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ソフトウェアエンジニアが自分の専門分野を英語でプレゼン!Total Presentation

2025.09.09

業種/対象者/人数

業 種:メディア業界(ソフトウェア開発部門)

対象者:ソフトウェアエンジニア(中~上級レベルの英語スキルを持つ社員)

人 数:2名ずつのセミプライベート形式

研修の背景と導入の目的

ある大手メディア企業では、ソフトウェアエンジニアが自分の専門知識をグローバルな舞台で伝える能力を強化するために、「Total Presentation」研修を実施しています。特に、デジタルメディアのデータ活用や、AI技術を使ったシステム開発などの新しい技術領域において、エンジニアがその専門性を英語で発信する力が求められています。

研修の目的は、受講者が自分の開発したツールや技術的なプロジェクトを英語で論理的かつ効果的に伝えられるようになることです。プレゼンテーションのテーマはすべて、自分の専門に関連する内容で、例えば「デジタルメディアでのデータ活用」や「AIを活用したユーザーインタラクションシステム」など、受講者自身のプロジェクトに基づいたものになります。これにより、実際の業務に直結した形で英語プレゼンテーションのスキルを高めます。

プログラム概要

本研修はセミプライベート形式で実施され、2名ずつの受講者が参加します。最初の3回(各回90分)のみプライベートレッスンで日本人講師が担当し、受講者が自分のプレゼンテーションの骨組みを固めるためのレッスンを行います。この段階では、どのようなメッセージを伝えたいか、プレゼンの構成やストーリーテリングを重視し、各受講者に最適なプレゼンテーション内容を作り上げます。具体的なアプローチやプレゼン資料の作成についても丁寧にサポートされ、専門的な技術内容をどう分かりやすく伝えるかに焦点を当てます。

その後、残りのセッションはネイティブ講師にバトンタッチされ、約20時間超にわたる実践的なプレゼンテーションの練習が行われます。この段階では、発表内容を英語で流暢に伝えるためのスピーキング力を高めることが目的です。ネイティブ講師とのセッションでは、発音、イントネーション、自然な表現方法に加え、聴衆に与える印象を最大化する方法についても指導が行われます。

プレゼン資料の内容が確定するプロセスでは、受講者の上長も適宜、フィードバックを行い、プレゼン内容がより明確かつ効果的になるようサポートします。このプロセスにより、受講者のプレゼンテーションが社内の他の人にも共有されやすくなり、さらに改善の余地があれば上長の手直しが入ります。

最終回(最後の1時間)は、ファイナルプレゼンテーションとして、受講者が実際に自分のプレゼンを行い、その後、同僚や上長が参加する質疑応答セッションが行われます。これにより、実際のビジネスシーンを想定した質問応答の練習を行い、プレゼン後のディスカッション力を向上させることができます。

研修成果

この研修を通じて、以下の具体的な成果が報告されています。

  • 自分の専門的なプロジェクトやシステムを英語で効果的に伝えられるようになった
  • プレゼンテーション資料をよりインパクトのある形で作成できるようになった
  • 英語でのプレゼン後に受ける質問に対して、スムーズに対応できる自信がついた

実際の受講者からは次のような声も寄せられました。

  • 「プレゼン資料を作成する際に、どの部分を強調すべきかが明確になり、聴衆にとって重要な情報をしっかり伝えられるようになった。」
  • 「ネイティブ講師のフィードバックにより、発音や表現方法に自信がついた。」
  • 「同僚や上司の前で実際にプレゼンできることで、さらにプレッシャーなく練習できた。」

担当者からのコメント

本研修は、エンジニアが自分の専門的な知識を英語でしっかりと伝える力を養うことを目的としています。特に、技術的な内容をいかに簡潔に、かつ効果的に伝えるかに重点を置いています。また、プレゼンテーションを通じて、英語力のみならず、専門的な知識を持つエンジニアとしての自信を高めることができます。

研修を通じて、受講者は自分のプロジェクトを英語で発表するスキルを身につけ、最終的には同僚や上長とのディスカッションを通じて、さらに深い理解を得ることができます。上長のフィードバックも加わることで、実際の職場でのコミュニケーション能力が高まり、より効果的なプレゼンテーションが可能になります。

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