業種/対象者/人数
業 種:食肉の輸入・生産・加工・販売までを一貫して手掛ける総合食品企業
対象者:新入社員
人数 :7名
研修の背景と導入の目的
同社は、食肉という国内需要の大きな分野を担う一方で、仕入れや取引において海外企業とのやり取りも発生する業種です。今後グローバル展開や国際的な取引機会がさらに増えることを見据え、英語でのコミュニケーション能力を新入社員のうちから養っておくことを目的に、ビジネス英語研修を導入されました。
また、この研修は単に語学力を高めるだけでなく、新入社員同士が親睦を深め、互いに助け合いながら学習を進める「共同の学びの場」としての役割も担っています。入社直後の不安や緊張が残る時期に、共通の課題に取り組むことで仲間意識を強める効果も期待されています。
プログラム概要
期 間
約10カ月(全35回)
レベル
初級者を中心に、基礎英語 + 初級ビジネス英語を学習
内容
1)日常的な会話表現からスタート
2)ビジネスメール、電話対応、社内外で使える実践的フレーズを段階的に習得
3)最終回に受講者全員が英語によるプレゼンテーションを実施。自己紹介・業務内容・今後の目標などを発表し、人事担当者や所属部署の上長から英語で質問を受ける形式で研修の集大成とする。
研修成果
本研修を終えたからといって、すぐに英語で業務を遂行できるわけではありません。しかし、学習への意識付けや自発的に継続学習に取り組む姿勢を身につけることができる点が大きな成果となります。実際に、過去の受講者からは「1年間じっくり学べたことは非常に有益であり、役に立っている」との声もいただいている。特に、基礎力を固めたうえで実際に英語を使って発表・質疑を経験できたことは、自信の醸成につながったとの評価をいただきました。
セールス担当者からのコメント
語学学習は、どうしても一人で継続するにはモチベーションの維持が難しいものです。しかし、新入社員全員で同じ研修に取り組むことで、仲間と助け合いながら前向きに学ぶことができ、有意義な研修となっています。初級レベルからのスタートですが、英語の基礎力を養い、ツールとして使うことに抵抗がなくなる段階まで成長しています。また、年度をかけて全員が一つの目標に向かって取り組む経験そのものが、新入社員研修の大きな意義であると考えています。
語学研修が単なるスキル習得にとどまらず、新入社員の成長や組織全体の一体感醸成に大きく寄与する事例となります。このようなプログラムを提供できることに私たちも大きなやりがいを感じています。今後も引き続き、質の高い学習環境を提供し、皆さまの成長をしっかりとサポートしてまいります。
