちにスコアを伸ばしましょう。SPIのような筆記試験対策も同じです。問題集にしっかり取り組み、正確に解けるようになることをめざします。あとは本や新聞を読むことです。知識も広がりますしボキャブラリーも増えますので、とてもおすすめです。
新型コロナウイルスの影響があったとしても、就職活動の基本的な準備は変わりません。むしろ、この時期をどう過ごしたかが問われるでしょうから、前向きに取りくんでもらえればと思います。
100本ノック※です。面接で聞かれた内容のほとんどはこの100本ノックから出ました。あと2学期を目途に企業研究をしたらよいと思います。志望する会社のHPを隅から隅まで読んでデータを集めて他社と比較することも大切ですが、やはり数字には表れないその会社の「雰囲気」を知ることも重要です。ぜひ空港など職場見学をして、働いている人の動きを見たり"空気感"を感じてみるとよいですよ。
そして忘れてはならないのが自己分析です。どうしてエアライン業界を志望しているかを真剣に考えてみるとよいと思います。おもてなしの精神に惹かれて?それとも制服にあこがれて?志望している理由を「なぜ?」「なぜ?」と突き詰めていくことで、自分自身を再発見できたりモチベーションアップにもつながります。エアライン以外の業界を広く見ていく際にも必ず役に立ちます。
※国際エアライン科の先輩たちが面接で聞かれた質問を100個にまとめたもの。
1年生は真剣なまなざしで話を聞き、メモを取っていました。就職活動についてはもちろん、今まであまり接点のなかった2年生との交流ということで、最初は不安げな表情でしたが、先輩たちの笑顔と的確なアドバイスのおかげで、不安も吹き飛んだ様子でした。