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【就職内定者インタビュー】 日本通運

2020.07.28

国際ビジネスキャリア科では、ビジネスについて経済や経営の視点だけではなく、政治や社会時事、消費者や企業の心理といったあらゆる視点から分析します。2年生になると培った多角的思考力を活かし、学生たちはグループごとに研究テーマを決め、「卒業論文」を作成します。
授業のみならず、卒業論文作成においても「グループワーク」を行うことで、学生たちは社会に出てから必要となるストレスコントロールやチームワーク力、リーダシップ・フォロワーシップなども身につけます。

 

この記事では、日本通運に就職内定した国際ビジネスキャリア科2年生のインタビューを紹介します。

日本通運 内定
植竹 碧さん
国際ビジネスキャリア科2年
千葉県立小金高校出身

英語は苦手だけど、将来は英語を使って働きたい。

子どもの頃から海外で働くことに憧れていたものの、中学生の時から英語が大の苦手でした。夢に近づくために、なんとか苦手を克服しようと、神田外語学院への入学を決めました。国際ビジネスキャリア科を選んだのは、2年間で、社会で役立つ実践的な知識やスキルを学べると感じたから。

 

私の英語力が飛躍的にアップするきっかけとなったのが、1年次の夏休みに参加したTOEIC®強化合宿です。熱海の研修施設で朝から晩まで英語漬けの10日間を過ごしました。毎日、英単語テストが行わるほか、夕食後にも授業があり、授業後は翌日のテストに向け、連日22時過ぎまでみんなで勉強に励みました。合宿参加後には「この猛勉強を無駄にしたくない!」という思いから、さらに勉強に身が入るようになりました。

 

就職活動は1年次の9月頃から開始しました。まずは就職支援チームに通い、情報収集することから始めました。先生方から面談をしていただくうちに、物流業界に興味が湧いてきて、「日本通運」が第一志望になりました。当時2年生の国際ビジネスキャリア科の先輩で、日本通運に就職内定した先輩がいて、直接アドバイスをいただけたことは心強かったです。

グループワークを通じて多角的な視点が磨かれた。

国際ビジネスキャリア科の先生方の授業はどれもおもしろいものばかりで、中でも印象に残っている授業は、池田政隆先生の「企業研究」です。授業で、企業のプロモーションやマーケティング戦略を学んだ時に、実在する飲料メーカーの商品を題材に、グループごとにCM作りに挑戦しました。この飲料水の爽やかなイメージを伝えるために、私のグループでは、みんなで高校生時代の制服を着て撮影に挑むなど工夫をしました。また、国際ビジネスキャリア科のプロモーション動画の制作にも挑戦しました。私たちのグループでは、この動画をみるのは高校生であると想定し、高校生が何を知りたいかという視点で動画を制作しました。動画撮影や、絵コンテ・シナリオ作成など、メンバーそれぞれが得意なことを担当し、チームに貢献しました。

 

2年次からは「ビジネス研究演習」というゼミ形式の授業もスタートしました。私のグループの研究テーマは「第ゼロ印象からいかに人間関係を構築するか」です。初めて人に会った時の印象を「第一印象」といいますが、「第ゼロ印象」はその前段階、つまりInstagramやTwitterなどSNS上で抱く印象や、オンライン上でコミュニケーションをとった際に抱く印象のことです。今は新型コロナウイルスの影響で、就職活動の面接もオンラインが増えています。関心のある人が多い旬なテーマだと思うので、調査・分析をしっかり進めて発表に臨みたいと思います。

学びを通じて、自分が見えてくる。それが国際ビジネスキャリア科の魅力。

国際ビジネスキャリア科では、「ビジネス」を軸に、常に仲間と協同し学びます。毎日のようにグループワークを行うので、自分とは異なる考えや意見にふれることができます。このような環境があったからこそ、多角的な視点で物事を捉える力が磨かれ、社会人としての基礎力が身についたと感じています。自信をもって就職活動に挑むことができたのも、入学時より視野をぐんと広げ、自分への理解を深めることができたからこそだと思います。国際ビジネスキャリア科は、高校生の頃の私のように将来の夢が決まっていない方にお薦めしたいです。