社員に英語学習を継続させたい!モチベーションアップの方法は?

社員に英語学習を継続させたい!モチベーションアップの方法は?

多くの企業でグローバル人材の需要が高まるなか、英語研修の在り方についてお悩みの人事担当者も少なくないのではないでしょうか。社員に英語学習を継続してもらいたいけれど、なかなかうまくいかない……。そんなときには、学習の意欲が下がる原因をいま一度見直してみる必要があるかもしれません。今回は、企業における社員の英語学習について、モチベーションが下がる原因や、学習継続を促すためにはどんな学習・研修が効果的なのかを考察します。

英語学習のモチベーションが下がる原因は?

そもそもなぜ社員の英語学習のモチベーションが下がってしまうのでしょうか?人によってあるいは会社によってその原因は異なりますが、一般的に、次のようなことが考えられます。

今すぐ英語が必要というわけではない

「今は英語を使う部署に所属していないから、学習の必要性があまり感じられない」というのが、英語に対する学習意欲が湧かなくなる大きな原因のひとつです。いつか必要になるかもしれないと分かってはいても、つい学習を先延ばしにしてしまうという心理状態です。

目標がはっきりしない

英語を使わない部署に所属している社員の場合、「何を目標に英語を勉強したらよいか分からない」という理由が考えられます。この場合、「将来、英語を使う部署に移る可能性がある」ということを社員自身が理解していたとしても、どのくらいの到達度を目指したらよいか分からないため、モチベーションを保つのが難しいと感じてしまうようです。

研修や教材が個々の社員のレベルに合っていない

英語研修の内容や教材が、それぞれの社員のレベルとマッチしていない場合も、学習意欲が下がってしまう要因になります。簡単すぎると、「自分は英語学習に力を入れなくても大丈夫」と思ってしまい、逆に難しすぎると、「自分には無理だ」と挫折してしまうことがあるようです。あるいは、最初は無理に高いレベルについていこうとしても、勉強に疲れてしまって、結局学習をやめてしまうといったパターンも考えられます。

スコアばかりが重視されている

例えば、会社側で「○○の英語テストで700点」といった目標を設定する場合がありますが、それをクリアしても英語で会話できるようにはならない社員も少なくありません。そのため、学習に意味を感じられなくなってしまうことがあります。

勉強が楽しくない

教材や学習方法などが原因で、英語の学習を楽しいと感じられない場合があります。例えば、英文の読解やライティングが中心の教材のみで学習を進めていると、会話の実践力が身に付かなかったり、面白みを感じられなかったりすることもあるでしょう。また、独学が得意な社員もいれば、そうでない社員もいます。ひとりでコツコツと勉強を進めることに疲れてしまう人も少なくありません。

社員の英語学習のモチベーションを維持するには?

それでは、社員に英語学習のモチベーションを持ち続けてもらうには、どのようにすればよいのでしょうか? 一般的な対策として、次のようなものが考えられます。

英語の必要性を説く

先述のように、「英語を使う部署に所属していない」といったことが原因で英語学習の必要性を感じられない場合があります。そうした場合、新人研修の際やほかの研修の機会などに、「将来英語が必要になったときに始めるのでは遅い」ということや「海外事業の拡大や経営のグローバル化によって海外との取引が増える可能性がある」、「どんな部署の社員でも、急な外国人客の来訪や外国人からのメールや電話に備える必要がある」など、それぞれの企業の実状に合わせて、英語の必要性を説くようにするとよいでしょう。

目標を伝える

何かを学ぶ際には、目標がはっきりしないと意欲を保つのが難しいものです。特に、ビジネス英語を学ぶ際には、会社側が想定している目標が分からないと、社員はどう学習すべきか迷ってしまいます。会社側から英語の研修や学習の目的をはっきりと伝えて、社員の学習意欲を高める必要があるでしょう。例えば、「すべての社員が外国人に対する基本的な接客をできるようにするため」、「将来の英語でのミーティングに備えて、基本的な表現に慣れておくため」など、できるだけ具体的に目的を示すとともに、到達してほしいレベルを明確に示しておくのもおすすめです。必要に応じて到達度確認テストを行うなどして学習意欲を刺激するのも、効果が期待できます。

研修や教材のレベルを社員に合わせる

英語の研修や教材のレベルを、いま一度見直してみましょう。どの程度のレベルで、どのくらいの社員が挫折せずに学習意欲を保てそうでしょうか?理想は、それぞれの社員の英語力に合った研修や教材を用意する方法です。一人ひとりに細かく合わせるのが難しい場合は、レベルをいくつかに分けるといったように、可能な限りのカスタマイズを検討してみてください。もし英語の研修や教材をひとつのレベルに絞る必要がある場合は、社員の平均レベルより難しすぎたり、簡単すぎたりしないレベルに設定しましょう。

アクティブな研修や学習方法を取り入れる

英語の研修や学習の内容についても、見直してみてください。例えば、テストのスコアを重視しても英語でのコミュニケーション力が身に付かない場合は、実際に外国人講師や日本人のバイリンガル講師、外国人スタッフなどと会話ができるような研修を取り入れてみるのも一案です。また、社員が英語の学習を楽しく感じられないといった場合は、ロールプレイングやオンラインでの会話レッスンなど実践的な方法を取り入れると、英語学習の楽しさを感じてもらえることがあります。

英語学習の継続に必要なこと

それでは、英語の学習をさらに継続してもらうために企業ができることは何でしょうか?いくつかの方法を紹介します。

英語をマスターした自分の姿をイメージしてもらう

可能であれば、研修やOJTなどで、先輩社員が実際に英語を使用して仕事をしている姿を見てもらい、自分が英語をマスターしたときの姿を思い描いてもらうようにするとよいでしょう。それが難しい場合は、「英語を使って仕事をしている社員の動画を見せる」、「研修中に、仕事で英語を使っている先輩社員の話を聞ける機会を設ける」など、できるだけリアルなイメージが湧く方法を検討してみてください。

グループ単位の学習・研修などで刺激を与え合えるようにする

ひとりで学習していると行き詰まりを感じたり、刺激が足りなかったりすることがあります。適宜グループ学習や研修などを取り入れて、社員同士がお互いに刺激を与えられるようにするとよいでしょう。

弱点克服のためのフォローを行う

英語の学習を続けていると、どうしても自分ひとりの力では解決できない問題が出てくるものです。フォローアップ研修やレベルアップ研修などで、社員の悩みや弱点の克服を手助けするようにしましょう。

定期的にレベルチェックを実施する

社員の英語のレベルは時間がたつにつれてかなり上がることがあるため、時折レベルチェックを行うのがおすすめです。そのことを事前に社員に伝えておくと、学習意欲の刺激にもつながるでしょう。

まずは学習を継続できない原因を探ろう

英語学習のモチベーションを上げてもらうためには、まず学習を継続できない原因を探る必要があります。その理由に応じて今回紹介した対応策などを実施し、モチベーションアップにつなげるといいでしょう。ただし、そういった細やかなフォローをする時間のない担当者も多いと思います。
神田外語キャリアカレッジでは、実践的な英語力強化はもちろん、社員のモチベーションを維持するための学習方法も提案しています。他業種100社、10000件を超える研修実績があるので、企業ごとに英語学習方法をカスタマイズして、ご提案することが可能です。まずは、お気軽にご相談ください。

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参考: