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【通訳・翻訳専攻】通訳ガイド実習を行いました

2017.06.21

英語専攻科の学生による通訳ガイド実習が明治神宮にて行われました。

この実習は、観光地での外国人観光客との会話や接客を通して語学力やコミュニケーション力を向上させ、日本の伝統文化を伝えると共に、自らの課題を発見することを目的に行うものです。
当日は複数のグループに分かれ、道行く外国人観光客に声を掛け、英語で明治神宮内の案内を行いました。
鳥居をくぐる際にお辞儀をすること、手水舎・参拝の手順などのお参りの作法、歴史、お守り、おみくじなどの日本の伝統文化について、入り口から参道、大鳥居、拝殿まで身振り手振りを交えて案内しました。
週末ということもあり明治神宮は観光客で大変賑わっていました。各グループ、アメリカ、フランス、オーストラリア、香港などさまざまな国出身の外国人観光客を案内し、相互の文化理解を深めました。
学生たちはこの実習について、
「ガイドを何度も断られた。最初の声のかけ方の工夫が必要だった」
「ただ淡々と説明するだけでなく、相手の気持ちをくみ取ってガイドすることが大切だと思った」
「自分の知識が足りないことを痛感した。英語力だけでなく自国に対する理解を深めたい」
「相手は日本語がわからないので、グループ内で相談するときも英語で話そうと心がけた」
「うまく説明できないこともあったが、ジェスチャーなどを交えながらなんとか伝えようとしたところ、相手も優しく最後まで聞いてくれた」
「研修を通して、自分の良いところや弱点になっている部分を改めて実感した。改善に役立てたい」
などと充実した様子で振り返り、今後につながる有意義な実習となりました。

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