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2022年度グローバルコミュニケーション科  「卒業制作」プレゼンテーション

2023.01.25

「卒業制作」は、アイデアの独自性、実現性、予算的視点、聴衆へ訴えるプレゼンテーションといった観点から評価されます。

まず、どのチームも英語によるプレゼンテーション力が高かったことをお伝えしておきます。内容についても、日本らしさを意識したカフェの開店を考えたチームでは、提供サービスや店舗のロケーションだけでなく、競合他社やSNSを活用した広報戦略といったビジネス的な視点で熟考されていました。

Q&Aセッションでは、プランの魅力について掘り下げた質問や、コアターゲットが求めているものは何か?プランに対するデータ(根拠)についてなど、審査員から鋭い質問がありましたが、学生たちは英語でしっかりと答えていました。

発表を見学した1年生は「プランを立てるまでのリサーチ力や、プレゼンテーションにおいての立ち振る舞いのレベルの高さに感動した」と語り、「来年自分が自信をもってプレゼンテーションができるように、英語の勉強と並行して、投資の勉強や損益分岐点、ROIなどビジネスの知識を深めたい」と語ってくれました。

チームで企画をするということは困難を伴うものです。発表に至るまでのディスカッションの中で、意見の相違や衝突もあったことでしょう。しかし、ビジネスプランを自分たちで企画し、聴衆への伝え方まで考えて準備し、プレゼンテーションを完成させたことは、とても有意義で貴重な経験になったと思います。学生たちの今後の活躍に期待しましょう。