第5回 語学は相手を知るために必要なツール

“グローバル人材”と聞いて、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか?

「海外でバリバリ仕事をしている人」「語学堪能で何カ国語も話せる人」など、いろいろな人材像や情景があると思います。私自身、大手英会話スクールとオンライン英会話の現場で10年以上、個人のお客様や企業様の英語研修を担当してきましたが、経験上、共通の特徴があると感じています。

それは、 “グローバル人材=語学力を駆使して、文化背景の異なる多様の人たちと意見交換、相互理解を通じて相手との信頼関係を築くことができる人”です。

海外では、仕事上でも、日常生活でも、自らの意見を求められることが普通です。「政治のことについて意見を求められたけど、こんなこと言っていいのかな…」「つまらない意見だと思われると嫌だから黙っておこう…」外国人と話をしていて感じたことはないでしょうか。

こういう場合、相手は決して高度な意見や正解を期待しているわけではありません。あなた個人として「どんな考え方をするのか」「どのような価値観を持っているのか」を知り、理解しようと思っているのです。こうした問いかけに「何も言わない」「意見も持っていない」ことは、「何も考えていないこと」と同等と思われるため、信頼を得ることが非常に難しくなります。

日頃から日本や世界に関する文化や時事問題について関心を持ち、自らの意見を発信することで、自分の人となりを理解してもらい信頼を築きあげることが大切です。

こうしたツールとして、英語や外国語を習得することは必要不可欠です。相手に自分の意見を適切かつ過不足なく伝え、理解されるようになれば、話すことがもっと楽しくなります。さらに、世界の人たちとのコミュニケーションを通じて、さまざまな考え方や新しい視点に巡り合うことが、自身の成長にもつながっていくのではないでしょうか。

私自身は、本年より、神田外語キャリアカレッジに入職いたしましたが、語学教育の専門機関である神田外語グループ全体の知見やノウハウに触れることに日々ワクワクしています。企業、社員の皆様に日々の業務にお役立ていただける英語、語学研修は勿論のこと、異文化コミュニケーションできる楽しさもぜひ体験していただければと思っています。