海外に興味があり、短期語学留学を考えている方は、このように思う方も多いのではないでしょうか。
海外留学をして外国語を勉強したり、その国の文化や自然に触れたりすることはとても魅力的ですよね。
一方で、わざわざお金をかけて留学したのに何も得るものがなく終わってしまうのではないかと不安に思う気持ちも持つ人もいると思います。
しかし、総合的に考えて短期間でも語学留学に行くのはアリと言えます!
実際に短期間でも現地での過ごし方によって、得られるメリットはたくさんあります。
語学の勉強はもちろん、その国ならではの文化や自然、アクティビティも体験できます。
そこでこの記事では、皆さんの不安や悩みを解消できるように「8個のよくある質問」を1問1答形式でお答えしつつ、そのひとつひとつを詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を読んで短期留学に向けての一歩を踏み出してください!
短期語学留学に行く年間の学生数は?
2017年は年間約7,7万人が3ヵ月未満の短期留学を経験しています。
引用:「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について、文部科学省、P2-3
※本稿では、2週間~3ヵ月間の留学を短期語学留学と定義して解説しています。
※本稿では、英語の語学留学を中心に解説しています。
目次
Q1.短期語学留学でも英語力は伸びるの?
A.個人差はありますが、短期留学でも英語力は伸びます。
短期留学でも英語力を伸ばすことができます。
当ブログを運営する神田外語学院で実際に2019年に2ヶ月間留学に行った学生のTOEIC®のスコアを比較※してみました。
※【スケジュール】
2018年11月29日 TOEIC®受験
2019年1月10日 イギリス留学へ出発
2019年3月10日 イギリス留学から帰国
2019年3月18日 TOEIC®受験
平均で47点、最大で225点UPしています。個人の努力の差もあるので総合点が上がらなかった人もいますが、リスニングの点数は概ね伸びています。
短期語学留学でも英語力が伸びる理由としては、学習方法と環境に違いがあることが挙げられます。
英語漬けの環境でアクティブラーニングをすることで英語力が伸びる
前述の神田外語学院の例の通り、100%ではありませんが、英語力は伸びます。
なぜなら、英語を実践的に使える環境にいることで常にアクティブラーニングができる環境にあるからです。
- アクティブラーニングとは
- 積極的に自ら考えながら学ぶ学習方法です。
ラーニングピラミッドという図をご存知でしょうか。アメリカの「National Training Laboratories」が発表した学習定着率についての図なのですが、以下のように学習スタイルによって学習内容の定着率が異なるそうです。
この中で下から二段目にあたる英語を「自ら体験する」という機会は、日本にいると少ないと思います。
しかし、海外であれば朝から晩まで「英語漬け」のスケジュールのため、アクティブラーニングを実践できる機会が非常に多く、必然的に英語の学習定着率が上がっていくと言えます。
例として、神田外語学院 イギリス研修の1週間のスケジュールを見てみましょう。
※時間割はあくまでも一例で変更になる場合があります。
※放課後や土曜日に現地語学学校主催の課外活動があります。(自由参加)
このように基本的に1日中、英語漬けのスケジュールとなっているため、語学留学では英語学習の成果が出やすいと言われています。
しかし、個人差はありますが、1週間~3ヵ月程度の期間が多い短期留学で、初心者が英語が堪能になるまで英語力を伸ばすのは、難しいのでご注意ください。
留学による英語力の伸びについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Q2.短期語学留学では、どんな国がメジャーなの?
A.カナダ、オーストラリア、フィリピンなどの国が人気です。
アメリカ、カナダ、イギリス、マルタ、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、フィリピンの8ヵ国が短期留学ではメジャーな国とされています。
それぞれの国の特徴を以下の図にまとめてみました。
- ヨーロッパ・欧米系の国
- 過ごしやすく、多様性の溢れる環境で英語を学べます。
しかし、滞在費や物価が高い傾向にあり、他エリアに比べて費用が多くかかってしまうこともあります。
- オセアニア系の国
- 自然豊かでゆったりとした環境で英語を学べます。
また、多くの留学生で賑わっており、ワーキングホリデーや学生ビザで滞在する人も多いです。
- アジア系の国
- マンツーマンスタイルのレッスンが多く、集中して英語を学べます。
全体的な費用が安いことも魅力です。
その中でも特にオススメの国は以下の3つです。
それぞれ詳しく、解説していきます。
2-1. 標準的な英語を多様性の溢れる環境で学びたい人はカナダ
≪主な特徴≫
■アメリカやイギリスと比べて割安
■「多文化主義」の社会
■英語とフランス語の両方が公用語
カナダへの留学費用は、フィジーやフィリピンと比べると安くはありません。しかし標準的な英語を学びたい場合、アメリカやイギリスと比べかなり割安です。
また多文化主義政策を導入していることもあり、カナダには200を超える民族が生活しています。様々な背景を持つ人たちに混ざりながら、グローバルな環境下で生活できるので、新しい価値観に気付けることが多いです。
治安が良い(世界6位※)、フランス語も学べる(英語もフランス語も公用語)という点も、カナダ留学の魅力を増している理由のひとつです。
※GLOBAL PEACE INDEX 2019年版調べ。日本は9位にランクイン
2-2. マンツーマンで英語を学びたい人にはフィリピン留学がオススメ
≪主な特徴≫
■低予算で留学が可能
■塾の合宿のように、短期間で英語を徹底的に学べる
■マンツーマンレッスンが多い
■学校によってはアジア諸国からの留学生が多く集まる
フィリピン留学は短期間で集中して、しっかり英語力を上げきりたいと思っている人にとってはベストな環境と言えます。
近年、金額的な安さからフィリピンへ英語を学びに留学する人が増えています。欧米やオセアニアへの留学とちょっと毛色が異なり、フィリピン留学は塾の合宿に近いイメージです。
通常、欧米やオセアニアへ語学留学に行くと、朝から語学学校で授業がありますが、お昼くらいに授業は終わってしまいます。その後は友人と遊びに行ったり自習をしたりする形になり、週末もオフになるケースがほとんどです。
しかしフィリピン留学では、朝から夕方まで授業があり、夕食後も遊びに行くより予習や復習に時間を充てるケースが多いです。土日はオフになることが多いですが、2週間など短期で留学をしている人たちは、土日を勉強時間に充てているケースもあります。
授業のスタイルもマンツーマンになることが多く、短期間でしっかり英語力を上げたい人にとっては、フィリピン留学がオススメです。
■フィリピン短期留学の1日のスケジュール |
2-3. 学習環境を優先するならフィジーがオススメ
≪主な特徴≫
■低予算で留学が可能
■良い環境の中で比較的のんびりとした留学生活が送れる
■グループレッスンが多い
■留学生の多くは日本人
フィリピン留学のように朝から晩まで英語の勉強はしたくない、だけど低予算で英語圏に留学に行きたいと思った場合、フィジー(オーストラリアの東に位置)がオススメです。
フィジー留学では午前中もしくは午後の早い時間に授業が終わり、週末もオフになるケースが多いので、どちらかというと欧米やオセアニアに近いイメージの留学を体験できます。
また欧米やオセアニアと比べ、居住費や生活費が割安であり、島国で海に囲まれていることから、気持ちの良い環境で学べることも人気の秘訣になっています。
■フィジーの語学学校の体験記 |
おすすめの留学先について、詳しくは以下の記事もご参考ください。
Q3.短期語学留学の費用はいくらくらいかかるの?
A.2週間程度の留学で20-40万円くらいかかります。
Q3では、Q2で紹介した主要8ヵ国の留学費用を期間別に比較してみました。
以下でそれぞれ詳しく、解説していきます。
3-1.2週間
※一般的な留学にかかる費用のほとんどを含んだ概算金額です。渡航費、学費、居住費、生活費、保険料・ビザ代等を含んでいます。
アメリカやイギリスは割高、フィジーやフィリピンは割安と言えると思います。
ただし2週間の短期留学の場合、全体の金額において渡航費の占める割合が多く、金額にそこまで大きな差がつかないのが実情です。
2週間留学の場合、初めて海外に行く人も多いかと思いますので、英語圏に関しては自分の憧れの国や行きたい国を優先して選んだ方が良いでしょう。
3-2.1ヵ月
※一般的な留学にかかる費用のほとんどを含んだ概算金額です。渡航費、学費、居住費、生活費、保険料・ビザ代等を含んでいます。
2週間と比べて1ヵ月間の留学になると、学費や居住費、生活費の全体に占める割合が増えていきます。アメリカやイギリスと比べて、カナダやニュージーランドでは総額費用で10万円程度安くなってきます。フィジーやフィリピンはそこからさらに5~15万円程度安く済む形になります。
3-3.3ヵ月
※一般的な留学にかかる費用のほとんどを含んだ概算金額です。渡航費、学費、居住費、生活費、保険料・ビザ代等を含んでいます。
3ヶ月という中期になってくると、物価の高さが合計費用に大きく響いてきます。特にアメリカやイギリスの物価は高いため、予算が限られている人は避けた方が無難でしょう。
留学にかかる費用について、詳しくはこちらをご覧ください。
Q4.短期留学は、留学先でどんなことができるの?
A、代表的なのは、語学留学です。それ以外にもインターンシップ(ビジネス研修)、ボランティアなどがあります。
短期留学には、主に3つのプログラムがあります。
(1)語学学習
(2)インターンシップ(ビジネス研修)
(3)ボランティア
※(2)インターンシップ(ビジネス研修)とは就業体験のことです。実際にその企業で働くことを体験する場として、企業が学生に対して提供する活動です。
留学に行く目的や目標に合わせて、自分にとって効果的なプログラムを選びましょう。
以上の3つのプログラムを踏まえて、大学生や社会人などのタイプ別にオススメのプログラムを詳しく解説していきます。
4-1.大学生
大学生は、(1)~(3)のどのプログラムでもオススメです。
自身の学年や留学の目的によって、どのプログラムを選ぶか決めましょう。
例えば、外資系企業の就職に向けて、英語のスキルをUPさせながらビジネスの経験も積みたい場合は、(2)インターンシップ(ビジネス研修)が良いでしょう。
4-2.高校生
高校生は、(1)語学学習か(3)ボランティアがオススメです。
なぜなら、語学学習によって英語力を向上させたり、ボランティアによって国際交流経験を積むことができるからです。
夏休みや春休みなど学校の休暇期間を利用して、留学に行く人が多いです。
また、同時にホームステイを経験することで異文化体験にもつながります。
4-3.社会人
社会人は、(1)語学学習がオススメです。
休みが取れなく、留学期間も短くなってしまいがちなので、短期間で濃い時間を過ごせる国や語学学校を選ぶと良いでしょう。
4-4. 小・中学生
小・中学生は、(1)語学学習がオススメです。
英語に触れながら、その国の文化や自然を体験できるアクティビティプランが用意されているような学校を選ぶと良いでしょう。
中学生であれば、現地の人と交流できるホームステイも検討できます。
小学生であれば、親と一緒に留学する親子留学などがオススメです。
Q5.語学留学は、短期と中・長期のどっちが良いの?
A.どちらが良いとは言い切れません。短期と中・長期それぞれメリット・デメリットがあります。
短期と中・長期の語学留学には、それぞれメリット・デメリットがあります。
以下でそのメリット・デメリットをまとめてみました。
以下では、短期語学留学のメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。
5-1.短期語学留学の3つのメリット
短期語学留学のメリットは、以下の3つです。
(1)全体的な費用を安く抑えられる
(2)「英語漬け」の環境を体験できる
(3)短期間で留学できる
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)全体的な費用を安く抑えられる
短期語学留学の大きなメリットは全体の費用を安く抑えられることです。
Q3で期間別に費用を紹介しましたが、安い国だと2週間で20-30万円くらいで行くことができます。
以下の図をご覧ください。
■英語圏(単位:万円)※赤く色付けしている国が比較的割安な国です。
※一般的な留学にかかる費用のほとんどを含んだ概算金額です。渡航費、学費、居住費、生活費、保険料・ビザ代等を含んでいます。
6ヵ月や1年の長期語学留学は、総額100万円を超えている国がほとんどですが、それに比べて2週間や1ヵ月の短期留学は、割安と言えます。
また、国と期間によっては、ビザも必要ない場合があるので、ビザの費用や事前の手続きを必要とせずに留学ができます。
(2)「英語漬け」の環境を体験できる
短期語学留学では手軽に英語漬けの生活を体感できます。
土日の休日を2回以上挟んだプランにできれば、休日に観光をすることができます。それにより、その国の文化、自然を体験でき、より深く理解することが可能です。
また、海外に興味がある方や長期語学留学の前の準備がしたい方にもオススメです。
(3)短期間で留学できる
1~2週間程度の短い期間でも留学に行けるため、時間のない社会人や学生でも長期休暇を利用して留学することができます。
5-2.短期語学留学の3つのデメリット
短期語学留学のデメリットは、以下の3つです。
(1)目標を持たないと得るものがなく終わってしまう
(2)大幅に英語力をアップさせりには時間が足りない
(3)渡航費が高くつくことがある
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)目標を持たないと得るものがなく終わってしまう
短期語学留学では、限られた時間をいかに有効活用するかがポイントです。
自分がどんな目標を持っていて、留学先でどんなことを達成したいかを明確にしましょう。
目的意識が薄いと単なる旅行感覚の留学になってしまい、得られるものが少ないままで終わってしまいます。
(2)大幅に英語力をアップさせるには時間が足りない
英語は継続して学習することで身に付くものなので、英語力を劇的に向上させることは難しいでしょう。
短期語学留学で大幅に英語力をアップさせることを目的にして留学に行くと、想像と違ったと後悔することになりかねません。
大幅に英語力をアップさせることを目的とするのであれば長期語学留学を考えましょう。
(3)渡航費が高くつくことがある
短期語学留学は、確かに、全体的な金額は安く済みますが、金額の内訳を見ると渡航費の割合が高いことがわかります。
中・長期になるにつれて、渡航費の割合が安くなるため、何度も渡航費をかけて短期語学留学に行くよりも1回の中・長期の語学留学で済ませた方が良いでしょう。
短期留学にオススメの人とは?
比較的安価で留学に行くことができるため、
- ・海外に興味があり、人生で1度は海外留学に行ってみたい
- ・海外留学してみたいけど、英語力が不安だし、お金もない
- ・長期留学の前に英語をしっかりと学んでおきたい
といった方にとって短期語学留学はピッタリです。
短期間で海外での生活を味わえるだけでなく、英語も勉強できるため、価値のある経験となるでしょう。
留学で得られるメリット・デメリットについて、詳しくは以下の記事もご参考ください。
Q6.短期語学留学へ行くには、どのような手順を踏んで進めれば良いの?
A.まずは、重視することを決めましょう。その後、留学手配に移ります。
短期語学留学に行くには、以下の3ステップの手順で進めていきましょう。
それぞれ詳しく、解説していきます。
STEP1.何を重要視するかを考える(エリア、目的、予算)
留学先を決めるには、まず何を重要視するのか考えましょう。
行きたい国があるのか、英語の勉強をしたいのか、とにかく安く行きたいのか、
などによって選択できる国や場所が異なってきます。
この重要視することを考えるのがおろそかになってしまうと、Q5の短期留学のデメリットでも解説した通り、ただ時間だけが過ぎていって、得るものが少ない留学となってしまいます。
STEP2.留学する国や予算を決める
重要視することが決まったら、留学先を決めましょう。
「エリアと目的と予算」が決まっていれば、大体の留学先を絞り込むことができます。
STEP3.留学の手配方法を決める
留学方法は、以下の3種類です。
それぞれ詳しく、解説していきます。
(1)留学エージェントを利用する
留学エージェントは、留学先を絞り込む上で、決めきれなかった人や語学力に不安がある人にオススメです。
- 留学エージェントとは
- 留学支援やサポートを行うサービスを提供している民間企業のことです。
■留学エージェント例
・EF Education First Japan
・Last Resort
留学エージェントは留学のプロなので、相談しながら、国や学校、プランを決めることができます。多くの留学生の相談に乗っており、留学生の悩みについても詳しいので、頼りになります。
申し込みなどの手続きも留学エージェントを通して行うので、自分で手配するより断然手間がかかりません。
それぞれの留学エージェントによって相談料や手配料などの有無が異なります。
自分にとって留学エージェントのサービスやサポートが必要か?相談料を払う価値があるか?で判断するようにしましょう。
また、留学エージェントの中には、ボランティアやインターンシップ、おけいこ留学のプログラムを申し込むことができるところもあります。
(2)個人で手配する
語学学校などへ直接留学の申し込みを行います。
申し込みの際には、日本語ではなく、英語でやり取りを行わなければいけない場合もあるため、ある程度の語学力が必要です。
航空券の手配や現地の語学学校までの移動などを自分自身で行うため、旅慣れている人にオススメです。
留学の日程調整が容易に行えること、フライトの日程調整をして語学学校に入学する前後に自由に個人旅行ができることなどがメリットとして挙げられます。
不安の大きい人は、無料で相談できる留学エージェントで話を聞いた上で、自分で手配をするのか判断しても良いでしょう。
(3)学校のプログラムに参加する
大学や専門学校が主催しているプログラムに参加することもできます。
どの学校も長年継続的に実施しているケースが多いため、歴史もあり、安心して留学に行くことができます。
例えば、当ブログを運営している神田外語学院でも、1ヵ月の短期留学やインターンシップ、ビジネス研修が行える留学プログラムなど取り揃えています。
Q7.実際に短期語学留学に行った人の体験談が知りたい!
A.短期留学を経験して英語力の向上はもちろん、たくさんの出会いの中で新しい価値観に触れ、自身の視野が広がりました。
当ブログを運営する神田外語学院在学中に1ヵ月間イギリス留学を経験した学生に体験談を聞いてみました。
<実際に短期留学を経験した学生の声> 深井 里菜 新潟県立柏崎常盤高校出身 |
【2019年春休みに1ヵ月間イギリス ドーセット州 ボーンマスに留学】
■語学学校:Westbourne Academy
期間:2019年3月13日(水)~4月7日(日)
短期留学で英語漬けの環境に身を置くことで英語力が上がったと実感しています。TOEIC🄬の点数ももちろん上がりましたが、1番感じられたのはスピーキングです。授業以外の生活の中でも積極的に英語を使うようにしたことで、留学の終盤には自信を持って自分の意見を伝えられるようになっていました。
実際にホストマザーにも「上手になったね。」と褒められたことは、とても嬉しかったです。
Q.留学の目的やきっかけは何ですか?
もともと英語が好きで、留学をしてみたいという思いが強くありました。神田外語学院の授業内で外国人の先生と会話をする機会は多いですが、日本人がいない環境で自身の英語力を試したいと思っていました。海外の友人を作ってみたかったことも理由のひとつです。
Q.留学を通じて得たものはなんですか?
短期留学では、英語力が向上したこと、海外の友人ができたこと、異文化を体験できたことなどたくさんの得るものがありました。その中でも特に大きかったのは、自分自身の視野が広がったことです。
きっかけは、語学学校の授業の中で、自分の国の法律に関して話す授業があったことです。クラスメイトの外国人留学生はどんな法律があるのかなど詳しく話せていましたが、私は日本の法律について自信を持って話すことができませんでした。
その経験から長年暮らしてきた日本でも知らないことがたくさんあることに気付き、色々なことを知りたいと思いました。そう気付けたことで日本に帰ってから、もっとたくさんのことを学びたいと思えるようになりました。
大学編入学志望だった私は、英語力を活かして経済、経営、国際関係、法律などさまざまな分野が学べる学部を選び、無事に合格することができました。留学の経験が将来の進路選択にも繋がったので、留学に行って良かったと思っています。
Q.学校の短期留学プランを選んだ決め手はなんですか?
初めての海外留学だったため、安心・安全に留学ができる学校主催の短期留学を選びました。留学の説明会は、昼休みや放課後に行われ空き時間に参加できるため、勉学の合間を縫って留学の準備ができました。また、神田外語学院で40年以上の実績を誇るプログラムで信頼できたことや先生からおすすめされたことも選ぶ決め手になりました。
Q.放課後や休日は何をして過ごしていましたか?
現地の語学学校が主催していたアクティビティに参加していました。ボーリング大会やゲーム大会、各国の料理が楽しめるパーティーなどで海外の留学生と交流しました。参加費はかかりましたが、積極的に参加し、友人作りや英会話の上達に努めました。
その他にもドイツ人やコロンビア人のクラスメイトと共に、海辺のカフェに行ったり、和食を食べに行ったり、充実した留学生活を送っていました。
Q.留学中に大変だったことは何ですか?
自身の意識を変えることに苦労しました。留学をしてはじめの1週間は、自分から英語を使って積極的に話しかけにいけず、クラスの日本人と一緒に過ごしていました。英語を使うのも授業内と帰宅後のホストファミリーとの会話のみでした。しかし、せっかく留学に来たので後悔はしたくないと思い、翌週からクラスメイトだけでなく、休み時間にクラス外の留学生にも積極的に英語で話かけるようにしました。積極的に自ら行動する大切さを痛感した体験でした。
Q.最後にこれから留学を考えている人へのアドバイスをお願いします。
まずは、目的を持って留学をしてください。英語力を向上させたいでも、私の様に海外の友人を作りたいでもなんでも良いです。その目標に向かって留学中は、積極的に行動してください。
また、留学中でしかできないことをやることもおすすめです。私は、留学期間中だけ続けられることとして英語で日記を書いていました。短期留学は期間が短いため、自分から意識を変えないとただの楽しい旅行で終わってしまいます。さまざまな人と交流し、さまざまな経験をしてください。もちろん、観光もして留学生活を充実したものにしてくだいさいね。
Q8.ただの短期語学留学で終わらせないで、更に英語力を伸ばすにはどうすれば良いの?
A.英語力を伸ばすなら外国語専門学校がオススメです。在学中に学校の休暇期間を利用して、語学留学に行くことも可能です。
数ある外国語専門学校の中でも、当ブログを運営している東京の専門学校「神田外語学院」なら、「留学も経験したい」「英語力も伸ばしたい」と考えている方にとってオススメです。
以下で詳しく、解説していきます。
学校に在籍中に学校の休暇期間を利用して、語学留学に行く
神田外語学院には、2年間学校に通うことで基本的な英語力も向上させるとともに、学校の休暇期間にさまざまな研修プログラムに参加することができます。
その短期研修プログラムは、大きく分けて4つあります。
(1)語学研修(学校主催)
(2)語学研修(個人手配)
(3)ビジネス研修
(4)ボランティア
それぞれ詳しく、解説していきます。
(1)語学研修(学校主催)
夏季アイルランド研修と春季イギリス研修は、神田外語学院が企画・主催する海外語学研修制度で、40年以上の実績を誇るプログラムです。団体で渡航・帰国するため、初めての留学でも安心して留学することができます。
■研修例
・夏季アイルランド研修
・春季イギリス研修
・韓国研修 ※期間を問わず現在は全面的に個人手配となっています。
(2)語学研修(個人手配)
学生一人ひとりが、留学先や期間(学校の休暇期間内または卒業後)を自由に決めて、個人で語学研修へ行くことができる制度です。
留学カウンセラーと一緒にあなただけのオリジナル留学プランを作成できます。
(3)ビジネス研修
海外で、それぞれが志望する職業体験をすることができます。それぞれ神田外語学院の職員が引率します。
■研修例
・ニューヨーク短期アントレプレナーシップ研修
・フランス研修
・ベトナム研修
・タイ研修
・スリランカ研修
・ホノルル研修
(4)ボランティア
ボランティア団体協力のもと行われる神田外語学院主催の団体参加型のプログラムです。身に付けた語学力を活かし、海外でボランティアを経験できます。
■研修例
・ニューヨークボランティア研修
\神田外語学院の“リアル”を体験!/
\2分で簡単!/
≫神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。短期語学留学について、お分かりいただけたかと思います。
最後に本記事で解説した内容をまとめとして、「8個のよくある質問」を再掲載します。
Q1.短期語学留学でも英語力は伸びるの?
A.個人差はありますが、英語力は伸びます。
Q2.短期語学留学では、どんな国がメジャーなの?
A.カナダ、オーストラリア、フィリピンなどの国が人気です。
Q3.短期語学留学の費用はいくらくらいかかるの?
A.2週間程度の留学で20-40万円くらいかかります。
Q4.短期留学は、留学先でどんなことができるの?
A.代表的なのは、語学留学です。それ以外にもインターンシップ、ボランティア、ビジネス研修などがあります。
Q5.語学留学は、短期と中・長期どっちが良いの?
A.どちらが良いとは言い切れません。短期と中・長期それぞれメリット・デメリットがあります。
Q6.短期語学留学へ行くには、どのような手順を踏んで進めれば良いの?
A.まずは、重視することを決めましょう。その後、留学手配に移ります。
Q7.実際に短期語学留学に行った人の体験談が知りたい!
A.短期留学を経験して、英語力の向上はもちろん、たくさんの出会いの中で新しい価値観に触れ、自身の視野が広がりました。
Q8.ただの短期語学留学で終わらせないで、英語力を上げきるにはどうすれば良いの?
A.英語力を伸ばすなら外国語専門学校がオススメです。長期休暇を利用して、短期語学留学に行くことも可能です。
皆さんにとって素敵な経験ができる、短期留学になることを祈っています。