荒川慶さん
株式会社オフィス・ブラウ
「サンデースポーツ」「サタデーウォッチ9」ディレクター
NHK報道局スポーツセンター(スポーツ情報番組部)
神田外語学院 国際ガイド科(現 国際観光科) 1993年卒業
---インタビュー概要---
・番組制作の現場に20年。常に新しいことの連続
・学生時代よりも必死に勉強したニューヨーク駐在経験
・外国人教員から学んだコミュニケーションのコツ
メジャーリーグ中継の仕事で1年ほどニューヨークに行ったこともあります。オフシーズンは仕事がなくなってしまうため、現地のトレンドを特集する企画を他局で担当することになりました。デイリーのコーナーなので、ネタは毎日見つけてこなければいけません。英語は神田外語学院で学んでいましたが、それでも実践力が足りないと痛感したのはその時でした。学生時代以上に必死に勉強して、どうにか新聞などからネタを探して、とにかく電話をかけてリサーチして、必死に企画を通して番組を作っていました。
私が書いた本が3月末に出版されました
「運命のタックル」(幻冬舎刊)というタイトルで、大学ラグビーの試合中に実際に起きた悲劇を題材にしたものです。
タックルをされた選手は頸椎損傷で胸から下が動かなくなり、タックルをした選手は試合の2週間後にがんが見つかりました。
驚いたことに、お二人は高校の時から面識がある親友だったというのですから「事実は小説よりも奇なり」です。
去年NHK「サンデースポーツ」の中で企画として放送されましたが、限られた時間の中では全て伝えきる事が出来なかったため、書籍化させていただきました。
お二人の壮絶な生き様を多くの方に知っていただきたいです。