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神田外語大学では、ビジネス系の学部開設を目指しています。外国語を学び、その延長線上の国際的ビジネスセンスを学ぶ。それが“Beyond Language”の意味するところです。英語だけでなく、さまざまな国の言語も学べる。その言語圏の人々とビジネスをするには何が必要か。社会で実践する前に学ぶことができるカリキュラムを構築します。

学びの主体は学生です。アクティブラーニングやPBL(Project Based Learning:問題解決型学習)と呼ばれる学習手法ですが、私は一貫して「主体は学生で、教員は学びのヒントやアドバイスを出すアドバイザーに徹してほしい」とお願いをしてきました。
学生たちは、友人と勉強し、自分とは異なる価値観を持つ相手と対話しながら学んでいきます。ビジネスの世界でも異業種との交流からイノベーションが生まれるのと同様です。
対話を通じて、自分の主観を認識する。それは、いわば自分の心です。自分が好きなことは何か? 自分が信じていることは何か? その疑問について考え、対話し、対話する技術を習得するのです。
学生たちに、言語教育(Language Education)を起点に価値観、文脈、行動までを含めてCommunication力、Critical Thinking力を鍛え、さらにBeyond Language for Business and Societyを実践できる場を用意するのが我々、大人の使命であり、神田外語大学の役割だと思います。その場での学びの積み重ねこそが、「言葉は世界をつなぐ平和の礎」となっていくと私は考えています。

宮内孝久(みやうちたかひさ)
1950年9月、東京生まれ。1975年3月、早稲田大学法学部卒業。同年4月、三菱商事株式会社入社。サウジアラビア駐在時に湾岸戦争に遭遇。1996年、メキシコ政府との合弁企業(ESSA)出向。2009年、役員、2013年、三菱商事代表取締役副社長就任。2016年、同副社長を退任後、神田外語大学特任教授就任。2018年4月、神田外語大学第6代学長に就任。国連UNHCR協会理事長、横浜市教育委員などを歴任。2026年3月、同学長を退任。