STUDY

わたしのゼミ紹介

2019/01/16

あけましておめでとうございます!今年もKUIS styleにお付き合いください!

改めましてこんにちは、中国語専攻の太田です。

みなさんは良いお正月を迎えられたでしょうか?

わたしは実家に10日間くらいいたので、ゆっくりとしたお正月を過ごせました。

KUISでは、一般入試前期の出願が始まりました。

センター利用(前期)入試は1/18(金)

全学科統一・Ⅰ期  入試は1/22(火) が出願締切ですので、出願をする予定の方は

余裕を持って手続して頂ければと思います。

 

さて、今回はわたしが所属しているゼミについてご紹介します。

ゼミナール(ゼミ)とは

3年生から履修できる「研究演習」のことです。1、2年生で得た基礎知識をもとに、
各自の学問的興味関心のある分野を研究・分析・討論をし、より発展、深化させる場のことです。

KUISには62このゼミがあり(2018年度)担当教員ごとに扱う分野が違ったり、やり方もさまざまです。
ゼミ論、卒論が必須でないゼミもありますし、そもそもKUISではゼミに入ることが必須ではありません。
基本的に全学科の学生が自由に履修できるので、学科専攻の垣根を越えて交流できます。
やる気のある人たちが集まっている場がゼミと言っても過言ではないかもしれません。
(*ゼミに入らない人は、ゼミ分の単位を他で取得しなければなりません。)

興梠ゼミ

わたしのゼミの先生は興梠一郎先生です。テレビで見かけたことがある方もいらっしゃるかな?!

今年は去年に引き続き「自分と向き合う」というテーマのものでやっています。

毎回ある程度の量の文章を読んでから、ぞれぞれの感じたことをその場で討論する形式です。

先生が良いなと思った本や、学生が良いなと思った本の抜粋をみんなで読み、討論します。

今年はゼミ生3人という超超少人数でやっています(笑)

特徴

①多様な文章内容

ゼミ内で読む内容は多種多様で、社説、脳外科医が書いた本、中国の古典など分野を絞っていません。

それにより、自分では選ばない文章に出会うこともあり新鮮です。

 

②多様なメンバー

先生はもちろんですが、今年は学生3人とも専攻が違います。(中国・韓国・ポルトガル語専攻)

留学生や卒業生が参加してくれる日もあり、多様な意見や経験を聞くことができます。

 

③生きる力を養成する

最終的には、これに尽きます。今後社会に出ていく上で、必要な忍耐力や対処方法を鍛えます。

とはいえ、何かの資格をとるとかそういうことではなく、メンタル面を鍛えるということです。

自分をコントロールできるように訓練をする場が興梠ゼミです。

ゼミに入っての感想

3年生から興梠ゼミに入っていて、最初はゼミっぽくないなと思っていました。(正直な話ですが)

ただ、半年くらい経たところでゼミでやった内容が、実生活に生きてくるようになりました。

それからは、余裕ができたり、人生について良い意味で楽観的に考えられるようになった気がします。

今後、困難に出くわしても立ち上がれるような、図太くさを手に入れられた気がします。

2年間振り返っても、有意義な時間でした。

さいごに

ゼミに入るかは自由なので(KUISの場合は)、オープンゼミなどを利用して吟味したうえで

決めていただければと思います!最後にゼミで出会った言葉をご紹介して終わります!

 

”塞翁失马” (人間万事塞翁が馬)

簡単に言えば、幸せだと思っていたものが不幸の原因になったり、

不幸だと思っていたことが、幸せを招くことがある、という意味です。

わたしは、大学受験満足のいく結果ではありませんでした。しかしKUISで様々な事を学び、経験して、

今思い返せばこの進路で良かったなと心から思えます。この言葉は、辛いことがあるといつも思い出します。

ご参考までに!

 

参考 : 湯浅邦弘(2014)『菜根譚 ビギナーズ・クラシック 中国の古典』角川ソフィア文庫.