神田外語グループのいしずえを築いてきた人々

第18回 赤澤正人神田外語大学第4代学長『国際舞台を目指す学生に道を示す』

専門の教育機関としての評価を得て
英語教育のアウトソーシングが可能に

関東から東には、外国語大学は、東京外国語大学と神田外語大学しかありません。その特殊性は多いに生かすべきでしょう。ひとつの方法として他大学との連携があります。他大学の学生は神田外語の質の高い外国語教育を享受し、神田外語の学生は本学にない科目を他大学で学ぶことができます。

千葉県内にある大学との連携もずいぶんと進みました。平成18(2006)年には、千葉大学と単位互換の協定を締結。千葉大は国立大学であり、一般教養科目の授業も充実しているし、自然科学系に興味のある学生にとっては関心のある科目がたくさんある。学生にとってはとてもよい刺激になりましたね。平成20(2008)年には、敬愛大学、城西国際大学が加わった4大学で「ユニバーサルコミュニケーションに向けた教養教育のための千葉圏域コンソーシアム」を立ち上げ、大学間での単位互換をはじめとした連携の強化が図られました。

神田外語大学の強みをどんどん世の中に提供していく。その極みが他大学に語学教育のアウトソーシングを提供するソリューション事業でしょう。平成18(2006)年に東北大学で始まりましたが、その後、広島文教女子大学や熊本の崇城大学に広がっていきました。外国語教育という自分たちが不得意とする分野を、神田外語のような専門の教育機関にアウトソーシングするのは、とても自然の流れだと私は思います。やはり、餅は餅屋です。

他大学の方にお聞きすると、学生に生きた英語を学ばせたいが、専門知識を持ったネイティブ教員をどう集めてくるかが分からない。見つけたとしても、望む教育ができるか保証はない。でも、神田外語で数年間教えた教員なら安心だとおっしゃる。神田外語での経歴が教員の評価そのものになっているのです。

私が一番感心したのは、各大学に赴任した外国人教員の姿勢です。神田外語大学の学生はレベルの差こそあれ、外国語に興味がある。でも、広島や熊本の大学には、英語は専攻ではないし、英語など大嫌いという学生もいる。でも、ELIの教員たちは、「神田外語とはまったく違うタイプの学生に教えるにはどうしたらよいか?それを研究することが自分のチャレンジになる」とおっしゃる。神田メソッドがどんどん広がっていくのは、こういった先生方がいるからなのだと痛感しました。(8/10)

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写真撮影:塩澤秀樹
取材・文:山口剛

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