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グローバル事業を加速させるための人材プールを確保!選抜型底上げプログラム

2025.08.20

業種/対象者/人数

業 種:半導体・情報処理

対象者:CEFR A2レベル・今後グローバル業務を担うことが期待されている各事業部署から選抜された社員

人 数:35名

研修の背景と導入の目的

グローバル競争がますます激化する中、同社ではグループとしてのグローバル展開をさらに推進するためには、海外との業務に対応できる人材の育成が急務であった。そのため、英語をはじめとしたグローバルコミュニケーション力の向上に焦点を当てた社内選抜型の育成プログラムが立ち上がった。

このプログラムでは、各事業部署から今後グローバル業務を担うポテンシャルをもった社員を選抜。英語の発信力を含む「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能をバランスよく強化し、ニューノーマル時代にふさわしい柔軟かつ実践的なグローバルスキルを身につけることを目指した。

プログラム概要

  • 場所:オンライン
  • 期間:約9か月間
  • 回数:2時間×32回(週1回)
  • クラス構成:最大7名/1クラス、レベル別で複数クラスを編成。同じ週内であれば他クラスへの移動が可能な柔軟な振替制度を導入。

本プログラムでは、前半はバイリンガル日本人講師によって、文法や語彙など英語の基礎力を徹底的に固めます。後半はネイティブ講師とのセッションを通じて、これまでに身につけた知識を活かしながら、実践的なスピーキング力の強化に重点を置きます。

このように段階的かつ戦略的に構成されたプログラムにより、受講者一人ひとりが効率的にステップアップできるよう設計されました。

日本人講師パートでは、各レッスンで2ユニットずつ「話すこと」に特化した英文法教材を使用し、各ユニットの文法を実践的な発話練習に結びつけます。さらに、お題に沿って発話した内容を要約する訓練や、日常的なトピックに対して自分の意見を論理的に表現するアクティビティを通じて、基礎力の定着とスピーキングの流暢さを磨きます。

ネイティブ講師パートでは、オフィスでの依頼・提案・同意・反対・譲歩・要約といった発話機能の習得に加え、語彙・リスニング・リーディングといった英語基礎力を強化し、それらをスピーキングに応用できるよう練習します。さらに、small talk、来客対応、ネットワーキングなど、ビジネスで良好な人間関係を築くためのソーシャライジングスキルも養います。ストーリーテリングやフルーエンシー向上のためのアクティビティも取り入れ、基礎力の定着と実践的な発信力の強化を図ります。

担当者からのコメント

受講者の皆さまは多忙な業務をこなしながら、週1回2時間という貴重な時間を学習に充ててくださいました。語学力は今や業務効率を高めるための基本スキルであり、その重要性を十分に理解したうえで、非常に高いモチベーションで取り組んでいただきました。

また、同じレベルで複数のクラスを用意し、柔軟に振替ができる仕組みを整えたことで、全体の出席率は90%以上を維持することができました。この仕組みは、業務都合による欠席の不安を軽減し、学習継続のサポートにも大きく貢献したと感じています。

グローバルに活躍できる人材育成をご検討中の企業様へ

英語力の底上げ研修というと、e-learningやオンライン英会話などの選択肢もありますが、同社では会社として必要な人材に対しては各個人の学習方法ではなく「同じ水準で成長できること」が重要視されていました。選抜グループが同じペースで同じ目標を達成することが今後グローバル人材を活用するため、人事主導型の研修を導入することにしました。本事例のように、業務と両立しながら着実に成果を出せる語学研修の設計・実施が可能です。貴社のニーズに応じたカスタマイズも承っております。

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