NEWS

1泊2日の新入生オリエンテーションをブリティッシュヒルズで開催しました。

2022.05.06

「2022年度・新入生オリエンテーション」をブリティッシュヒルズで開催しました。

神田外語学院に入学した新入生は全員、本学の国際研修センター・ブリティッシュヒルズにおいて、1泊2日で実施する「新入生オリエンテーション」に参加します。今年度は、出発日を6日間に分けての少人数制で、検温、マスク着用、各所での消毒の徹底、さらには現地に向かう観光バスの乗車人数を定員の半数以下とするなど、可能な限りの新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で実施しました。

研修の主な目的は3つ。一つ目はこれからの2年間をともに過ごす仲間と交流を深めること。2つ目は学習の流れや卒業後の進路決定時期などのスケジュールやさまざまなサポート体制について知ること、3つ目は学院長の講話を通じて、本学で学ぶうえでの姿勢や大切なことを各自が確認し、2年後の自分の姿を想像すること、などです。

学生はまず目の前に広がる中世イギリスを再現した建物や街並みに心を奪われ、研修へのモチベーションを高めます。そして現地外国人スタッフによる館内ツアーやアクティビティで英語脳を活性化させていきます。施設内での公用語は英語ということもあり、フリータイムでの仲間との会話も自然と英単語が出てきます。もう気分はすっかり英国に来たようです。研修の楽しみはやっぱり食事。お待ちかねのディナーのメインディッシュはローストビーフ。ブリティッシュヒルズのおもてなしに大満足でした。

ディナーの後は研修のメインである「Special lecture by principal」。学院長講話、別名「学院長と語ろう」の時間です。滑り出しから文字通り学院長が新入生に次々と語りかけ、さまざまな問い掛けをしていきます。ディナーの後の眠気が一気に吹き飛ぶ勢いで、学院長の情熱が降り注ぎます。
「夢が実現した時の自分、目標が叶った時の自分、成功した時の自分の姿を思い浮かべなさい」「努力してください。努力の中身は実に単純。学校をズル休みしない、授業にちゃんと出る、授業を真摯に真面目に受ける、これが努力の基本です」「目標を立てる時は達成させる期限も決めてください。入学式では学院在籍期間と合わせて最長2年間と言いましたが、訂正します。来年の今頃には就職が内定している人もいます。神田外語大学への編入学学内選抜試験の1回目は2年生の5月です。それらに挑むなら、その前に準備を終えていなければなりません。だから2年もありません」「なぜ勉強するか?それは人生最後の20年を充実させるため。人生90年とすると既に20年近くは終わっている。これまでは保護者の下にいる非自立者だったが、これからの50年は社会を形成し社会に寄与する自立者となります。それを全うした後はやっと自分だけの人生が待っています。これまでできなかったことや学びたかったことを思う存分やる時間。今、勉強する理由は社会に寄与する力をつけるため。それはその先にある自分の人生の充実のためでもあります」「誰のために勉強するのか?自分のためであることは間違いない。だけど自分のためというだけではモチベーションは長くは続きません。なぜなら人は自分に対しては甘いのでついついさぼってしまいます。だから大切な人のために頑張ってください。あなたにとって大切な人は誰ですか?例えば、学院に通わせてくれている保護者は、皆さんのことをいつも心配して、そして成長することや将来を楽しみにしています。なまけた結果で大切な人を悲しませないでください。大切な人を結果で喜ばせてください」
そして最後は「私に会ったら目を合わせて挨拶をしてください。おはよう、こんにちは、さようならだけでも結構です。私も皆さんの目を見て挨拶します。その時はお互い笑顔を忘れないように。合言葉は『Greeting with a smile』です」と学生たちと約束を交わして講話を終えました。

学生たちからは、「今まで何のために勉強するのかなんて考えたことがなかったが、自分のため、そして支えてくれる親や親戚など大切な人のために頑張ろうと思った」「これまでは目の前のことで精一杯だったが、この先の長い人生のこともしっかり考え、今を頑張るということに気付かせていただいた」「熱く語りかけてくれて、情熱が伝わってきた」「学院長は遠い人だと思っていたが、私たちのことを考えてくれる身近な存在に変わった。学内で会ったら気軽に声が掛けられそう」「親の視点、先生方の視点て色々話してくださり、気付かされたことがたくさんあった」などの感想が寄せられ、予定の時間を大幅にオーバーしての熱いお話は、しっかり学生たちに届いていたようです。

 

さあ、オリエンテーションを終えればいよいよ学院での2年間が始まります。目標を定め、精一杯学び、そして青春を謳歌してくれることを教職員一同、願っています。

関連リンク