STUDY

専ら「中国語」を攻めてます

2018/01/15

大好家!みなさんこんにちは。

中国語専攻の太田です。今回は私の専攻である中国語専攻の様子をご紹介します。

中国語専攻は、その名の通り中国語を専門的に学んでいく専攻です。新入生ガイダンスの時に、中国語専攻主任の先生がおっしゃった言葉が印象的で、皆さんにも共有したいと思います。

「専」ら「攻」める

『「専攻」とは、「専ら攻める」という意味であり、神田外語大学に在学する4年間、ひたすら中国語を学ぶというコースなのです。もういや!!と思うくらいまで、ひたすら中国語を学ぶ4年間を過ごせたのなら、きっと4年後中国語を習得できるだろう』と。

この言葉を聞いた時、不安と期待で不思議な感情になったことを覚えています。今でもこの言葉を思い出すと、初心に返り、勉強へのモチベーションがあがります。またこれから真剣に漢字と向き合っていく私たち学生に、漢字の面白さも同時に伝えていたのではないかと思います。

専ら中国語を攻める私たち中国語専攻では、具体的にどんな授業が行われるのかご紹介します。

1,2年次はクラス単位で中国語の授業を受けます。これらの中国語の授業は必修授業と呼ばれるもので、卒業までに必ず修得が必要な授業です。必修授業は、週に6コマ、つまり一日一回以上あります。神田外語大学は1コマ90分授業なので、授業の進みも高校の時と比べると約2倍だと思います。これについていくために、毎日予習・復習が必要です。

1クラス20人前後で、中国語の発音から始まり、そのあと文法を基礎から学んでいきます。基礎文法の教材は、先生方の手作りで、無駄がなく効率的に学習ができます。中国語の会話の授業は、さらにクラスを二つに分け、10人程度のクラスで行います。このように少人数で授業を行うことで、先生の目が学生に届きやすいという点で濃い授業が行えます。先生は、日本人の先生に加え、外国人の先生も多くいらっしゃいます。

海外に出ていく学生たち

3,4年次になると、いままで培った基礎を実際に使って中国語で討論をしたり、新聞を読んだり、発展した授業を行っていきます。

神田外語大学には、中国から来ている留学生も多くいるため、外国人の留学生と一緒に授業を受けることも珍しくありません。実際3年の後期に履修した授業は、留学生7人に対し、日本人1人という珍しい配分になり、留学気分を味わえてしまうような授業もありました。

また、この時期になると留学に行く学生も少なくありません。特に3年時に留学に行く学生が多いように思います。中国などのアジア圏は、欧米にくらべて距離が近く、授業料も高くないので、私費で留学に行く学生もいます。

長期休暇は同級生の半分が海外に学びに行っているということも神田外語大学では珍しくありません。

余談ですが、私も2年次の夏休みを使って、上海に短期留学の経験があります。約一ヶ月という短い期間でしたが、異文化を感じられたと思っています。私が短期留学に行こうと思ったきっかけは、周りの友人や先輩が海外に行っている姿が格好よかったからです。神田外語大学には海外に出ていきやすい雰囲気があるのかもしれませんね。

とはいえ、中国語専攻だからと言っても中国語だけ勉強すればいいわけではありません。中国語の授業の他に、中国の文化や経済、歴史や政治なども1年次から同時に学びつつ、一般教養や英語ももちろん学びます。言語はあくまでも意思疎通のための道具なので、言語を使って内容のある会話ができるように知識を蓄える必要があります。

 

私自身、神田外語大学に入学してから中国語を学び始めました。それ以前は声調があることすら知らない中国語に関して無知な人間でした。こんな私でも3年間学び続けられています。これは先生や仲間に恵まれたことが一番の要因だと考えています。お言語を習得することは簡単な事ではありませんが、神田外語大学には言語を習得する環境が整っています。少しでも学んでみたいという気持ちがある方は是非中国語専攻で一緒に学びましょう!!