業種/対象者/人数
業 種:電気機器分野に属する電子部品メーカー
対象者:新入社員
人数 :5名
研修の背景と導入の目的
アジア・ヨーロッパ・北米など、世界各地に拠点を展開する同社では、海外取引先やグループ会社とのやり取りが日常的に発生します。そのため、英語を共通言語(ビジネス・リンガフランカ)として使用できることは、新入社員であっても将来的に欠かせないスキルとなっています。
早期段階から英語学習と異文化理解の基盤を築くことで、配属後の実践的なコミュニケーションにスムーズに移行できるよう、本研修が導入されました。英語力向上のみならず、「世界を舞台に働く姿勢・意識を育てること」も大きな目的の一つとなっています。。
プログラム概要
5日間・1日5時間の集中研修として実施。
異文化理解基礎講座/Emailライティング/ミーティング/ネゴシエーションでの言い回しなど。
また、プレゼンテーションでは、英語でのプレゼンテーションの基礎を学び、最終日に各受講者が英語でのプレゼンテーションを研修の総まとめとして行います。
研修成果
集中して5日間みっちりと英語漬けになることで「英語で伝えようとする積極的な姿勢」が明確に見られるようになりました。
特に、研修初日には発話をためらう場面もありましたが、最終日には自ら英語で質問をしたり、拙くても意見を述べる姿勢があらわれ、コミュニケーションへの抵抗感が軽減されたことが大きな成果です。
今後は各自が配属先で経験を重ねつつ、継続的に英語学習へとつなげていくことが期待されています。この研修を通してその後も自己学習を継続し、その実力を認められ実際に海外に赴任、活躍されている人材も育っています。
担当者からのコメント
海外展開を行う企業は年々増加しており、英語や異文化理解はもはや特別なスキルではなく“働く基盤”になりつつあります。新入社員のうちに、語学や異文化理解の基礎をしっかり固めておくことで、実際に海外業務へ関わる際に大きな力となりえます。
今回の研修を通じて見えた積極性を、今後の自己学習や業務の中でも伸ばし続けてほしいと願っています。これからも、グローバル市場で活躍する企業の皆さまに寄り添い、実践的な語学研修・異文化理解研修を提供してまいります。
