事例紹介

入社前にビジネス日本語力を強化

安藤ハザマ 様

実施背景

  • 海外からの技術系の大学院留学生を新卒社員として採用。日本語レベルは、日本語能力試験N1~2レベル程度と高いものの、研究や専門用語に関するものが中心で、一般的な話す力に課題があったこと
  • 入社後の他の新入社員との合同新入社員研修や配属先でのコミュニケーションの円滑化を必要としていたこと

導入成果

  • 「敬語」を正しく使えるビジネスパーソンにふさわしい日本語力の習得
  • 専門・技術用語中心のコミュニケーションから、ビジネスシーン全般における話す力の強化
  • 実践的な演習により新入社員研修や配属時の不安を解消

成功要因

  • 個々の課題やニーズに対応したプライベートレッスン形式で実施。レベルや居住地域により当校への通学やオンラインで受講
  • 専門の「建築・土木」関連の記事を使用し、読解→話す力へ転換
  • 「ビジネス会話」「敬語」「ビジネスメール」の教材の演習により実践力を強化
導入企業様情報

土木建築その他工事の調査、測量、企画、設計、施工、監理 他
アジアを中心に世界20カ国で事業を展開

導入プログラム

研修プログラム
新卒外国籍内定者日本語研修

研修項目

  • ビジネス語彙と表現/敬語
  • ビジネス会話/ビジネスメールの書き方
  • 「業界の今を知ろう」(建築・設計関連トピックについて話す) 等

お客様の声

人事部人材開発グループ 笠原 圭悟 様

Q. 貴社が現在、また将来的に外国籍社員に期待されていること、役割は何でしょうか。

国籍によって求めるものに違いはありません。日本国内での活躍の他、国内で経験を積んだ上で当社の海外事業を担ってくれることにも期待しています。

Q. 日本語研修を実施されている目的、ゴールは何でしょうか。

外国籍の内定者(日本語能力試験N2保有レベル)が、入社後の長期新入社員研修の内容を無理なく理解できること、また研修後、国内事業所へのスムーズな配属が可能となるよう支援しています。日本人とほぼ同じように日本語でコミュニケーションがとれるレベル(目安として日本語能力試験N1レベル)を目標としています。

Q. 研修終了後、受講生が仕事をされる中でどんな効果がありましたか?

本研修後、外国籍社員は他の新入社員と一緒に5か月間の新入社員研修に参加します。
開始当初はたどたどしさもあるものの、貴校の研修で培った日本語を学ぶ姿勢を活かし、理解が難しい場合も他の受講者や講師に積極的に質問できるようになっています。5か月間の新入社員研修後には、日本語研修を受講した外国籍社員4名全員がN1合格を果たしました。入社前の貴校での日本語研修において学習サイクルが身に付いていたことが寄与していると思われます。

Q. 当校の研修をご利用いただいている理由をお聞かせください。

講師陣のみならず、スタッフの方々も受講者と気軽にコミュニケーションをとっていただくなど、受講者にとって学びやすい環境づくりが徹底されているように思います。また、プライベートレッスンで各人の苦手な分野を重点的に指導していただくことで、受講後のアセスメントテストで確実な成績の向上が認められていることも理由です。

人事部人材開発グループ 笠原 圭悟 様

担当講師からのメッセージ

教務コーディネーター(日本語担当) 酒井 祥子

Q. 研修前の日本語力についてどんな課題がありましたか?

日本語能力試験N2に合格されていたこと、また建築、土木の研究分野の読解等高いレベルにいらっしゃいましたが、スピーキングに関しては、専門以外の語彙も不足していたり言い回しもカジュアルでビジネス日本語の基本となる敬語の理解が不十分でした。出身国による発音のクセも多々見られます。このあたりの課題を事前のアセスメントで個別にしっかり確認し準備しました。

Q. 実際のクラスの指導の中で気をつけたことは?

職場でのコミュニケーションで「躓かない」ことを念頭に指導しています。例えば、日本文化独特の「ウチとソト」の使い分けやクッション言葉、日本人の仕事に対する姿勢や厳しさについてです。配属後に「こんなはずではなかった」ということがないよう大切なポイントをしっかり理解してもらうよう指導しています。

Q. 受講後どんな成果、効果がありましたか?

内定決定から入社前までの限られた時間ですが、明らかな効果として会話のテンポやレスポンス、発音がよくなっていることです。話し慣れることで声も大きくなり日本人からも違和感のないコミュニケーションができるようになっているのではないでしょうか。