神田外語グループのいしずえを築いてきた人々

第18回 赤澤正人神田外語大学第4代学長『国際舞台を目指す学生に道を示す』

悩まずに、すんなりと学長を引き受けました
教育者としてのDNAがあるのかもしれません

平成13(2001)年3月にドミニカ共和国での任期を終えると、日本貿易振興会(ジェトロ)などの外務省関連の団体に出向しました。平成15(2003)年、理事長をされていた佐野隆治会長から電話がありました。「お手数だが、履歴書を送ってくれないか」というのです。特に理由も聞かずお送りしました。

少しすると、「ちょっと会えないか?」と神田に呼ばれました。訪ねてみると、神田外語大学の石井米雄学長(※2)もいらっしゃった。すると、佐野会長は、「実は急に石井先生が学長をお辞めになることになった。次の学長をお願いできないか」と言われたんです。本当に寝耳に水でしたね。

学長のお話をいただいたとき、私はまだ58歳で、外務省は定年前でした。一度大使を務めると、たいていは63歳ぐらいで引退するまでに2、3カ国で大使を務めるのが一般的でした。

あまりに突然で驚きましたが、意外と自然に「ぜひ、やらせていただきます」とお答えしました。やはり、DNAでしょう。母も教師でしたし、私の弟も先生をしています。我が家には教育者としてのDNAがあるのかもしれません。そして、これまでの外務省の経験を若い人たちに教えていくことの喜び、重要性を感じました。悩まずに、すんなりと学長をお引き受け出来ましたね。

石井学長に神田外語大学のキャンパスを案内していただきました。広々としたキャンパスで学生が伸び伸び学んでいる印象でした。非常に自由で開放的で、どこかアメリカの大学にも通じる雰囲気です。施設も整っているので、こういう学校で勉強できる学生というのはうらやましいなと思いましたよ。語学というのはコツコツ勉強しなければなりませんから、真面目な学生が多いなと感じました。(3/10)

  1. 石井米雄[昭和4(1929)年〜平成22(2010)年]平成9(1997)年から16(2004)年にかけて第3代神田外語大学学長を務めた。文部省から新設される人間文化研究機構の初代機構長への就任要請があり、平成16(2004)年3月、任期途中で学長を退任。
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写真撮影:塩澤秀樹
取材・文:山口剛

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