最新事例

最新事例 #英語の底上げを図りたい #英語を業務で使いたい #ビジネス英語

社員の英語に対するモチベーションを高めたい!英語学習のきっかけ作りアクティビティ

2025.08.20

業種/対象者/人数

業 種:製造部品商社

対象者:英語に苦手意識を持つ社員

人 数:4名

実施背景とゴール

本研修を導入した製造部品商社では、英語を使用する業務が一部の社員に偏っており、英語対応が固定化されているという課題を抱えていました。今後、海外売上の拡大を目指す中で、より多くの社員が国際業務に関心を持ち、必要に応じて対応できる「人材のプール」を確保することが重要視されていました。

語学の習得は短期間では難しく、継続的な学びが必要です。そこで、まずは「英語に対する苦手意識を払拭し、楽しさを感じること」から始めるアプローチとして、本プログラムが導入されました。

研修の目的は以下の3点です。

  1. 英語や外国人に話しかけることへの苦手意識を払拭する
  2. 語学学習の楽しさを体感し、学びを始めるきっかけとする
  3. 自社が求める「誰かのためになる人材」というビジョンに近づく

プログラム概要

プログラム:1コマ90分×3回(月1回)

本プログラムは90分のレッスンを3回に分けて実施。主なカリキュラムでアクティビティは「Triple Aアクティビティ」で、会話を始め、続け、終わらせるための手法「Answer / Add Information / Ask back」を取り入れています。

例えば、以下のような形で会話の練習を行います。

質問:What do you usually do in your free time?(普段なにをしていますか?)
× 会話が広がらない例)

Answer:I like to go shopping.

〇 AAAを取り入れた会話例)

Answer:I like to go shopping on weekends with my family.

Add information:My favorite place is Grand Mall near the Tokyo Station because it is so big so that I can spend whole day. I feel excited when I find something new.

Ask backHow about you?

このように、Add Informationでは5W1H(When, Where, Whyなど)の情報を加え、会話に具体性と深みを持たせる練習をします。また、Ask backで相手にも話題を振ることで、双方向のやりとりを自然に行えるようになります。

受講者は、英語で話すことへの心理的なハードルが下がり、楽しみながら会話力を育む時間を過ごしました。

研修成果

参加者からは「英語を使うことに対する抵抗感が減った」「またやってみたい」という前向きな声が多く寄せられました。もともと社内にはTOEICスコアを評価制度と連動させている仕組みがあり、このアクティビティと組み合わせることで、自然と学習意欲の向上にもつながりました。

さらに、普段は英語で話す機会がなかった社員同士がコミュニケーションを取ることで、お互いの語学力を知るだけでなく、最近のマイブームなども共有するなど、チームビルディングの一環としても有効な時間となりました。

営業からのメッセージ


なにか学習に取り組むときには、「やらなければならない」という義務感だけでやっていると上達がしにくくなるといわれます。目的意識や努力だけでは続かず、最初の小さな喜びが継続の鍵となります。今回の英語アクティビティも、社員が英語に対して楽しさを見出し、自発的な学びへとつなげる第一歩となったと感じています。

神田外語キャリアカレッジ > 最新事例 > 社員の英語に対するモチベーションを高めたい!英語学習のきっかけ作りアクティビティ
KGCCのプログラム一覧