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【国際ビジネスキャリア科】高専連携・越境フィールドワーク2021を新潟県上越市で実施しました

2021.09.10

「越境ハイブリッド教育2021」の3つの目的

①ICT教育で混ざり合う~オンラインワークショップ~

②越境で学び合う~お互いの地域をフィールドワーク~

③学びのアウトプット~研究発表会の実施~

今年で4年目を迎える、関根学園高校(新潟県上越市)と神田外語学院 国際ビジネスキャリア科の高専連携の越境キャリア教育。学生たちは、5月より毎週放課後、オンライン上で関根学園高校の生徒に向けた様々なワークショップを企画・実施。高校生の「多角的思考力・キャリア形成能力・リーダーシップ」の養成に取り組んできました。そして、8月には国際ビジネスキャリア科の学生が新潟県上越市を訪問。関根学園高校の生徒と共に、昨年は叶わなかった「越境フィールドワーク2021」を実施しました。

住み慣れた地元である上越を舞台にフィールドワークに参加する高校生と、一方「よそ者」の視点で新潟フィールドワークに参加する国際ビジネスキャリア科の学生たち。彼らは五感をフル回転させ、街の自然・家屋・郷土食、そして地元の方との出会いを通じて、この地域が大切にしてきた文化にふれることができました。

一方、関根学園高校の生徒たちも、国際ビジネスキャリア科の学生の発する何気ない言葉や感想を通して、当たり前の日常の中にあった「豊かな自然・他者への思いやり・守りたい文化」に気づくことができたようでした。

「越境」という行動から生まれる自らの新しい視点の獲得。国際ビジネスキャリア科の学生の「よそ者」の視点が、地元の人々にも新しい視点を与えることを体感し、越境学習の重要性を再認識できた2日間でした。

次回は今秋に新潟の高校生が東京を訪問し、フィールドワークを実施予定です。神田外語学院の学生と関根学園高校の生徒が、お互いの住み慣れた土地を離れて越境する。彼らはこの活動を通し、お互いに新たな気づきを得ながら、自身に今までなかった眼差しを獲得していきます。まだまだ続く越境キャリア教育2021の今後から目が離せません。