NEWS

編入合格者インタビュー 東京外国語大学 言語文化学部 3年次編入学合格!

2023.03.10

河田 堅介さん
英語専攻科2年
東京外国語大学 言語文化学部 3年次編入学
高校卒業程度認定試験・大学入学資格検定

〇神田外語学院を選んだきっかけは何ですか

事情により、高校2年次に中退をしたのですが、現在のグローバルな社会にいて英語の必要性は感じていました。それからは英会話教室に通い、英会話と英検の勉強をすることで英語力を高めていきました。また、映画が好きで日本語字幕を作成する翻訳者になりたいという思いもあり、19歳の時に語学を徹底的に学べる神田外語学院への入学を決めました。

〇大学編入学はいつ頃から考えていましたか

英語専攻科は1年次の3学期に専攻が分かれるので、2学期から大学編入専攻を意識し始めました。将来、翻訳の仕事をするには自分に足りないものが多くあると感じ、大学でもっと勉強したいと思うようになったからです。その頃から大学を調べ始め、最終的に英語+αを学べる東京外国語大学を目指すことに決めました。

【編入学を目指して】

〇大学編入学を目指すうえで、まずとりかかったことは何ですか

1年次の1学期は、まずは英語力を高めるために、TOEICの勉強に注力しました。大学編入を意識し始めた1年次2学期から大学編入学試験に関する課外講座(大学編入学課程講座)を受講しました。東京外国語大学の英語試験は、抽象的な文章が出題されるので、英文の精読力を鍛えると同時に英文和訳を通じて読解力も鍛えました。
2年次になってからは、志望理由書作成や面接試験対策のため、編入支援チームに通いました。志望理由書は、大学のゼミで研究したいテーマについて記述しました。英語動詞の意味について、母語話者がイメージしているものを日本語話者にもわかるようにうまく言語化する方法について、2,600字ほどで書き上げました。とても大変な作業ではありましたが、編入支援チームの先生方の協力のもと、無事に提出することができました。また、自分で書いた志望理由書の内容を論理立てて説明する練習を重ねたことが面接試験対策となり、結果的に合格につながる大きな要因になったのではと思っています。

〇編入学試験を通じて大変だったこと・楽しかったこと

編入学試験では、面接や英語試験だけでなく、上述のように志望理由書で膨大な文字数を書く必要があったので、書類の準備が大変でした。その一方で、言語学が好きということもあり、本を読んだりして得た知識やそれについて自分が思ったことを発信することはとても楽しくもありました。周りの友達は、みんな語学に興味のある学生なので、言語学について話せる仲間がいたことも自分の学習のモチベーションになりました。

〇編入学後、大学での目標はありますか?

言語学をしっかりと勉強して翻訳者につながる勉強をしたいと思っています。学内で実施された映画字幕翻訳者・戸田奈津子さんの講演会を聞いたことで、今後も翻訳者を目指して絶えず知識を吸収していきたいとあらためて思いました。そして、将来的には自分の好きな映画の字幕翻訳に関わる仕事をしたいと思っています。視聴者が、日本語字幕を違和感なく楽しめる作品になるように、会話の文脈やニュアンスを適切に表現できる翻訳者を目指します。大学では英語を専攻しますが、第二外国語はフランス語に興味があり、英語に限らず言語に関わる知識を深めていける大学生活を送りたいと思っています。