NEWS

1年生の英国疑似体験研修を実施しました

2022.10.04

「パスポートのいらない英国」―。ブリティッシュヒルズは福島県に設立された神田外語グループの国際研修センターです。英語圏出身の外国人スタッフが多く在籍し、公用語は英語。まるで留学したかのように自然と英語を話せる環境があります。今回密着したのは1年次に実施する2泊3日の英国疑似体験研修です。学生たちはブリティッシュヒルズの外国人教員から英国文化とプレゼンテーションスキルを学び、英語漬けの3日間を過ごしました。

▲チェックインや料理のオーダーなどはすべて英語で実施。コロナ禍における留学の代替手段として多くの学校や企業の方が研修に訪れています。
※新型コロナウイルス感染拡大以前に撮影した写真です。

Video Project

今回の研修のメインプロジェクトである「Video Project」。ランダムに編成されたチームごとに一本の動画を制作して英語で発表します。テーマやシナリオを一から話し合い、動画の撮影や編集もすべて学生自身で行う今回のプロジェクト。最終日には各チームが趣向を凝らした動画を発表して大いに盛り上がりました。「Why did you choose this subject?」「What was the most difficult part of making this video?」Q&Aタイムにはお互いの動画へのコメントや質問が英語で飛び交います。日々の授業で培った「語学力+ITスキル」を活かして自身を表現した学生たち。毎日の努力の成果が形となり、彼らも手ごたえを感じたようすでした。

▲テーブルマナーのレクチャー動画やブリティッシュヒルズのプロモーションビデオ、大人気ファンタジー映画のパロディも。趣向を凝らして制作した動画はどれも力作ばかりです。
▲全チームの発表を終えると、クラス全員の投票でベストパフォーマーや優秀作品を決定しました。

Calligraphy

カリグラフィとは中世ヨーロッパの飾り文字のことです。行事にあわせて大切な人にグリーティングカードを贈る文化がある海外では、とても慣れ親しまれているものです。今回は外国人教員が一文字ごとにアルファベットの書き方を丁寧にレクチャー。学生たちは「難しい!」と口にしつつも、世界に一つだけのカードづくりを楽しんでいるようすでした。カリグラフィで使用したペンは外国人教員から学生たちにプレゼント。思わぬ贈り物に学生たちの表情もほころびます。

▲カラフルな画用紙でデコレーションしたり、飛び出すカードを制作する学生も。オリジナリティあふれるカードの数々に、外国人教員も「It’s so cute!」と笑顔を見せていました。

Dinner & Free Time

ディナータイムにはドレスコードのスーツに身をつつむ学生たち。英国式テーブルマナーを学びながら、地産食材をふんだんに使った英国料理を堪能しました。フリータイムも英国文化にふれるチャンスがたくさんあるのがブリティッシュヒルズの魅力。ギフトショップで英語を使ってショッピングをしたり、英国式パブでは外国人スタッフとの会話を楽しむ学生の姿も。この研修で新たに知り合った仲間と英国文化を存分に体験し、思い思いの時間を過ごします。

▲新型コロナウイルス感染拡大防止のため、研修中の食事では黙食を徹底しています。
▲ともに研修を過ごした仲間とCheers!英国式パブで味わうバタービール(ノンアルコール)は格別です。

―英国疑似体験研修を終えた学生より―

「今回はじめて顔を合わせた人と一からひとつのプロジェクトを作りあげたことは、とても良い経験になりました」

「交友関係が広がったとともに、授業で学んだスキルを実践できたことが自分の自信につながりました」

「All Englishの環境だからこそ、自然に英語を話そうと意識できた3日間でした」

語学力の向上はもちろん、異文化理解や仲間との絆を一層深めることができた学生たち。就職活動や大学編入学試験など、彼らにはこれからさまざまな苦難が待ち受けています。今回の研修で得た学びや仲間たちは、この先きっと彼らを助けてくれることでしょう。