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アサヒビール茨城工場を見学しました

2016.09.05
2016年8月25日(木)にアサヒビール茨城工場を見学しました。

神田外語学院では、共通科目「キャリア開発」で社会人としての基礎力を身につけながら、全学科の学生を対象に開講している「キャリア教育科目」を受講することで、卒業後の進路を自ら主体的に考え、キャリアをデザインしていく力を養成していきます。今年度はキャリア教育科目「ビジネスインターンシップ」の一環として、茨城県のアサヒビール茨城工場を訪問しました。当日は、国際ビジネスキャリア科や英語専攻科の学生が参加し、企業や商品に関する理解を深めました。

商品と企業理解

茨城工場に到着後は、まず商品と企業理解のための講座を受講しました。そこでは、商品やそれを取り扱うことに対する正しい理解と、企業が商品を作ることへの想いを感じることができました。実際にアサヒ飲料株式会社の商品である「十六茶」を頂きながら講座を受講しました。また、アルコールが飲める体質かそうでないかがわかるアルコールパッチテストなども行われました。

工場見学

続く工場見学の前に、3面の大型スクリーンでアサヒビールのこれまでの歴史や商品など様々な取り組みについて学びました。その後は、ビールの主原料である麦芽やホップに実際に触れ、その原料を煮込み、ビールの元となる麦汁(ばくじゅう)をつくるコントロールルームなどを見学し、現場における安全性・品質管理への取り組みを学びました。またできあがったビールを、ビンや缶に詰めるダイナミックな製造ラインも見学し、モノ作りへの理解を深めることができました。
さらに、工場内で発生する副産物・廃棄物の再資源化などの環境への取り組みも学ぶことができ、モノ作りと共に企業の社会的な取り組みに関する熱意を知る良い機会となりました。

    

見学後は、アサヒ飲料株式会社の「三ツ矢サイダー」「カルピス」「ワンダ」「十六茶」など清涼飲料水のほか、アサヒビール株式会社の「アサヒスーパードライ」を美味しくいただきました。学生たちは「アサヒビール工場がなぜ茨城にあるのか」「ビール1本作ることにたくさんの人の手がかかり、たくさんの手間がかかり、同じだけ人の想いがあることを感じた」「東京ドーム9個分という広大な敷地の中の工場を、たった260人の従業員で動かすことができる事に驚いた。それは製造ラインが非常に効率的で、同時にたくさんの仕事がなされており、かつそういった所で人件費を削減したりしているのかな、と思った」などと感想を述べました。それぞれが自分なりの視点をしっかりと持ち、ひとつひとつの製造工程と企業を深く理解する機会となり、大変有意義な研修となりました。(※尚、未成年の学生の飲酒はしておりません。)

担当の池田政隆先生より
毎年夏、キャリア教育科目「ビジネスインターンシップ」では、キャンパスから飛び出し、ビジネスフィールドにおける体験学習を行っています。スーパーやコンビニで売られている製品が、どのような工程を経て、どのような想いで作られ、店頭で売られているのか・・・
なかなか、普段は考えませんよね。でも、メーカーを知るということは、その会社の原点である製造現場を見なければ理解することはできません。最先端の技術力・安全性への配慮・モノづくりへの情熱など、学生たちにとって、今回の見学は貴重な学びの場となりました。

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