神田外語グループのいしずえを築いてきた人々

第27回 関屋康神田外語大学外国語学部英米語学科特任教授 進化し、深化し続ける神田外語大学の英語教育

個を大切にすることから生まれた
「自律学習と協働学習の奨励」という特徴

神田外語大学では開学以来、先生方の知恵を寄せ合い、授業で実践し、幾度もカリキュラムの改訂を重ねながら、教育内容を進化させてきました。その特徴のひとつが自律学習と協働学習の奨励です。

目指すのは、学生が自らの英語学習を自分で管理する力を養うこと。そのプロセスでは、学習仲間との協働活動や教員、学習アドバイザーのサポートが重要な役割を果たします。本学ではこのための環境が整備されており、教員も学生を支える体制が充実しています。

授業では、少人数のクラスでグループワークを通じて学びを深めていくことを開学当初から実践してきました。原点には「個々を大切にする教育」があるのだと思います。

私の好きな言葉に“From Sage on the Stage to Guide on the Side(壇上の賢者ではなく、寄り添うガイドであれ)”があります。

少人数の授業では、一人ひとりの学生との信頼関係を大切にしてきました。できるだけ学生のことを理解して、学生同士の協働活動を多く取り入れて授業を進めていく。私自身は「ガイド」に徹して、学生一人ひとりの学習を効果的に「足場掛け(Scaffolding)」することを心掛けてきました。

そして、授業の終わりにリフレクション(振り返り)をして、学生たちが「何が分かっていて、何が分かっていないか」を教員が理解をする。そういった積み重ねが良い授業へとつながっていくのだと思います。

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写真撮影:塩澤秀樹
取材・文:山口剛

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