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世界のどこででも活躍できる”グローバルマインドセット”を獲得するには?

2025.05.15

業種/対象者

陸運業・不動産業・商業施設など/新事業に取り組みたい若手社員32名

近年、企業が国際市場で持続的な成長を遂げるためには、グローバルな視点を持ち、多様な文化や価値観の中でも柔軟に対応できる人材の育成が重要になっています。とりわけ、国際事業への展開や新たなビジネスチャンスを模索している企業にとって、「グローバル人材」は欠かせない存在です。

今回ご紹介するのは、アジア新興国でのフィールドワークを通じて“グローバルマインドセット”を育てる実践型海外研修プログラムの導入事例です。対象となったのは、陸運業、不動産業、商業施設などを展開する企業の、将来的に新規事業を担う若手社員たち。彼らは「世界で通用する視点と行動力」を獲得するべく、2ヶ月にわたる濃密な海外体験に挑みました。

研修の背景と目的

この研修が導入された背景には、企業として国際的な視野を持つ人材を育成し、新事業への取り組みを加速させたいという強い思いがありました。グローバル化が進む中で、異文化の中でも物怖じせず、自ら考え、動き、周囲を巻き込んでいける人材を増やしていくことが、企業の持続的成長にとって不可欠だと考えられていたのです。

プログラム概要

①ニューデリー(インド)

②バンコク(タイ)

③プノンペン(カンボジア)

④シドニー(オーストラリア)

研修成果

参加者からは、「海外に対する苦手意識がなくなり、もっとチャレンジしてみたいという前向きな気持ちになった!」「英語をもっと学びたいと思えるようになった!」といった声が多く寄せられました。また、研修で培った主体性や行動力を活かして、社内のプレゼンや業務改善に積極的に取り組む姿勢が見られるようになりました。なかには、「この経験を活かして、8月から外国籍スタッフのOJT教育にあたっていきたい。」と語る参加者もおり、研修の学びが実務に直結していることがうかがえます。こうした変化は、従来の語学研修では得られない、実践型育成ならではの成果といえるでしょう。

プログラム担当者からのコメント

「たかが2ヶ月、されど2ヶ月」──。この言葉に象徴されるように、受講者にとっては非常に濃密な時間となったようです。開始からわずか数日で「もう何週間も滞在しているような感覚です」と話す声もあり、現地での活動がいかに密度の濃いものであったかがうかがえます。「やればできる!」という成功体験を早い段階で積んだことで、受講者たちは研修全体を通して主体的に学び、挑戦し続ける姿勢を見せてくれました。語学学校では他国の学生たちと積極的に交流し、現地コミュニティにも自然に溶け込んでいきました。

今後、海外事業を推進する際、彼らの持つ柔軟性と行動力は大きな武器になるでしょう。プログラムの前後で見せる表情や目の輝きがまったく違っていたのが、何よりの成果でした。「人が変わる瞬間」に立ち会えるこのプログラムにはとてもやりがいを感じています。

セールス担当:岡本雄樹


このように、異文化の中での“実体験”が人材の意識と行動を変え、企業の未来を支える力となっていきます。グローバル人材育成に課題を感じている企業様にとって、大きなヒントとなる事例ではないでしょうか。

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