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英語力0でも大丈夫?留学前に必要なリアルな英語力を一覧表で解説!

留学 海外

「留学に行くのにどれくらい英語力が必要なの?」
「留学に行ったら本当に英語力は伸びるの?」

そのように感じている方も多いのではないでしょうか。

実際、当ブログを運営する専門学校 神田外語学院の学生からも、上記のような不安の声を聞くことが多いです。

グローバル志向が高まる中、留学に行きたいと思っている人は増えていると思いますが、留学に行く際にどれくらいの英語力が事前に必要なのか気になる所ですよね。
また留学に行ったとしても、英語力は大して伸びずに終わってしまうのではないか?と不安に思っている人もいると思います。

今回はそんな疑問をすっきり解消できるよう、留学に必要とされる英語力と留学後の英語力の伸び率について、徹底的に解説していきます!

≫お勧めの留学先で悩んでいる方には以下の記事もお勧めです。

語学留学先に悩んでいる人必見!本当におすすめの8ヵ国とその特徴

目次

1.留学に必要な英語力とは

1-1.そもそも英語力はなくても留学できる!

おそらく「英語力が足りなくて全くついていけなかったらどうしよう・・・」と心配されている方も多いかと思いますが、英語力がなくても留学は可能です!

語学学校に入学する場合、入学前にレベル別でクラス分けをされるので、自分のレベルに合ったクラスで勉強することができます。こちらも中学校レベルの英語力があれば、全くついていけないということはないはずです。そもそも英語力がなくて、それを磨くために留学に行くのですから、英語力のなさを心配する必要はありません。

一人での海外渡航になりますが、乗り継ぎがない直行便の飛行機を使えばまず困ることはありませんし、現地の空港から学校や宿泊先などまで送迎のサポートしてくれる留学エージェントもありますので、心配は不要です。

入国する時に「どれくらい滞在するのか」、「何の目的で来たのか」など、入国管理官に聞かれることはあると思いますが、「3weeks」や「to study」などの範囲で答えられれば問題ありません。繰り返しになりますが、中学校レベルの英語で十分対応可能です。

1-2.海外の大学やコミュニティカレッジなどに進学する場合は必要

ではなぜ「留学には英語力が必要」という話を耳にするのでしょうか。その理由は、海外の大学やコミュニティカレッジなどに進学する場合は、入学前にある程度の英語力が必要になるからです。

例えばアメリカの大学に進学する場合、入学時にTOEFL® iBTというテストで61点以上(英検2級程度)のスコアを求められることが多いです。

これは目的が「英語を学ぶこと」ではなく、「海外の大学で学問を修めること」だからです。英語力はある程度あり、授業が理解できる前提で話が進みますので、この場合は英語力が必要になるでしょう。(ただし後述しますが、一旦語学学校で英語力を磨いてから海外大学に進学できるケースもあります)

≫海外大学へ進学するメリットについては以下の記事をご覧ください。

ひと目でわかる!海外大学進学6つのメリット【デメリット解消法も】

2.留学タイプ別 求められる英語力とは

まずは以下の表をご覧ください。留学タイプ別に必要な英語力をまとめています。

留学 必要な英語力

※英検2級Aとは(公益財団法人 日本英語検定協会のHPより引用)
2016年度から、実用英語技能検定の「2級A」の認定基準を、英検CSEスコアで示します。「2級A」とは、2級に合格し、4技能合計CSEスコアが2150点以上の方に与えられる資格です。

2-1.大学生・専門学校生向け語学留学(短期・長期)

≪特別な英語力は不要≫

前述の通り、特別な英語力は不要です。ただ海外にいられる時間には限りがありますので、英単語力や読解力を留学前に上げておくに越したことはありません。

2-2.4年制大学への進学

≪TOEFL®iBT61(英検2級A~準1級程度)以上≫

ただし上記は最低限のレベルであり、大学のレベルによってはTOEFL®iBT71以上やTOEFL®iBT79以上など、英検準1級より上のレベルを求められるケースもあるため、選択肢を広げる意味でもスコアは高いに越したことはありません。

※英語力が不足していても、現地の語学学校などで英語を学ぶことを条件に入学を許可される「条件付き入学」ができる大学もあります。

※英検のレベル換算は文部科学省作成「大学入学共通テスト実施方針」に記載の資料を参照しています。本学が難易度を保証するものではありません。

2-3.2年制大学(コミュニティカレッジ)への進学

≪TOEFL®iBT45(英検2級A程度)以上≫
※上記は最低限レベル

◆コミュニティカレッジとは?
日本の短期大学と同様に2年制をとっていますが、基本的に公立であり、そのコミュニティ(地域)の人にできるだけ安価で大学教育と職業訓練を提供するのがコミュニティカレッジの主な役割です。

学費が比較的安価で、入学難易度も低めであることが特徴で、コミュニティカレッジを卒業後、4年制大学に編入学できるという点もポイントです。
(参考)アメリカ大学ランキング

2-4.専門学校への留学

≪TOEFL®iBT45(英検2級A程度)以上≫

英語で授業を受けるため、授業内容を理解できる程度の英語力は要求されます。語学力に不安がある場合、入学前に提携している語学学校に通ってから専門学校に参加できるコースもあります。

ビジネス、ホスピタリティ、ファッションなど様々なカテゴリーの専門分野を学ぶことができます。

2-5.高校生留学(中・長期)

≪英検3級~準2級程度≫

多くのケースでそこまで高い英語力は求められません。中学レベルの英語力に加え、ご自身の学年レベルの英語力が身についていれば問題ないでしょう。むしろ英語力よりも行くタイミングや費用についての心配の方が多いかも知れません。

特にタイミングに関して、高校3年生になってから中・長期の留学に行くことは、帰国後の進路選択という面を考えると事実上難しい面が多く、1年生の時か2年生の時に絞られてくると思いますが、復学後の進路も視野に入れてご自身にとってベストな学年・タイミングを選ぶことをお勧めします。

2-6.小・中・高校生の短期留学

≪特別な英語力は不要≫

海外の語学学校が小・中・高校生向けに開催する短期プログラムなどに参加します。勉強だけでなく、ホームステイやアクティビティを通じて英語を学んでいきます。

2-7.ワーキングホリデー

≪特別な英語力は不要≫

特別な英語力は不要ですが、当然のことながら低い英語力より高い英語力があった方が良い仕事を見つけやすくなります。

 

3.留学に行くと、英語力は伸びるのか?

3-1.留学に行くと英語力は伸びる

100%ではありませんが、英語力は伸びます。なぜなら英語を実践的に使える環境にいることで常にアクティブラーニングができる環境にあるからです。

ラーニングピラミッドという図をご存知でしょうか。アメリカの「National Training Laboratories」が発表した学習定着率についての図なのですが、以下のように学習スタイルによって学習内容の定着率が異なるそうです。

ラーニングピラミッド

 

この中で下から二段目にあたる「自ら体験する」という機会が、海外にいると特に増えます。日本にいるとなかなか自ら英語を自発的に体験する機会が少ないと思います。

例えば日本にいても学校で英語の授業を受ける(講義)、英語が話されているシーンを見る(実演を見る)、ということはあると思いますが、グループ討論をする、自ら英語を話す、という機会は少ないと思います。

もちろん語学の学校にいればそれらを経験することはありますが、海外の街中や生活空間でコミュニケーションする相手は、学校の先生ほど話し手の意図を汲んでくれるかわかりませんし、なまりがあったり正確な英語ではなかったりする場合もあるので、「どうしたら伝わるだろうか」と臨機応変に考えながら対応していく必要が出てきます。

そういった「自ら考えながら体験する」という過程を、海外であれば毎日経験できるので、必然的に英語の学習定着率が上がっていくと言えます。

3-2.2ヶ月の留学でTOEIC®平均47点UP

神田外語学院で2カ月留学に行った学生のTOEIC®スコアを比較してみました。

【スケジュール】
(1)2018年11月29日 TOEIC®受験
(2)2019年1月10日 イギリス留学へ出発
(3)2019年3月10日 イギリス留学から帰国
(4)2019年3月18日 TOEIC®受験

留学  前後 英語力 TOEIC※Lはリスニング、Rはリーディングを示します。

平均で47点、最大で225点UPしています。残念ながら個々人の努力の差もあるので総合点が上がらなかった人もいますが、リスニングの点数は概ね伸びています。

3-3.英語ができなかった人でも実際に留学で英語力は伸びている

ここで実際に英語力がほとんどない状態で、カナダに1年強、語学留学をしたSさんに体験談を聞いてみましょう。

英語 できない 留学

カナダに1年強語学留学をしたSさん

留学前の英語力はどれくらいでしたか?またどれくらい伸びましたか?

TOEIC®でいうと250点くらいでした。正直ほとんど英語は分かりませんでしたね(笑)
帰国後に英語のテストを受けていないので、正確なスコアは分かりませんが、帰国後は英語力を買われ、英語力が高いエグゼクティブ中心のヘッドハンティング業務に携わりました。

 

現在はさらにステップアップし、大手の人材紹介会社で、同じく英語を活かしてエグゼクティブ中心の人材紹介コンサルタントをしています。

それはすごいですね。でも面接で英語のスコアを提出する必要などはありませんでしたか?

そうですね、採用面接自体が英語で行われたので、そこに関しては面接で対応できていた範囲で問題なかったのかなと思います。スコアが高くても話せない人もいますので。

なるほど。では留学についてですが、英語力がない状態で留学して、実際どうでした?

結論から言うと、楽観的な性格もあるかも知れませんが、私はそこまで問題を感じませんでした。

もちろん最初にカナダに到着して、空港までのお迎えは必要でしたし、授業に行けば教科書を見ても分からない単語ばかりでしたので、大変は大変でしたが、どうにもならないという訳でもありませんでした。

そう感じられた大きな要因は、どんな所にあるでしょうか?

一番は「教えてくれる学校の先生が、全く英語を話せない留学生に慣れている」という所だと思います。私は大学附属の語学学校に通ったのですが、入学当初は一番下から2番目のクラスでした。

 

ただそれは1番下のクラスが私1名だったので、仕方なく人数合わせで2番目のクラスに統合されただけだったのです(笑)最初は緊張しましたが、語学学校の先生は英語ができない留学生は大体基礎から抜けていることを知っているので、適切な順番で教えてくれました。

留学に行く前の英語の勉強面で、「これはやっておけば良かった」と思ったことはありますか?

単語ですね。まず動詞と名詞は絶対にやっておいた方が良かったです。助動詞や形容詞は後から付け加えていくこともできるのですが、動詞と名詞が分からないと会話もできないです。

 

文法は現地の語学学校でも学べるので、私は人に教えてもらう方が理解のスピードが早かったです。単語は日本でやっても海外でやっても変わらないので、事前に準備しておくことに越したことはないと思います。

これから留学に行きたい人にアドバイスを!

留学してしばらく苦労していましたし、最初は単語をつなぎ合わせてどうにかコミュニケーションをとっている感じでした。でも段々と動詞・名詞のボキャブラリーが増え、文法が混ざるようになり、内容がちゃんとした「会話」になっていきました。

 

私は「勉強」は苦手で「覚える」というと抵抗感がある人間なのですが、留学中は覚えるということを意識しないまま、生活の中で自然と「覚えて」いきました。

 

ただ日本人と日本語が話せる環境にいると、ついつい日本語を話してしまうので、日本人が少ない環境の方がお勧めです!英語ができなかった私でも、仕事で英語をこなせるくらいになっているので、皆さんも大丈夫です頑張って下さい!

以上のSさんのインタビューのように、行った当初は大変ですが、どうにかなることが多いですし、実際に英語力の伸びを実感しているようです。今では英語をバリバリ活かして働いているSさんのようなキャリアを目指すことも可能になるでしょう。

 

4.現地で英語力を伸ばすにはどうすれば良いのか

4-1.英語力が伸びる人は日本語を話せる環境にいない

ただ英語力が伸びるとはいえ、留学に行って英語力が伸びる人と、伸びない人の違いも実はあります。まずはSさんのアドバイスのように日本語を話せない環境に身を置くことが重要でしょう。

理由としては前述のラーニングピラミッドにおいてアクティブラーニング部分に当たる経験が、少なくなってしまうからです。海外で日本語を聞くと安心しますし、意思疎通が簡単にできるので、ついつい日本人同士で一緒にいる時間を長く持ってしまったりしますが、思い切って英語漬けの環境を選択するようにすることをお勧めします。

せっかく留学に来ているのに、日本人同士で生活してしまうのはもったいないですね。留学中は特に、英会話でのトライ&エラーを多く積み重ねることに注力することで、成長率を上げていきましょう。

4-2.自分から動く意識が大事

またこれまでに1800名以上の留学希望者のカウンセリング実績を持つ、神田外語学院留学センターでも現地で英語力を伸ばすポイントを聞いてきました。

日本語を話さない環境にいることも重要ですが、もう1点重要なポイントがあります。それは自分から動く意識です。自ら動く意識がないと、海外では最初助けてくれる人もいませんし、現地での学びも少なくなってしまうからです。

海外にいると日本と違って初めは助けてくれる家族も友人もいない所からスタートになります。その時に、自分自身で積極的に他人に働きかけ、コミュニケーションをとり、新しいネットワークを構築していくことで、現地での学習環境をポジティブに変えていけます。

友人や周囲の環境からの学びも多くなり、自然と英語力も伸びていく傾向にあります。逆に受け身でいると、海外での生活が楽しいと思えず、英語力も伸びにくくなりますので、ぜひ自ら動くマインドを持って留学に臨んでみてください。(神田外語学院 留学センター 専任カウンセラー)

ぜひ参考にしてみてください。

4-3.留学前にも勉強はしておいた方が良い

また、現地で英語力を伸ばせるから、全く事前準備や勉強をしないで留学に行っても良いのだろうか?という気持ちも出てくると思います。

Sさんのインタビューの通り、留学に行けばある程度英語力を伸ばすことは可能です。ただSさんも話していた通り、「行く前にもっと単語をやっておけば、もっと簡単に話せるようになったのに」という面も真実のようです。

結局元の英語力がどれくらいあるかで、留学後に吸収できることは変わってきます。例えば留学先で外国人の友人ができたとします。その友人と話していて、「It is essential(それは不可欠だ)」という話が出てきた時に、自分が今まで暗記してきた英単語の「essential」を引き出しに持っているか持っていないかで、習得の度合いが違います。

例え暗記だとしても、知識として引き出しに持ち合わせていれば「こういうシーンで使うんだ」ということを文脈の中で理解することができ、今まで点と点でつながっていなかった知識を線で捉えることができるようになり、英語への理解を深めることができます。

では、留学前にどのような準備をしてくのが良いのでしょうか。次章で見ていきます。

 

5.日本で事前に準備して留学に臨む方法

5-1.海外大学進学であれば編入学がお勧め

海外の4年制大学に進学する場合、英語力をつけて一から大学受験に臨む方法もありますが、日本で2年間勉強してから海外大学の3年次に編入する方法もあります。

例えば神田外語学院には、日本で約2年間英語で海外大学の1・2年次に相当する単位を勉強・取得し、アメリカ等海外の4年制大学の3年次に編入学ができる「留学科 海外大学3年次編入コース」という学科・コースがあります。

費用面は4年間丸々留学に行くより比較的低コストで済みますし、英語力をつけてから留学できるという準備面でのメリットもあります。海外の大学に進学するのであれば、留学科がお勧めです。

この学科・コースのポイントは、以下の3点が挙げられます。

■ポイント1
留学先さながら授業が全て英語で行われるので、現地に行く前に英語や授業のペースに慣れることができます。

■ポイント2
英語だけを学ぶのではなく、海外の大学で入学後1~2年間で学ぶ一般教養科目(人文学・経済学・哲学など)を履修するため、海外大学を卒業するのに必要な単位の約2年分を日本で取得可能。

アメリカの大学卒業率は50%強ですが、留学科の学生は単位をしっかりとって留学するので、海外大学卒業率は93.7%と非常に高い割合です。

■ポイント3
現地での学びは2年間に集中できるので、4年制大学に最初から通うより、現地での生活費等は半分に抑えられます。

海外の大学に1年生から進学するよりメリットになる面も多いので、ぜひ選択肢の一つとして検討をお勧めします。

 

 

◆留学科のニュースはこちら

【海外大学3年次編入コース】ニューヨーク州立大学オールバニー校

【海外大学3年次編入コース】ニューヨーク市立大学ジョン ジェイ カレッジ オブ クリミナル ジャスティス

【海外大学3年次編入コース】ソールズベリー大学

【海外大学3年次編入コース】ニューヨーク市立大学スタテンアイランド校

【海外大学3年次編入コース】卒業生インタビュー(グロスモントカレッジ)

⇒留学科のニュース一覧はこちらから

 

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5-2.短~中期の留学前は英会話スクールが安心

通常の学校以外で英語を学ぶ、という話になると、真っ先に思い浮かぶのは「英会話スクール」ではないでしょうか。実際に留学準備向けのコースを用意している英会話スクールもたくさんありますし、実績も豊富なので安心でしょう。

ただし費用については、入会金や教材費で数万円がかかるケースや、コースも10万円以上で半年以上からと設定されている場合もあるので、留学に向けての予算も多く見積もる必要が出てきます。

あくまで留学が目的ですので、事前に通うのであれば費用のバランスを考えて通いたいですね。

5-3.独学は必ずベースに必要

留学前に独学しても、勉強の仕方が分からないので効果がないのでは?と思われる人もいるかも知れませんが、留学は魔法ではありません。留学したらすぐに「勉強の仕方」が分かり、ぐんぐん力が伸びていく訳でもないのです。留学前から学習習慣を身につけておくためにも、日本において独力で勉強をしておくことは重要です。

もし勉強の仕方が分からず、やる気が起きないという人がいれば、Sさんの話の通り単語(特に動詞・名詞から先に)を覚え続けることをお勧めします。

やり方により多少の違いはあるものの、単語を覚えるということは誰にとっても時間がかかる勉強です。単語を覚えることで学習習慣も磨かれますし、現地に行ったときに必ず自分の助けになりますし、取り組んでおくことに越したことはないでしょう。

その他、文法問題など日本語で構造を理解した上で取り組んだ方が理解しやすいものもあります。

5-4.留学前に不安を払拭したいのであれば、リスニングがお勧め

語学留学を考えている人で、それでもやっぱり心配・・・という方は、留学前にリスニングの力を磨いておくことをお勧めします。理由は現地で最初に使う力がリスニングだからです。

英語の力は一般的に以下の4つに分かれており、今回は留学前の不安を払拭することを目的に、緊急度と取り組みやすさを掛け合わせ、優先順位が高い技能を(1)~(4)の順で並べています。

(1)聞く(Listening)・・・現地到着後すぐ必要/日本でもある程度磨ける
(2)読む(Reading)・・・現地で学習を開始してから必要/日本でも磨ける
(3)話す(Speaking)・・・現地到着後すぐ必要/日本で磨きにくい
(4)書く(Writing)・・・現地で学習を開始してから必要/日本でも磨ける

もちろん(3)のスピーキングもすぐ使うので取り組んでおきたい所ですが、ご存じの通り日本において無料でスピーキング力を磨ける機会は少ないのが実情です。

相手の言っていることさえ分かればボディランゲージや筆談など、いくらでも伝える方法はあるので、まずはリスニング力を押さえることをお勧めします。

ただリスニングに関しては、留学前に完璧を求めるのはやめておくほうが無難です。理由はどれだけ日本の教材のリスニングCDを完璧にこなしても、現地に行って聞き取れないことも多々あるからです。

日本語でも住んでいる地域や年齢ごとに訛りや方言があるように、海外でも人それぞれに訛りや方言があり、リスニングCDのように綺麗にはっきり発音をしてくれるケースばかりではありません。

リスニングやスピーキングという技能こそ、現地で磨くことに最も意味がある技能だと思いますので、日本で注力すること、現地で注力すること、と役割分担をしっかりしておくことも重要です。

5-5.留学後の成長率を上げたければリーディングがお勧め

留学後の成長率を上げたければ、(2)のリーディングもお勧めします。リーディングは日本でも十分に磨ける技術ですし、読むことで同時に磨かれていく単語力は、他の3技能を磨くにも心強い味方になってくれます。先ほどのSさんの体験談の通り特に単語力の有無は、留学後の会話力にも直結してくるようです。リーディングも出来る限り日本で準備をしていきたいですね。

 

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。留学に必要な英語力、そして留学前の事前準備についてお伝えできたのではないかと思います。最後に改めてまとめなおすと、大きなポイントは以下の3つです。

(1)英語力がなくても留学はできる!(ただし留学タイプによっては英語力が必要)
※必要な英語力は以下に再掲

留学 必要な英語力

(2)留学に行ったら英語力は伸びる!
神田外語学院の学生10人は、2ヶ月の留学でTOEIC®の点数が平均47点伸びました。また英語力がほとんどなかった人も、留学で英語力を伸ばし、今では大手の人材紹介会社で英語を活かしながら、エグゼクティブ中心の人材紹介コンサルタントになっています。

(3)留学前に日本で準備しておくことも大切!
単語力やリーディング力を上げるのは十分に日本でも可能です。留学に行ってからの学びをより実践的な時間に費やせるように、特に単語や文法など知識ベースの習得は事前に済ませておくのがお勧めです。
事前に日本で準備する方法もいくつかありますので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。

もし留学の費用について気になることがあるという人は、以下の記事もあわせて読んでみてください

≫12ヵ国の費用を徹底比較!最も安い自分に合った語学留学先の選び方

皆さんの進路選択で「Best Route」が見つかることを祈っています!

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  • 学校で具体的には
    どんな授業を学ぶの?
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学校選びをしていると色々気になりますよね。

神田外語学院ではそんな気になる情報をすべて1冊の入学案内書にまとめています。

学校を選ぶということは、ここから数年の自分の人生を決めるということ。重要な選択になるので、迷いなく進路を選択するためにも、情報をしっかり集めておきたいところです。

■学科別に受講する授業を細かく解説
■先輩インタビュー 進路選択のリアルストーリー
■海外・国内の研修/インターンシップ紹介
■就職・大学編入学の実績一覧
■学費詳細/奨学金とローン案内/入試概要

神田外語学院

など、この一冊だけで神田外語学院のことが簡単に理解できます。
また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

【学校雰囲気・先輩の生の声・カリキュラムなど丸わかり!】
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