《フィンランド留学学生レポート12月号》peeps/magazine for teens/November

留学生活も残り2カ月！というわけで追い討ちのレポート祭りがスタートです。最後の踏ん張り！頑張るぞ～

・個人の場合
字数：基本3000字以上
文献：5 – 7個くらい

・グループの場合
字数：15ページ以上
文献：10個以上

ちなみに今月は、レポートの締め切りが3つありました〜。グループレポートは構成から内容まで、メンバーで認識を共有する作業が本当に大変…。でも、達成感は格別です！

見てください！褒めて（笑）正直、日本で表紙や目次までこんなにしっかりしたレポートは書いたことなかった！！！

これ、18ページもあるんです。ペアになったベルギーの子のこだわりが爆発してて、実は喧嘩寸前になりながら仕上げました。まぁ、良い経験と学び！ワタシ！よく頑張りました。

ヨーロッパの学生は本当に「よく遊び、よく学ぶ！」
講義中に寝るなんて信じられない！！という雰囲気でそれぞれが内容に対して興味関心を強く持っていると感じます。実際、講義で扱った論文をもとに独自に研究をしていたり、自主的に新しい分野の論文を読み漁ってみたりと、みんな学びたいからこそ大学にいる。それぞれの意思がしっかりしすぎていて大変な場面もあるけれど、大学への価値観は素敵だと思います。

ここからは、留学中の課外活動についてご紹介します！一つ目は教育関係の実習とインターン活動です！
私は授業の一環として２つの小学校でインターンをしています！さらに貴重な機会に恵まれ、地元の中学校では日本文化にまつわる授業をさせてもらっています。そんな少し変わった？活動の様子をご紹介します～～！

In 小学校
担当クラスの生徒たちとソーラン節を踊りました！いつもやんちゃな子供たちが一生懸命「ドッコッショー！ソーラン！」って私の真似をしていて、本当に癒されました～～！

In 中学校
美術の授業として日本文化を取り入れているこちらの中学校。アニメから日本語を学んだという生徒もちらほら！改めて、日本の文化って世界に誇れるものだと実感させられました。そして、あらゆるものを学びのリソースにする効果も実感！

大学が主催するlocal friendship programという活動
に参加していて、マッチングした現地の方と週に一回程度一緒に過ごしています！寮やアパートメントに住むのなら、絶対にこういった機会をゲットした方がよい！！

私がマッチングした家族は、ママさんと６歳のやんちゃボーイの二人暮らし！平日は仕事終わりのママさんとカフェでお茶したり、休日はお家に招いてもらい３人で料理したり、公園に行ったり、買い物したり….。地元の人のありのままの生活を知れるし、街の情報を聞けるし、何より学校以外に居場所ができるし、本当にこういったプログラムはオススメです！最近は、あと何回会えるかなぁと考えては寂しくなっています。

①カフェ活：
実は、世界で一番コーヒーを飲むと言われているフィンランド。半年では行ききれないくらい、街のあちこちにカフェがあります！ヴィーガンやグルテンフリーなど様々な食生活に対応しているので、みんなで楽しめます！

②ショッピング：
バスで２０分ほどの場所に何でもそろう大きなショッピングモールを発見！自炊民にとっては、見たことない食材が並んでいるだけでワクワク…！先に予算を決めないと（笑）

③気ままに一人旅：
一日OFFがあれば、長距離バスに乗って遠出も可能！今回は本場の公衆サウナを体験しにタンペレという街に行ってきました！３時間ほどのバスも慣れればへっちゃらですっ！地元に人の声援を受けて湖に飛び込むサウナは最高でした。いつもたくさん活動して、節約している分、旅先では我慢せずいっぱい食べて、思いっきり遊ぶのです！

今月は、フィンランド最北端の街「ラップランド」に1週間ほど滞在していました。目的は大きく 分けて3つ！オーロラを見ること！犬ぞりを体験すること！そして、サンタクロースに会うこと! ワクワクしながら行ったけれど、なんと初日から−20度。しっかり洗礼を受けてきました(笑)

まずは、オーロラ！TVとかで見 るものよりは小さいけれど、エメラルドグリーンの幻想的な光を見ることができました！何より、ドキドキしながらオーロラ ハントした時間が楽しかった！

お次は犬ぞり!映画のような世界の中を、力強い犬ぞりで走り抜けました！なんだか自分まで強くなったような気がしました。北国に行くことがあったらぜひ！

最後はサンタさん!私は姪っ子から預かったお手紙を渡すというミッションを果たすことができてひと安心。もうすぐ行くからね〜と伝言もいただき、夢の国でした。

留学!といったらどの国を思い浮かべますか？きっとアメリカ・カナダ・オーストラリアあたりを想像した人が多いのでは…?実際、語学メインの留学ではこの3か国への留学が圧倒的に多い気がします！そこで、今回は「ヨーロッパ留学」にフォーカスして長所と短所を個人的見解で紹介します！

・他の国への旅行がしやすい！
– ヨーロッパ間なら交通費が安く抑えられる
– ヨーロッパ出身の友達に各国の情報を聞ける
・日本人が少ない！
– そもそもアジア人が少なく、どっぷり浸れる
・英語がわかりやすい！
– ヨーロッパの人々のほとんどが英語ネイティブ ではなく、第二言語として学んだ人たちなので 早すぎないし、わかりやすい言い回しが多い！

・EUの結束感は強め
– 留学生の大半がヨーロッパ圏からきている学生! となると、彼らは共通の話題や文化を持っている人が多くて、なかなか入っていけなかったり…。 個人の頑張り次第だけれど、私的には難しかった。
・訛り強め&第二外国語
– フランス訛りだったり、スペイン訛りだったり、 訛りが強くて、きれいな英語を聞く機会は少ない。 そして、英語に加えてその土地の言語を勉強する 必要がある。(私の場合はフィンランド語)

今月号も最後までご覧いただきありがとうございました！ 留学も終盤に近づき、こちらでの過ごし方を振り返る時間 が多くなってきました。留学期間が濃いものになる理由は 海外というだけではなくて、期限付きだからこそグッと踏 ん張って挑戦できるからかもしれないですね。どこにいよ うと、ゴールを決めて努力できるように心がけたいです。そして、私たちは2023年が終わると同時に帰国するため、 夏から続いたpeepsマガジンも次号が最終号となります！最終号ではフィンランドでの半年間をゆっくり振り返り、 深く濃いマガジンをお届けしたいと思っているので、通常 より遅い1月の下旬の発行を予定しています。それでは、ラストスパート走り抜けてきます!また来月！