まず学生たちはチェックインカウンターに関する説明を受けました。搭乗手続きの流れやお客さまの応対で意識するべきことを学びます。さまざまな人が空港で働く姿を前に、「空港には自分が思っていた以上にたくさんの職種が存在することがわかりました」と学生たち。裏方で安全を守るスタッフを目の当たりにし、飛行機の運航とは部署や職種を超えたチームワークで成り立っているものだと再認識したようでした。
見学会では税関検査について学ぶシーンも。海外でお土産として購入したものが、実は日本国内への持ち込みが制限されているケースは数多くあります。学生たちは「これも持ち込みが禁止されているの?」と驚きを隠せない様子。「正しい知識がないと病原体や伝染病を日本国内に持ち込んだり、場合によっては逮捕されることもあります」と内藤先生。お客さまから税関申告書の書き方を尋ねられることがあるグランドスタッフも注意が必要という言葉に、学生たちの表情も引き締まります。