STUDY
2018/10/17
こんにちは!英米語学科4年のふみです!
10月に入り、大学内の木々も緑から黄色やオレンジに変化してきました。
朝晩もだいぶ涼しくなりましたよね。
今回はわたしがみなさんにオススメしたい授業について紹介したいと思います!
わたしが一番おもしろいなと感じたのが中国の政治や外交について学ぶ【中国政治外交概論】という授業です。
この授業を開講しているのが興梠 (こおろぎ) 一郎先生です。
「興梠」という名前にちょっとでも、ん??っと思った方!
よくニュースを見ている証拠です!!実はこの先生、よくニュースや報道番組に出て中国の情勢や日本との関わりなどについて解説しているんです!!
英米語学科のわたしがなぜ中国政治外交概論を履修していたのかというのには、3歳から8歳まで中国の大連というところに住んでいたことに理由があります。
日本のチャンネルはNHKしか見られなかったのに、その途中ですら音声のみの時間があったんです。
小学生高学年のとき「なんであのとき、途中でテレビが映らなくなったんだろう」と思うようになり中学高校では先生に質問したりして、ようやく大学で中国の政治について学べる授業を見つけたので履修しようと決めました。
(単に政府にとって都合が悪いものは流さないということだというのはすぐにわかりました…)
基本的には授業内で配られる政治に関する新聞資料(ハンドアウト)を家で読み、どのような事について書かれているかを自分なりに要約し、それを授業内で発表する。というのが主な授業内容になります。
前の週に配ったプリント(自分で要約した物)をやってきていることが前提で授業が展開されていくので、やり忘れていたり詰めが甘かったりすると、授業で何について話しているのかまったくついていけない…なんてことになります。。
ちなみに授業内ではパンダのことや中国の食文化についても少し触れたりしました。
それは政治や外交だけにとどまらない先生の解説に理由があります。
どうしても政治外交に関する授業だと堅苦しくなったり難しくなったりするイメージがありますが、その解説の観点が政治や外交だけに捉われていないのが最大の魅力ではないかと思います。たとえば日本で流行しているゲームやアニメが中国でも流行したとき、それが中国の政治にどう影響が出るか、などサブカルチャーが政治に及ぼす影響などを交えながら授業が進んでいくので、「こういう考え方もあるのか」と政治外交に対する視野が広がる感じがしてとても楽しかったです。
どんな授業を履修するかは個人の自由だと思います。わたしは自分が好きなこと、興味があることであれば学科や専攻は関係ないと考えています。
どんなに小さい事でもいいので自分が気になる時事についていつもよりちょっと深く調べたり、学校の先生に話を聞いてみてはいかがでしょうか?
ではまたお会いしましょう!