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【通訳・翻訳専攻】通訳ガイド実習を行いました

2016.06.02

5月28日(土)明治神宮にて英語専攻科通訳専攻による、通訳ガイド実習が行われました。

この実習は、観光地での外国人観光客との会話や接客を通して語学力やコミュニケーション力を向上させ、日本の伝統文化を伝えると共に、自らの課題を発見することを目的に行うものです。
当日は20のグループに分かれ、道行く外国人観光客に声を掛け、英語で明治神宮内の案内を行いました。
鳥居をくぐる際にお辞儀をすること、手水舎・参拝の手順などのお参りの作法、歴史、お守り、おみくじなどの日本の伝統文化について、入り口から参道、大鳥居、拝殿まで身振り手振りを交えて案内しました。

週末ということもあり明治神宮は観光客で大変賑わっていました。各グループ、アメリカ、イタリア、オーストラリア、カナダ、ベルギーなどさまざまな国出身の外国人観光客を案内し、相互の文化理解を深めました。

・「ガイドを何度も断わられ、スタートまでに1時間以上かかった。最初の声のかけ方にも工夫をした」

・「質問の中で、無神教という日本独特の文化を説明できなかったことが反省点」
・「この研修に必要なことは英語力だけではなく日本語力と日本文化への深い理解だと強く感じた」
・「説明だけではなく、移動中の会話も大切。もっとグループ全体で楽しむことが大切だと思った」
・「うまく英語を聞き取れなかったり、知識が足りず質問に答えられなかったことが悔しかった」
・「困難な研修であるからこそ、満足感と達成感を得られた。いかに準備が大切かを学んだ」と当日の様子を充実した様子で振り返るなど、今後につながる有意義な実習となりました。

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