Digital Communication
        Program
DXってなに?
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「デジタルによる変革」を表す言葉で、デジタル技術によって、人々の生活をよりよいものに変革することを意味しています。DXの結果、生産性の向上やコスト削減、時間短縮、働き方の改善につながります。英語では「Digital Transformation」と表記されますが、英語圏では「Trans」を「X」と表記するため「DX」と略されます。デジタル技術の進展で劇的に変化する社会環境に対応するため、多くの企業が業務のDX化を推進しています。
IT業界に英語は必要なの?
インターネットに国境がないのと同様に、ITスキルにも国境はありません。ITスキルに加え英語力があれば、活躍できるフィールドが格段に広がり年収アップにもつながります。また技術の進歩が非常に速いIT業界において、最新技術は米国を本拠地とする企業で生み出されることが多いため、世界最先端の知識やスキルを得ることができます。
違うWEBページでも
何で同じ広告が出てくるの?
これは、ユーザーの嗜好を判断して、最適な内容を表示するターゲティング広告と呼ばれるものです。WEB広告はユーザーの年齢や居住地、これまで閲覧したコンテンツ(WEBサイト)やブラウザ(Google ChromeやSafariなど)・OSなどの情報、WEBサイトの内容に合わせてターゲティングされて表示されることがあります。ただ最近は、個人情報保護の観点から、ブラウザ側が閲覧履歴の提供を停止したり、ユーザー側に情報提供の許諾の判断を委ねるように変わってきています。
数学が苦手だと、
WEB分析って難しい?
高校や大学で勉強するような高度な数学知識はなくても大丈夫です。大切なのは、分析ツールの知識と使いこなすスキル、そしてお客さま目線で商品やサービスを観察し、なぜ数字が上がったのか、下がったのか、その数字がどのような計算式で算出されたのかを理解し、論理的に結論を導き出せる力です。
どうやったら動画ってバズるの?
結論から言うと、バスる明確な法則はありません。しかし、特徴やポイントはあるといわれています。ギャップや意外性がありインパクトがあるもの、話題性のあるテーマ設定で議論を呼ぶようなもの、共感できて思わず応援したくなるような内容などです。内容だけではなくタイミングも重要です。“炎上”と紙一重の部分もありますので発信側は注意が必要です。

吹き出しにある「?」や「!」などの疑問や思いを持っている人、
あなたはこの学科に向いています!!

WEBサイトやSNS、またそれらに出てくる広告は、皆さんが欲しい情報に効率的にたどり着くように、一人ひとりの年齢や性別、居住地や閲覧ページなどから嗜好を分析し表示されるようになっています。
この新学科では、このようなWEBやSNSの“裏側”をしっかりと理解し、どの業界でも必要とされるデジタルスキル(データ分析、映像表現技法、WEB・SNSマーケティングなど)と、考え方(メディアリテラシー、デザイン、ダイバーシティなど)を英語とともに幅広く学びます。身につけたデジタルスキルを駆使し、物事を多角的に捉え、分析・企画・提案ができるDX人材を育成することを目的としています。

Feature デジタルコミュニケーション科の特徴

01

国家資格「ITパスポート」

取得100%をめざす!

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ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験。多くの大学で入試優遇や単位認定に活用されています。
試験対策の授業では、出題範囲のストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の全ての領域を基礎から学びます。

02

SNSインフルエンサーから
学ぶ実践的授業!

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SNSを中心としたZ世代メディアでの情報発信について、同世代が憧れるインフルエンサーを特別講師に招き、具体的ノウハウやSNSをビジネスにしていく術を伝授。これまで大学などでは教授しきれなかった分野を第一線のゲストから学び、概念だけでなく、実社会で活用できる手法を身につけます。

03

どの企業でも求められる
「WEB・SNS集客人材」
をめざす!

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授業の中で実際のEコマース(オンラインショップ)を立ち上げ、販売実習を実施。
SNSを利用した集客施策を実践し、実際のアクセスや販売データを解析しながら数値の意味・見方、効果測定を体験的に学びます。

04

WEBサイト企画・制作、
最新の画像・動画編集など
効果的なデジタルツールを学び、
駆使できる人材に!

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企画、撮影、編集方法まで映像制作の基礎を、実習を通して身につけます。伝えたいメッセージを映像媒体で表現するために必要となる基本的な知識・技術である画像編集、レイアウト、ウェブデザインなど各種デザインツールについて学びます。

05

IT+「英語力」の強み。
IT系就職に圧倒的に有利

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世界中の最新技術情報をいち早くキャッチすること、また海外のエンジニアとのかけ橋になるなど、グローバルに対応できるIT人材には英語力は必要不可欠です。この学科では、IT人材が将来現場で使える英語力習得にフォーカスし学習します。

06

一貫したキャリアサポート

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「キャリアデザイン」の授業を2年間通して実施。将来のなりたい姿やありたい自分を実現するために、自分の将来を主体的に設計し、実現していくことをめざす授業です。入学から卒業時まで専門教員が一貫してサポートしていきます。

Lessons デジタルコミュニケーション科の学び

  • ITパスポート試験対策

    MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)検定対策

    プログラミング言語(PHP、Java)の基礎

    サイバーセキュリティの基礎

  • インフルエンサーから学ぶSNS発信・集客手法

    デザインツール(画像編集、レイアウト、WEBデザイン等)

    動画企画・撮影・編集の基礎

    SNS動画CMの企画・制作

  • 分析ツール(Google Analytics / Tableau)を用いた顧客分析

    SNS集客・データ分析・効果測定

    WEBサイト企画・制作

    Eコマース(オンラインショップ)の立ち上げ・販売実習

    DX・ビジネスデザイントレーニング(Salesforce)

  • 外国人教員による英語授業

    テクノロジー英語(技術英語能力検定対策)

    オンライン国際交流プログラム

    ダイバーシティ・コミュニケーション

    プレゼンテーション

    ※その他、キャリア教育科目・選択科目もあります

カリキュラム(例)

  • ITパスポート試験対策

    ITパスポート試験対策

    ITパスポートとは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。この科目では出題分野であるストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に関する内容を基礎から学びます。

  • 情報デザイン

    情報デザイン

    インターネットで何ができるか、良いWebページとは何か。ユーザ視点でのUI(User Interface)分析、ゴール設定、顧客行動フローの設計などを通してウェブメディアにおける情報デザインを考えます。後期では、ショッピングサイトやブログなど、ユーザのアクションに応じてコンテンツを動的に変化させるプログラミング言語(PHP、JavaScript)の基礎を学びます。

  • 先端事例から学ぶSNS研究

    先端事例から学ぶSNS研究

    SNSを中心としたZ世代メディアでの情報発信につき、同世代が憧れるインフルエンサーを特別講師に招き、具体的ノウハウやSNSをビジネスにしていく術を伝授します。
    これまでアカデミアでは教授しきれなかった分野を第一線のゲストから学び、概念だけでなく、実社会で活用できる価値を身につけます。

  • ダイバーシティ・コミュニケーション

    ダイバーシティ・コミュニケーション

    人種・性別・ジェンダー・LGBTQ・国籍・多様性社会と言われている現在には、様々な違いが存在し、それを認めていく社会が望まれています。上記ポイントヘの認識を間違えると、個人や企業を問わず炎上などのコミュニケーション失敗が起こりえるのです。社会にはどんな多様性が存在し、コミュニケーションを取るべきか、自分たちで考えます。

VOICE

石井 雅章 先生

「先端事例から学ぶSNS研究」
「ダイバーシティ・コミュニケーション」監修

石井 雅章 先生

神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部教授
教育イノベーション研究センター長

好きなことを突き詰め、
世界に発信したいという強い思いがある人を待っています。

情報をデジタル化することで何ができるようになるでしょうか。デジタルの特徴を生かしたコミュニケーションとはどのようなものでしょう。ビジネスにおいて過去のアナログ時代の定石が通用しなくなったいま、業種・職種にかかわらず、デジタル技術と情報を効果的に用いながら、多角的な視点で適切な判断と行動ができる思考やスキルを身につけることが求められています。デジタルコミュニケーション科は、単にデジタルスキルを身につける学科ではありません。コミュニケーションのツールとしてデジタルの特徴をどう生かしていくかを学びます。

デジタル情報には、誰でも発信でき、加工や編集が容易という特性がありますが、それが悪い方向に働けば、フェイクニュースを生み出したり、他の人を傷つけたりする危険性もあります。私が監修する授業「ダイバーシティ・コミュニケーション」では、これまで当たり前に成立していたマジョリティー中心の社会に疑問を投げかけ、多様性(ダイバーシティ/Diversity)と包摂性(インクルージョン/Inclusion)に配慮したコミュニケーションのあり方を学びます。マーケットがグローバル化し、さまざまな属性やバックグラウンドをもつ人がいることが前提となった現代では、このD&Iの意識を持たずに社会に出てしまうことは大きなリスクです。

また、「先端事例から見るSNS研究」という授業では、皆さんが使い慣れているSNSに対する目線を切り替え、ビジネスに活かしていく手法を考えます。企業や自治体のマーケティング担当者や、第一線で活躍しているインフルエンサーの方を招き、ビジネスの世界でSNSがどんな特徴を持ち、どう活かされているかを学びます。

デジタルコミュニケーション科では、パソコンやツールを扱うのが得意かどうかよりも、自分の好きなことを突き詰め、表現したい、世界に発信したいという思いを持っているかどうかが大切です。この学科での学びは、皆さんの将来の可能性を大きく広げると確信しています。

石井 雅章 先生

「先端事例から学ぶSNS研究」
「ダイバーシティ・コミュニケーション」監修

神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部教授
教育イノベーション研究センター長

石井 雅章 先生

好きなことを突き詰め、
世界に発信したいという強い思いがある人を待っています。

情報をデジタル化することで何ができるようになるでしょうか。デジタルの特徴を生かしたコミュニケーションとはどのようなものでしょう。ビジネスにおいて過去のアナログ時代の定石が通用しなくなったいま、業種・職種にかかわらず、デジタル技術と情報を効果的に用いながら、多角的な視点で適切な判断と行動ができる思考やスキルを身につけることが求められています。デジタルコミュニケーション科は、単にデジタルスキルを身につける学科ではありません。コミュニケーションのツールとしてデジタルの特徴をどう生かしていくかを学びます。

デジタル情報には、誰でも発信でき、加工や編集が容易という特性がありますが、それが悪い方向に働けば、フェイクニュースを生み出したり、他の人を傷つけたりする危険性もあります。私が監修する授業「ダイバーシティ・コミュニケーション」では、これまで当たり前に成立していたマジョリティー中心の社会に疑問を投げかけ、多様性(ダイバーシティ/Diversity)と包摂性(インクルージョン/Inclusion)に配慮したコミュニケーションのあり方を学びます。マーケットがグローバル化し、さまざまな属性やバックグラウンドをもつ人がいることが前提となった現代では、このD&Iの意識を持たずに社会に出てしまうことは大きなリスクです。

また、「先端事例から見るSNS研究」という授業では、皆さんが使い慣れているSNSに対する目線を切り替え、ビジネスに活かしていく手法を考えます。企業や自治体のマーケティング担当者や、第一線で活躍しているインフルエンサーの方を招き、ビジネスの世界でSNSがどんな特徴を持ち、どう活かされているかを学びます。

デジタルコミュニケーション科では、パソコンやツールを扱うのが得意かどうかよりも、自分の好きなことを突き詰め、表現したい、世界に発信したいという思いを持っているかどうかが大切です。この学科での学びは、皆さんの将来の可能性を大きく広げると確信しています。

TOPIC

ハイブリッド型授業

対面型の授業とオンデマンド型の授業(24時間いつでも学べる)の併用型。空き時間にオンデマンドで学び、リアルタイムでは先生に質問・仲間と教え合いなど、オンラインの強みも活かして、効率的に学びます。オンデマンド型の授業についても、教職員によるオンラインサポートがあるので安心です。

Support 充実したサポート体制

  • キャリアサポート

    IT業界、IT職種に精通した担当者が就職をサポート。入学直後からキャリア関連の授業や面談を通じ、各人のキャリアビジョンを形成します。

  • 実習サポート

    撮影・配信専用スタジオ完備。また、提携先企業でのインターンシッププログラムを用意(1年次の夏に予定)。実社会に出る前に学んだことを実践できる環境が整っています。

  • 自習サポート

    空き時間に自由に制作や実習に取り組める「ITラボ(2023年4月新設予定)」。ITに精通した教職員が常駐しており、授業時間外にも熱中して学べる環境があります。また、様々な言語学習教材を揃えた自立型言語学習施設も充実しています。

  • 英語サポート

    外国人教員による授業が多く、“臆さない”コミュニケーション力やダイバーシティ(多様性)を身につけることができます。また、就職に有利なTOEIC®の授業はもちろん、技術英検対策の授業で、テクノロジー英語も学びます。

  • 大学編入学サポート

    大学編入学希望者には、編入学支援チームの教職員がマンツーマンでサポート。圧倒的な大学編入学合格実績を誇る神田外語学院ならではのサポートです。

  • 企業連携

    連携企業様からIT業界・職種で活かせる知識・スキルをヒアリングしながらカリキュラムを作成しています。実社会で“使える”能力が2年間で身につくよう設計されています。また、実際に活躍されている企業の方を招いての特別授業も数多く実施します。

取得を目指す資格

  • ITパスポート(国家資格)※全員必須受験

    IT社会で働くうえで必要とされる「ITに関する基礎知識」を身につけているという証明になる国家資格です。

  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)※全員必須受験

    マイクロソフト社の認定資格で、WordやExcelなどのマイクロソフト・オフィス製品の利用スキルを証明することができる資格です。

  • ウェブ解析士※全員必須受験

    WEBマーケティング・WEB解析に関する基礎知識を取得し、WEBマーケティング業務の遂行・効率化を目指す資格です

  • TOEIC® Listening & Reading Test※全員必須受験

    ビジネスの場や日常生活での会話や文章でのやりとりといった英語能力を測るための世界共通のテストです。

  • 技術英検/技術英語能力検定※全員必須受験

    科学技術全般で必要な技術英語の能力「科学技術文書を読む能力 ・書く能力を客観的に正しく評価する」検定試験です。

  • Salesforce認定アドミニストレーター

    世界有数の顧客管理システム「Salesforce」におけるさまざまなアプリケーションや機能を理解し実装できる、システム管理者としての知識や能力を示す資格です。

目指す職業

  • WEBマーケティング営業

    WEBサイト制作、SNS運用・集客、WEBマーケティングなどにおけるお客様の悩みや課題に寄り添い、問題点を拾い上げ、専門スタッフと協力しながら解決していく人です。

  • WEBディレクター

    WEB制作に関わる専門スタッフをまとめ、クライアントの要望にかなったWEBコンテンツの制作を指揮・管理する人です。

  • 広報・広告宣伝・
    PRスタッフ

    商品・サービスや企業の情報を発信する職種です。大まかには広報・PRは主にメディアに掲載される情報の対応、広告宣伝は広告出稿など販促活動を行う人です。

  • IT営業

    システム開発や運用、パッケージソフト、ネットワーク機器など、ITに関連するサービスや商品を販売する人です。

  • SIer

    お客様が求めている内容に沿って、システムの設計・運用や導入後のサポートまで幅広く対応する仕事です。お客様の会社に出向して働く場合もあります。

  • ブリッジSE

    母語に加え第2言語を駆使し、自社と海外の開発チームとの文字通り「橋渡し役」となり、仕事や成果物のクオリティを担保する役割を担う人です。

  • バイリンガルエンジニア

    母語に加え第2言語を駆使し、ネットワークやサーバーなど、ITインフラ領域の仕事を担うエンジニアです。日本国内のみならず世界中どこでも活躍できます。

  • インフラエンジニア

    エンジニアの中でも、一般の人たちが使うITサービスを動かすためのサーバーやネットワークなどのIT基盤を扱うエンジニアです。

  • Salesforce認定
    アドミニストレーター

    「Salesforce」におけるさまざまなアプリケーションや機能を理解し実装できるシステム管理者。有資格者はIT業界の就職や転職に有利になると言われています。

今後のIT人材不足予測

約79万人不足

今後、IT人材需要が高位で伸びた場合、2030年には約79万人不足すると推定されています※。

※ IT人材の最新動向と将来推計に関する調査(2019年経済産業省)

「AI」や「loT」、「DX」などという言葉を聞いたことがあるでしょうか。これらは、いまビジネスの世界で注目を集める最先端技術に関するキーワードです。驚くほどの速さで技術が進歩していく中で、テクノロジー関連の企業だけでなく幅広い分野の企業が、ITを駆使したビジネスの進展を図っています。また、少子高齢化が進み、人材を確保することが難しくなっているために、IT関連の技術と知識を身に付けた人材の需要がさらに高まっているのです。

Message 業界人の声

  • アドビ株式会社 デジタルメディア事業統括本部 営業戦略本部 エデュケーション エバンジェリスト 井上 莉沙 様

    アドビ株式会社

    デジタルメディア事業統括本部
    営業戦略本部 エデュケーション エバンジェリスト

    井上 莉沙 様

    就活の多様化、企業の内製化――。急速に変化する社会の中で、
    デジタルリテラシーとクリエイティブスキルの重要性が増している。

    Creative Cloudをはじめとしたクラウドサービスを提供するアドビのエデュケーションエバンジェリストという立場で、小学生から大学生、先生、教育委員会の方々に対して、デジタルリテラシーの重要性やクリエイティブツールのスキルの必要性を伝える仕事をしています。

    私たちの調査では、就職人気企業の85.5%が「クリエイティブの専門部署以外でもクリエイティブ系のITツールを使いこなすスキルが必要」と回答しています※。就職すると様々な場面で「あなたのハードスキルとソフトスキルは何ですか?」と聞かれるので、「これができます!」という手持ちのカードが必要です。

    私たちが学生の皆さんによく言っているのは、「クリエイティブコンフィデンス(=創造性に対する自信)を絶対に持ってほしい」ということです。創造性というと、アートデザインと思われがちですが、私たちはアイデア力や思考力、解決力、表現力などをひとまとめにしたものだと考えています。何かにチャレンジして、試行錯誤しながらひとつのものを完成させれば、その過程が自分の技能になります。技能が身に付けば、「私はこれができます!」という自信につながります。学生のうちから“ものを作る”ということに積極的に携わってほしいですね。

    英語力に関しては、TOEICや英検など数値化できるハードスキルだけではなく、他の人と円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションがとれるソフトスキルの両面が必要だと思います。アドビでは、アメリカ本社とのコミュニケーションは全て英語です。世界を股にかけた仕事がしたい! という人は、英語が使えればより活躍の場が広がるのではないでしょうか。

    どの業種でも、クリエイティブスキルや英語力を軸とした“誰かに発信する力”は必ず役立ちます。長い目で見れば、独立して起業するときにも生かせるスキルです。自ら積極的に学んでほしいですね。

    ※出典:レポート「ニューノーマルの社会で企業が求めるスキル」
    https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202007/20200729_adobe-survey-of-skills-required-for-new-graduates.html

  • ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部 シニアプロジェクトディレクター佐藤 慎也 様

    ソフトバンク株式会社

    法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部
    シニアプロジェクトディレクター

    佐藤 慎也 様

    デジタルとフィジカルの両面で複数の強みを持つ人が、
    多様性の世の中で活躍できます。
    さまざまに時代が変化する中で、現在、当社が目指しているのは、従来の通信キャリアからの脱却です。当時社長(現会長)の宮内は“Beyond Carrier”という成長戦略を掲げ、通信キャリアの枠を超えて、最新テクノロジーを活用しながら新規事業を展開することで、社会課題の解決に貢献するとともに、企業価値の最大化をめざすという方向性を示しました。我々は従来の業務をいかにデジタルにシフトしていくかを常に模索して実行しています。代表的な例の一つは営業です。携帯電話はすでにコモディティ化(一般化)し、従来のプロダクト営業だけでは差別化が難しくなりました。そこで現在では、携帯電話とデジタル技術・ソリューションを組み合わせてお客様の課題を解決するコンサルティングセールスにシフトする方針を取っています。とはいえ、ただ単にテクノロジーのことを知っている人材というだけでは、お客様から受け入れられません。デジタル技術を駆使してお客様や社会の課題をいかに解決するかを常に思考し、アクションを起こせる人こそが我々が求めている人材です。また、IT先進国と言われるアメリカやイスラエルなどのテクノロジーを学び、自分のものとして活かすためには、語学力が当然大きな武器になります。海外の現地法人で活躍することもできるでしょう。何かに貢献しようというとき、これからの世の中ではデジタルは欠かせませんが、デジタルに偏重しすぎてもよい結果は生まれません。デジタルとフィジカルをうまく整理しながら、自分の強みを一つに限定せずに磨き続けることで、多様性の求められる世界で有益な人材として評価されると思います。皆さんが思う以上に、我々は若い人たちをしっかりと見つめ、これからの活躍に期待を寄せています。ぜひ頑張ってください。
佐藤 慎也 様

ソフトバンク株式会社

法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部
シニアプロジェクトディレクター

佐藤 慎也 様

デジタルとフィジカルの両面で複数の強みを持つ人が、
多様性の世の中で活躍できます。

さまざまに時代が変化する中で、現在、当社が目指しているのは、従来の通信キャリアからの脱却です。当時社長(現会長)の宮内は“Beyond Carrier”という成長戦略を掲げ、通信キャリアの枠を超えて、最新テクノロジーを活用しながら新規事業を展開することで、社会課題の解決に貢献するとともに、企業価値の最大化をめざすという方向性を示しました。我々は従来の業務をいかにデジタルにシフトしていくかを常に模索して実行しています。代表的な例の一つは営業です。携帯電話はすでにコモディティ化(一般化)し、従来のプロダクト営業だけでは差別化が難しくなりました。そこで現在では、携帯電話とデジタル技術・ソリューションを組み合わせてお客様の課題を解決するコンサルティングセールスにシフトする方針を取っています。とはいえ、ただ単にテクノロジーのことを知っている人材というだけでは、お客様から受け入れられません。デジタル技術を駆使してお客様や社会の課題をいかに解決するかを常に思考し、アクションを起こせる人こそが我々が求めている人材です。また、IT先進国と言われるアメリカやイスラエルなどのテクノロジーを学び、自分のものとして活かすためには、語学力が当然大きな武器になります。海外の現地法人で活躍することもできるでしょう。何かに貢献しようというとき、これからの世の中ではデジタルは欠かせませんが、デジタルに偏重しすぎてもよい結果は生まれません。デジタルとフィジカルをうまく整理しながら、自分の強みを一つに限定せずに磨き続けることで、多様性の求められる世界で有益な人材として評価されると思います。皆さんが思う以上に、我々は若い人たちをしっかりと見つめ、これからの活躍に期待を寄せています。ぜひ頑張ってください。

井上 莉沙 様

アドビ株式会社

デジタルメディア事業統括本部
営業戦略本部 エデュケーション エバンジェリスト

井上 莉沙 様

就活の多様化、企業の内製化――。急速に変化する社会の中で、
デジタルリテラシーとクリエイティブスキルの重要性が増している。

Creative Cloudをはじめとしたクラウドサービスを提供するアドビのエデュケーションエバンジェリストという立場で、小学生から大学生、先生、教育委員会の方々に対して、デジタルリテラシーの重要性やクリエイティブツールのスキルの必要性を伝える仕事をしています。

私たちの調査では、就職人気企業の85.5%が「クリエイティブの専門部署以外でもクリエイティブ系のITツールを使いこなすスキルが必要」と回答しています※。就職すると様々な場面で「あなたのハードスキルとソフトスキルは何ですか?」と聞かれるので、「これができます!」という手持ちのカードが必要です。

私たちが学生の皆さんによく言っているのは、「クリエイティブコンフィデンス(=創造性に対する自信)を絶対に持ってほしい」ということです。創造性というと、アートデザインと思われがちですが、私たちはアイデア力や思考力、解決力、表現力などをひとまとめにしたものだと考えています。何かにチャレンジして、試行錯誤しながらひとつのものを完成させれば、その過程が自分の技能になります。技能が身に付けば、「私はこれができます!」という自信につながります。学生のうちから“ものを作る”ということに積極的に携わってほしいですね。

英語力に関しては、TOEICや英検など数値化できるハードスキルだけではなく、他の人と円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションがとれるソフトスキルの両面が必要だと思います。アドビでは、アメリカ本社とのコミュニケーションは全て英語です。世界を股にかけた仕事がしたい! という人は、英語が使えればより活躍の場が広がるのではないでしょうか。

どの業種でも、クリエイティブスキルや英語力を軸とした“誰かに発信する力”は必ず役立ちます。長い目で見れば、独立して起業するときにも生かせるスキルです。自ら積極的に学んでほしいですね。

※出典:レポート「ニューノーマルの社会で企業が求めるスキル」
https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202007/20200729_adobe-survey-of-skills-required-for-new-graduates.html

Message 卒業生の声

  • 楽天グループ株式会社 楽天TV プロダクトマネージャー 太齋 真生 さん 神田外語学院 グローバルコミュニケーション科 2017年3月卒業 神奈川県・日本大学高校出身

    楽天グループ株式会社

    グローバルストリーミングサービス開発部
    ビデオストリーミングプロダクト課 プロダクトマネージャー

    太齋 真生 さん

    神田外語学院 グローバルコミュニケーション科 2017年3月卒業
    神奈川県・日本大学高校出身

    マーケティングにデータ分析・解析の知識は必要不可欠。
    デジタルコミュニケーション科での経験はどんなポジションでも必ず役立つと思います。
    動画配信サービスのRakuten TVで、iOSアプリ開発のプロダクトマネージャーをしています。アプリに今後どんな機能を追加すべきか、どう改善していくべきか方向性を決定する仕事です。私は神田外語学院を卒業後、デジタルコンテンツ配信を手掛ける企業に入社し、ウェブディレクターとして働いていました。その後、同業の外資系企業などを経て、楽天グループには2020年に入社しました。プロダクトマネージャーはエンジニアとの調整をスムーズに進めるハブのような役割で、コミュニケーション力が求められます。定義した要件をチームに伝え、それに対してエンジニア側はどう考えているのか引き出し、調整しながら仕事を進めます。コミュニケーションを円滑に進めることはプロダクトマネージャーとして大切にしている部分です。チームには外国籍のメンバーも多く、コミュニケーションは英語です。私は学生時代にTOEIC®920点を取得しましたが、それでもビジネスの現場では力不足を感じました。もちろんベースとなる英語力の養成という意味では学生時代の学びに価値はあると思いますが、ただ試験で高得点を取ることだけが語学のゴールではないと思います。また、マーケティング要素もある現在の仕事はデータドリブンに戦略を立てていくため、データ分析・解析の知識が欠かせません。新しいことを始めるときは必ずデータに基づいてKPI(※1)やOKR(※2)を設定します。私は現場で先輩に教わりながら学びましたが、IT業界で働くのであれば、学生のうちに定量・定性データを扱うための知識を身につけておくことは強みになると思います。高校生のうちはこれらの知識の重要性に気付くことは難しいかもしれませんが、デジタルコミュニケーション科のカリキュラムで得られる知識や経験は、将来どんなポジションで働くとしても必ず役に立つと思います。

    (※1)KPIとは「Key Performance Indicator」の略語で、部署や個人の目標に到達するための業務プロセスを数値化した指標のことです。

    (※2)OKRとは「Objectives and Key Results」の略語で、会社全体の大きな目標を掲げて、部署や個人の行動を決定していくものです。

  • 株式会社イーキューブ イベントディレクター 安田 太久磨 さん 神田外語学院 英語専攻科 2010年3月卒業 神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科 2013年3月卒業(2年次編入学) 千葉県立幕張総合高校出身

    株式会社イーキューブ

    イベントディレクター

    安田 太久磨 さん

    神田外語学院 英語専攻科 2010年3月卒業
    神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科 2013年3月卒業(2年次編入学)
    千葉県立幕張総合高校出身

    エンタメ業界の最前線でAdobeシリーズを日常的に活用中。
    広告代理店とのミーティングも多いので、マーケティング知識は必須です。
    私たちはイベントの制作運営を担う会社です。クライアント様から持ち込まれた企画のイメージを具現化し、どのようにしたら多くの人に楽しんでもらえるかを考えてイベントを設計します。様々なチームの人たちと関わり合い、どのような台本を書き、どのようなステージを作って照明・音響の演出をするのか、綿密に話し合いながら作り上げています。私の現在の主な担当はeスポーツの大会制作です。エンターテイメントの最前線に立つ現場なので、AR・XRなどの新しい技術と常に触れ合えることが今の仕事の面白いところです。デザイン系の作業が多く、Adobe Illustrator、Photoshop、Premiereは日常的に使っています。習得に時間がかかるツールなので、私の学生時代にデジタルコミュニケーション科があれば、ぜひ入学して勉強したかったと感じます。イベントのキャンペーンを打つ際には、SNSチームや広告代理店との打ち合わせもあります。私自身はマーケティング担当ではありませんが、予備知識がなければ話についていけないので、自分の領域外の知識も積極的に身につける努力は必要です。高校時代、英語はとにかく苦手でした。神田外語学院では、苦手な英語をどうにか使って外国人の先生にどんどん話しかけていくというチャレンジ精神が身につき、英語力とコミュニケーション力も磨くことができました。イベント制作の現場では英語を使うことはそれほど多くはありませんが、クライアント様に歩み寄ってイメージを引き出していく時などに、コミュニケーション力が特に活かされていると思います。これまでは先輩方の力を借りながらイベントを成功させてきましたが、最近では私が先頭に立ってチームを引っ張っています。デザインツールのスキルとマーケティングの知識があり、かつコミュニケーション力に自信がある学生であれば、今すぐにでも一緒に仕事をしたいですね。
  • 旭情報サービス株式会社 テクニカルサポート 吉田 沙織 さん 2015年3月 英語専攻科 卒業 鹿児島県鹿児島純心女子高校 出身

    旭情報サービス株式会社

    テクニカルサポート

    吉田 沙織 さん

    2015年3月 英語専攻科卒業
    鹿児島県鹿児島純心女子高校 出身

    「英語力」と「コミュニケーション力」、そして「ITスキル」を習得すれば、
    どんな業界でも活躍できると思います。
    さまざまな業種の企業様に常駐し、IT関連のテクニカルサポートを提供する会社に勤務しています。主に担当しているのは、メールが送信できないなどのパソコンやネットワークの不調、アプリケーションの操作方法に関するお問い合わせの対応などです。近年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、TeamsやZoomなどのITツールを導入する企業様が急増しました。IT技術は日々進化しているため、常に新しい知識を習得し、より幅広く柔軟に対応できる人材になることが現在の目標です。そのために重要になってくるのが「英語力」と「コミュニケーション力」だと考えます。IT関連の最新情報は、英語でリリースされることが多いため、最新の知識を正しく迅速に仕入れるためには、英語力が不可欠です。また「IT業界」と聞くと、パソコンに向かって一人で作業をするイメージを抱く方も多いと思います。しかし、実際には社内外の多くの人たちと関わらなければなりません。社内の人たちとのチームワークを築いたり、お客様が抱える課題を伺い、的確なアドバイスをするためには、気持ちを汲み取り、一人ひとりに合ったかたちで正しく伝える力が必要です。神田外語学院では、外国人教員による授業や、さまざまな経歴を持つ仲間たちとの交流を通して、高い「英語力」と「コミュニケーション力」を身に付けられたと実感しています。ビジネスシーンに限らず、私達はすでに、ITやデジタルというものを使わずにはいられない日常を生きています。新設される「デジタルコミュニケーション科」で、前述の「2つの力」に加え、ITスキルを幅広く身に付けることができれば、どんな業界でも活躍できると思います。ぜひ頑張ってください。
太齋 真生 さん

楽天グループ
株式会社

楽天TV プロダクトマネージャー

太齋 真生 さん

神田外語学院
グローバルコミュニケーション科
2017年3月卒業
神奈川県・日本大学高校出身

マーケティングにデータ分析・解析の知識は必要不可欠。
デジタルコミュニケーション科での経験はどんなポジションでも必ず役立つと思います。

動画配信サービスのRakuten TVで、iOSアプリ開発のプロダクトマネージャーをしています。アプリに今後どんな機能を追加すべきか、どう改善していくべきか方向性を決定する仕事です。私は神田外語学院を卒業後、デジタルコンテンツ配信を手掛ける企業に入社し、ウェブディレクターとして働いていました。その後、同業の外資系企業などを経て、楽天グループには2020年に入社しました。プロダクトマネージャーはエンジニアとの調整をスムーズに進めるハブのような役割で、コミュニケーション力が求められます。定義した要件をチームに伝え、それに対してエンジニア側はどう考えているのか引き出し、調整しながら仕事を進めます。コミュニケーションを円滑に進めることはプロダクトマネージャーとして大切にしている部分です。チームには外国籍のメンバーも多く、コミュニケーションは英語です。私は学生時代にTOEIC ®920点を取得しましたが、それでもビジネスの現場では力不足を感じました。もちろんベースとなる英語力の養成という意味では学生時代の学びに価値はあると思いますが、ただ試験で高得点を取ることだけが語学のゴールではないと思います。また、マーケティング要素もある現在の仕事はデータドリブンに戦略を立てていくため、データ分析・解析の知識が欠かせません。新しいことを始めるときは必ずデータに基づいてKPI(※1)やOKR(※2)を設定します。私は現場で先輩に教わりながら学びましたが、IT業界で働くのであれば、学生のうちに定量・定性データを扱うための知識を身につけておくことは強みになると思います。高校生のうちはこれらの知識の重要性に気付くことは難しいかもしれませんが、デジタルコミュニケーション科のカリキュラムで得られる知識や経験は、将来どんなポジションで働くとしても必ず役に立つと思います。

原之園 実紗 さん

株式会社Zehitomo

コンサルティングセールス

原之園 実紗 さん

神田外語学院
児童英語教育科
2016年3月卒業
東京都立江戸川高校出身

IT業界のみならず、前職のブライダル業界でもITスキルの必要性を実感。
私自身もデジタルコミュニケーション科で学びたいと思うくらいです。

専門的な技術や能力を持った人と、そのサービスを求めている人をつなぐマッチングプラットフォームを運営するベンチャー企業で、コンサルティングセールスを担当しています。サービスを提供する側のお客様から集客目標や費用イメージをヒアリングし、最適なプロモーション方法を提案するのが私の仕事です。弊社は2人のアメリカ人が立ち上げた会社で、外国人メンバーも多く在籍しています。社内では日本語と英語を半々で使っていますが、お客様の中には日本語を話せない方もいらっしゃるので、英語が話せるかどうかで仕事の幅が変わってきます。神田外語学院で英語環境に慣れていたことは、この部分で強く活きていると思います。私は元々ブライダル業界でウエディングプランナーとして5年半働いており、結婚を機に転職を決意しました。ブライダル業界でもDX化が進み、私自身も集客を担当するようになる中、ITスキルの必要性は日々実感していました。それならITがメインとなる仕事で経験値を積み、人生の幅を広げようとZehitomoに入社したのです。専門的な知識は一切ない状態で飛び込みましたが、セールス担当といえども、マーケティング部門やプロダクト部門、エンジニアとの会話で、少なくとも専門用語を知らないと仕事になりません。それが最初にぶつかった壁でした。学生のうちはそのような知識がどれだけ大事か感じづらいと思いますが、ITスキルはどの業界にいても必ず役立つと思います。新興のIT系企業は中途採用が多い傾向にありますが、それはITスキルや経験値があるかどうかを重視しているからだと思います。学生のうちにそれらが身についていれば、スタートアップでも即戦力として働けるのではないでしょうか。私は今後、人事・教育部門にも携わりたいと考えていますが、高度なITスキルとコミュニケーション力を身につけた学生が増えていけば、新卒採用を積極的にできるようになると思っています。私自身、もう一度学生に戻れるのなら、デジタルコミュニケーション科に入って学びたいと思うくらいです。

安田 太久磨 さん

株式会社イーキューブ

イベントディレクター

安田 太久磨 さん

神田外語学院 英語専攻科 2010年3月卒業
神田外語大学 外国語学部国際コミュニケーション学科
2013年3月卒業(2年次編入学)
千葉県立幕張総合高校出身

エンタメ業界の最前線でAdobeシリーズを日常的に活用中。
広告代理店とのミーティングも多いので、マーケティング知識は必須です。

私たちはイベントの制作運営を担う会社です。クライアント様から持ち込まれた企画のイメージを具現化し、どのようにしたら多くの人に楽しんでもらえるかを考えてイベントを設計します。様々なチームの人たちと関わり合い、どのような台本を書き、どのようなステージを作って照明・音響の演出をするのか、綿密に話し合いながら作り上げています。私の現在の主な担当はeスポーツの大会制作です。エンターテイメントの最前線に立つ現場なので、AR・XRなどの新しい技術と常に触れ合えることが今の仕事の面白いところです。デザイン系の作業が多く、Adobe Illustrator、Photoshop、Premiereは日常的に使っています。習得に時間がかかるツールなので、私の学生時代にデジタルコミュニケーション科があれば、ぜひ入学して勉強したかったと感じます。イベントのキャンペーンを打つ際には、SNSチームや広告代理店との打ち合わせもあります。私自身はマーケティング担当ではありませんが、予備知識がなければ話についていけないので、自分の領域外の知識も積極的に身につける努力は必要です。高校時代、英語はとにかく苦手でした。神田外語学院では、苦手な英語をどうにか使って外国人の先生にどんどん話しかけていくというチャレンジ精神が身につき、英語力とコミュニケーション力も磨くことができました。イベント制作の現場では英語を使うことはそれほど多くはありませんが、クライアント様に歩み寄ってイメージを引き出していく時などに、コミュニケーション力が特に活かされていると思います。これまでは先輩方の力を借りながらイベントを成功させてきましたが、最近では私が先頭に立ってチームを引っ張っています。デザインツールのスキルとマーケティングの知識があり、かつコミュニケーション力に自信がある学生であれば、今すぐにでも一緒に仕事をしたいですね。

吉田 沙織 さん

旭情報サービス株式会社

テクニカルサポート

吉田 沙織 さん

2015年3月 英語専攻科卒業
鹿児島県鹿児島純心女子高校 出身

英語力」と「コミュニケーション力」、そして「ITスキル」を習得すれば、
どんな業界でも活躍できると思います。

さまざまな業種の企業様に常駐し、IT関連のテクニカルサポートを提供する会社に勤務しています。主に担当しているのは、メールが送信できないなどのパソコンやネットワークの不調、アプリケーションの操作方法に関するお問い合わせの対応などです。近年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、TeamsやZoomなどのITツールを導入する企業様が急増しました。IT技術は日々進化しているため、常に新しい知識を習得し、より幅広く柔軟に対応できる人材になることが現在の目標です。そのために重要になってくるのが「英語力」と「コミュニケーション力」だと考えます。IT関連の最新情報は、英語でリリースされることが多いため、最新の知識を正しく迅速に仕入れるためには、英語力が不可欠です。また「IT業界」と聞くと、パソコンに向かって一人で作業をするイメージを抱く方も多いと思います。しかし、実際には社内外の多くの人たちと関わらなければなりません。社内の人たちとのチームワークを築いたり、お客様が抱える課題を伺い、的確なアドバイスをするためには、気持ちを汲み取り、一人ひとりに合ったかたちで正しく伝える力が必要です。神田外語学院では、外国人教員による授業や、さまざまな経歴を持つ仲間たちとの交流を通して、高い「英語力」と「コミュニケーション力」を身に付けられたと実感しています。ビジネスシーンに限らず、私達はすでに、ITやデジタルというものを使わずにはいられない日常を生きています。新設される「デジタルコミュニケーション科」で、前述の「2つの力」に加え、ITスキルを幅広く身に付けることができれば、どんな業界でも活躍できると思います。ぜひ頑張ってください。