LIFE

これから大学へ入学する皆さんへ

2022/03/17

4月からの大学生活まで、あと1か月弱となりました。

引越しで忙しい人もいれば、高校の友人との時間を楽しんでいる人もいるでしょう。

 

大学入学前の皆さんへのアドバイスを、本学の教職員に聞いてみました!

英語科目を担当している藤村朋子先生からのアドバイス

春休みのこの時期、こんなことを考えてみるのはどうでしょうか?

 

「今後こうなりたい、これができるようになりたい。」

 

具体的な希望に思いをめぐらせてみましょう。大学生活ではいろいろな学びの機会があります。

なりたい自分についてたくさん考えてみて下さい。その時間が、4月から存分に学ぶ力になると思います。

 

ブラジル・ポルトガル語専攻の拝野寿美子先生

まずは、体力づくりに励んでください。
一人暮らしをする人は、自分で作れる栄養満点のお料理を一つマスターしてきてください。健康第一です。

 

次に、日本で、世界で何が起きているのかに関心をむけてください。
言語を使って自分は何がしたいのかを見つけるきっかけになると思います。

 

最後に、皆さんを大学に送り出してくれるご家族に、「ありがとうございます!」と目を見て伝えましょう。
気持ちを伝えるために、言葉を学びますのでね。

 

では、4月1日に!

 

国際戦略部の内藤慎司さんです。

志望動機(初心)を忘れないこと

 

高校と大学が全く異なることは入学前から様々な人から言われることかと思います。
とは言え、実際に入学し、大学生活を送り、様々な壁にあたる中でいつしか初心を忘れてしまいがちです。
なぜこの大学に入ったのか、ふとした時に思い出すと、学習意欲が再燃することもありますし、学生生活をより充実させようという意欲が沸くこともあろうかと思います。

(内藤さんは本学の卒業生です。)

 

 

というわけで、3名の教職員からのメッセージでした。

 

大学で学ぶことの意味を再確認する期間にするとともに、新生活の準備(備え!)をすることが大事なのですね。「栄養満点のお料理」、私からは豚汁をおススメします!

 

というわけで、これから入学する皆さん、楽しみながら新生活の準備をしていきましょう。

 

最後に私、ブラジル・ポルトガル語専攻の奥田からまとめておきます。

世界で起こっていることを知っておこう

外大で学ぶ意味を見失わないためにも、自分の専攻言語に関わらず、世界でいま起こっていることを広く理解しておきましょう。世界を知れば、自分の興味が具体的になり、興味が具体的になれば、語学の勉強も楽しくなります。また、日頃から幅広い出来事にアンテナを向けておくと、授業での議論やレポートのテーマ設定なども楽しくなります。

教員を知ろう

皆さんがこれから入学する大学にはどんな先生がいるのでしょう。ぜひ、教員について調べておきましょう。この先生の話を聞きたい!という気持ちがあれば、入学後の履修科目も選びやすくなります。

ちょっと難しい本を読んでみよう

大学では授業に関連する文献を読む機会が増えます。専門書・学術書が中心です。高校生の皆さんには読みなれない文体かもしれません。今のうちに一冊、読んでみましょう。慣れるためでもありますし、「自分が一冊の専門書を読むためにかかる時間」を知るためでもあります。読了にかかる時間がわかっていれば、レポートや課題に取り組むときも、提出期限のどのくらい前から準備を始めればよいか、わかります。

ミニ・ノート(授業外用)を作ろう

新学期は、何度もガイダンスがあります。単位の取り方や、各種奨学金の申請方法、留学情報など、大事な情報ばかりです。でも正直、かなりの量なので頭に入れておくことは難しいです。そして、その情報が必要になるのは、情報を聞いたときではなく、数か月から約一年後の学期末や年度末だったりします。

こうした手続き関係のことをまとめて書き留めるための小さなノート(もしくは手帳)を用意して、一か所にまとめて書いておくと便利です。全てを書き留めることは無理なので、「進級要件は便覧の〇ページを確認」とか、「留学関係は国際戦略部に質問。特に〇月に公開される情報に注意」というように要点をまとめておくとよいでしょう。

大学はホームルームもありませんし、担任の先生もいません。自分の大学生活に必要な情報を集め、行動するのはあなた自身です。

生活リズムを整えておこう

え、今さら子供みたいな注意されても、、、と思うかもしれません。せっかくの春休みなので、夜更かしを楽しむこともあるでしょう。

本学の1限は朝9時開始です。それに間に合う時間に、今のうちから起床する習慣をつけておくことをおススメします!寝坊で欠席が続くと、単位が取れなくなるかも・・・。そして、料理や洗濯などの生活スキルも今のうちに少しずつ磨いていきましょう。

それでは、4月から大学という学びの場で共に過ごすことを楽しみにしています。

文&写真 奥田若菜(ブラジル・ポルトガル語専攻教員)