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2019年1月から1年間かけて、仲間2人とともに中南米を縦断しているスペイン語コース卒業生、鈴木竜矢さんの旅を紹介します。
この記事では第2ヵ国目、グアテマラから旅の様子をお届けします。
中米の最北部に位置するグアテマラは、全人口の約40%を先住民系民族が占める、マヤ文化が根強く残る国です。
地方はもちろん、首都を歩いていてもカラフルな民族衣装を身にまとった人たちをよく見かけます。
中には日本文化を連想させる、おもしろい民族もいます。グアテマラのあらゆる地域に分布しているキチェ族です。中でもケツァルテナンゴ県のスニル地方に住むキチェ族は温泉に浸かる文化を持っているのです。
スニル地方には、数十メートル間隔で温泉が点在する温泉街があります。この地方のキチェ族はなんと週に4、5回は温泉に浸かるそうです。
洗濯物も温泉の湯を利用して行います。日本以上に温泉文化が根付いていると言えるかもしれないですね。
一方で、大きな貧困問題も抱えており、ストリートチルドレンや家族と離れて暮らすことを余儀なくされた子どもがたくさんいます。そのような子どもが集まる「SOS」と呼ばれる施設で、洋服を配るボランティアをしてきました。
千葉県船橋市にある「Sleep」という古着屋さんから提供していただいた古着をグアテマラまで運んできました。子どもたちの心から喜ぶ笑顔はずっと忘れません。
旅のつきもの、ハプニングにも遭遇。グアテマラで拠点としていた家で1週間の断水にあったり、一緒に旅をしている友人がバスの中で財布を盗まれたりしました。しかしすべては、これも旅の良い経験!たくさんの経験をして、少しずつ強くなります!それでは3ヵ国目、チリまでAdiós!
鈴木 竜矢さん
千葉県立土気高校出身
神田外語学院アジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コース2014年3月卒業
神田外語大学イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻2016年3月卒業
在ニカラグア日本国大使館勤務2015年9月~2018年9月
外務省在外公館派遣員として、在ニカラグア日本国大使館で働いたことをきっかけに、大好きになった中南米の魅力をもっと日本の若者に届けたい!という思いを抱き、自ら中南米にある約25ヵ国を訪れ、知見を深めながらその魅力を発信していくことを決意。