業務に特化した完全カスタマイズ型プログラムで実務力アップ!– 国内老舗メーカーにおける選抜型英語研修
2025.10.31業種/対象者/人数
業 種:国内老舗メーカー
対象者:マーケティング部の選抜者
人数 :3名
研修の背景と導入の目的
ビジネス環境の多様化が進む中、英語力は単なるスキルではなく、成果を左右する重要な要素となりつつあります。しかし、日々の業務に追われながら、実際の業務に直結する「使える英語力」を身につけるのは容易ではありません。
今回ご紹介するのは、国内の老舗メーカー様における実践的英語力育成の導入事例です。1年間の完全カスタマイズ型英語研修を通じて、海外留学に頼らずとも社内の中核人材が国際業務に対応できる英語力を身につけることを目的にスタートしました。
プログラム概要
このプログラムはマーケティング部門から選抜された3名の社員様を対象に実施。週1回90分、全48回の対面グループレッスンを軸に、全12ヶ月を4つのフェーズに分けて進行しており、それぞれ異なる目的・課題にフォーカスしながら、段階的に英語力を伸ばす構成です。
~フェーズ分割型の英語研修~
フェーズ1:スピーキング力特化型研修でスピーキング力の向上
当校のスピーキング特化型「Hyperspeaing」を実施。反転学習を導入し、事前にインプットした内容を実際の会話でアウトプットする流れを取り入れることで学習効果を最大化。また、自律的に学ぶ姿勢や英語で発言するためのマインドセットも育成しました。
フェーズ2:業務に特化した英語力の習得
企業独自の業務内容に特化した教材を共同開発 – 商品説明や企画提案といった実際の業務に即したロールプレイを通じて、英語の4技能を総合的に強化します。業界特有の用語を押さえつつ、「相手に伝える力」を育むことに重点を置いています。
フェーズ3:発音力と実践力の向上
フェーズ2で習得した内容をベースに、発音や表現の正確性にフォーカス。スピーキングの説得力をさらに高めることで、国際的なコミュニケーションの場でも自信を持って対応できる力を養います。
フェーズ4:Total Meetingsで総仕上げ
最終フェーズでは英語での会議をシミュレーション。会議資料の作成からプレゼンテーション、質疑応答まで英語で実施します。目的は「英語で会議を開くこと」ではなく、「相手にわかりやすく伝える力」「臨機応変に対応する力」の定着です。これまでの学びの総仕上げとなります。
研修成果
このプログラムのもう一つの大きな特長は、高い柔軟性とカスタマイズ性です。各フェーズの修了時には、講師からのフィードバックと受講者面談を実施し、内容の調整や課題の見直しを随時行います。受講者一人ひとりの成長度や課題に応じてプログラム内容をカスタマイズしながら進行することで、受講者からは以下のフィードバックをいただきました。
- 「業務に直結する教材を作成いただけて良かった」
- 「講師が自分たちの業務内容や理解度を踏まえて説明してくれるので、納得感を持って学習を進められた」
実際に、研修後は英語を使って海外拠点とのやり取りや現地出張を担当するなど、実務での成果も生まれています。
セールス担当者からのコメント
英語研修の成果というと、一般的には「TOEICスコアの向上」が評価基準となることが多いですが、本プログラムはあくまで“業務で使える英語力”の習得を軸に設計されています。
フェーズごとに段階的にスキルを高め、実際のビジネスシーンを想定したカリキュラムを通じて、受講者が自信を持って英語で仕事ができる力を着実に身につけることができました。自社の業務や目的に合わせた英語教育を検討されている企業様は、ぜひ本導入事例を参考にしてみてください。
