STUDY ABROAD
2023/07/03
参加学生15名は無事に研修を終え、帰国いたしましたところ、ご報告いたします。
最後のメルマガの配信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
研修催行に際し、多大なるご支援を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。
研修も終盤に近付いてきました。9日目にはテルアビブにある日本大使館にて、外交官の方より経済についておよび外交についてのレクチャーをいただき、その後、2つの博物館をめぐりました。
10日目は研修のまとめに向かい、今回の研修について振り返りのセッションを行いました。今回の研修で得たもの、自分に足りないと思うことなど、今後の学習につながるよう、学生同士で意見を交換しました。その後はヘブライ大学の学生との交流会を行いました。パレスチナの学生との交流会とはまた違った意見が交わされており、その違いを学ぶことができていたようです。その後、NGO(JVC)職員の大澤みずほ氏よりレクチャーを受ける予定でしたが、元ガザ地区勤務で国連職員である安藤氏に参加いただくことができ、国連の仕事とNGOの仕事についてお伺いすることができました。
11日目、宗教行事の関係で前回訪問できなかった、イスラム教の聖地岩のドームを見学したあと、帰国のため空港に向かいました。
(引率 国際戦略部根本)
学習テーマ【1.日本大使館訪問 2.ぺレスセンター 3.ユダヤ人博物館】
研修9日目には日本大使館を訪れた。エルサレムの日本大使館は、大きなビルの19階20階部分にあった。大使館の中へ入る際は、手荷物検査やパスポートのチェックなど、厳重な警備体制が敷かれていた。その中で、私たちは講義を受けるとともに、自分たちの気になる質問をいくつか質問してみた。日本企業の海外展開を支援したり、資源外交、海外企業の日本への投資促進など、様々な課題がある中で、私たちはどのようにして日本についての理解の促進を海外に進めることができるのかを学んだ。特にスタートアップの話は魅力的で。世界のスタートアップの成功率が1から2%なのに対し、エルサレムは3から4%を誇ると言う具体的な数値がとても印象に残った。
また、途上国などで経験する危険や経験は私たちの想像するものをはるかに超える。特にエルサレムは3つの宗教が1つの地に集まる地として有名でありさらにはパレスチナ問題なども起こっているため、私たちの住む日本がどのようにしてスタイルと外交を行っているのかなど、私たちが興味深いものばかりだった。
今日はペレスセンターを訪問した。そもそも、シモン・ペレス前大統領がテル・アビブに設立した建物である。まず、その建物自体が、地中海の前にあることもあり、入る前に少しだけ、地中海を堪能した。日本ではあまり見ることのできない青い海がとても印象的だった。そのあと、私たちは、ペレスセンターに入ったのだが、入った時点からエルサレムの技術力の高さにとても驚かされた。テレビでいろんな人と話すことができたのだが、まるでその場にいるような感覚になった。その後VRを体験する機会があった。男心がくすぐられるとても面白いものだった。終始、最先端のものを見ていたため、やはりエルサレムは技術力のたかいくにであることを実感した。テル・アビブの発展具合からもわかるように、高層ビルが立ち並んでいることから自分が思っている以上に都会でありとても暮らしやすそうだった。何度も言うが、エルサレムの技術力の高さを改めて実感させられた。
Contributors: Kona, Sora, Rika
学習テーマ【1.振り返りセッション 2.ヘブライ大学学生との交流会 3.国連職員、NGO職員の方からのレクチャー】
本日の午後にはヘブライ大学で今回のSTのリフレクションを行いました。具体的には、まず研究テーマごとのグループで別れて意見交換しました。そこから、一人づつ内容発表をしました。ST前に抱いていたイメージと実際に来て感じたこととのギャップと自分に足りないと感じたことはなにか。という質問では、治安が思っていたよりも良かったという意見や英語力や歴史・宗教などの知識不足、質問力不足を痛感したという内容でみな同じようなことを感じていた。他にも各グループや各自で決めたテーマに対してどのようにアプローチしてどのような結果を得たかという成果も同時に発表した。満足にリサーチできている人も、あまりできなくてテーマを変えた人もいたが各々で活動できていて、うまくSTを活用できていた人が多かったように感じた。もう二度とこのSTはやって来ないけれど、今回のSTを通して得た知見や抱いた嬉しい悔しいなどの様々な感情を抱きながら今後のキャンパスライフを過ごしていけたら素晴らしいのではないかと感じました。
ヘブライ大学の学生さんたちと交流会を行いました。いくつかのグループに分かれて交流をしました。
ヘブライ大学の学生さんたちは日本について研究しているそうで日本への愛が伝わってきました。アニメや漫画等で日本に興味を持つ学生さんたちが多いように感じました。何名かは今年の夏に日本を訪れるそうです。アニメや趣味の話、さらにはエルサレムの政治や徴兵の話など一歩踏み込んだ貴重なお話をお伺いすることができました。共通の趣味で盛り上がったり、日本語でお話してくださったりしてとても楽しい時間を過ごすことができました。最後にはお互いの国のお土産やSNSを交換しました。自分たちと近い年代の方々と交流することができて嬉しかったです。今回参加してくださった学生の皆さんがそれぞれの国で活躍できることを祈っています。今回このような貴重な時間を設けてくださったことに非常に感謝しています。
本日の午後はコーディネーターの方の友人であり国連組織の一員でもある安藤さんとNGOで働く大澤さんの話を聞いた。国連の主な仕事としては紛争地域の人道支援や内戦後の国の手伝いなどさまざまである。特に印象に残った話はパレスチナの男女間の不平等である。パレスチナでは今でも男性優位の思想が染みついているため、育児は主に女性が担当する。しかし、育児に対する知識が間違っていたり正しい知識を知らなかったりするため、子供が栄養失調になってしまうケースが多い。そこでNGOでは栄養について正しい知識が身につくような講習を行ったり、貧困でおもちゃを買えない家庭に対しおもちゃ作りのワークショップを用意したりしている。さらにガザ地区の人の生活については経済的な格差が大きいということを知った。支援が均等にいきわたらず、中にはふつうの日本人よりもお金を持っている人がいるということを聞いて驚いた。最後に、大沢さんが「援助の中でも人の価値観を変えるのは非常に難しい。でも誰か一人にさえ届いてくれれば、とその可能性を信じて活動を続けいる。」と語った。
Contributors: Rina, Naru, Shiima
学習テーマ【1.神殿の丘(岩のドーム) 2.帰国】
全てのスタディーツアーが幕を閉じ、日本に帰る日となった日はとても寂しい思いもありながら、故郷に帰れる嬉しさも少しありました。現地でガイドをしてくださった中島さんとテルアビブ空港でお別れをした後、行きの時よりも簡単であった出国審査を行い飛行機に無事搭乗できました。搭乗中、外をみてみると地上からでは見れない、月明かりだけの世界で見える月を見ることができました。約10時間半の旅を終え、無事に成田空港につき、一言目は「アッツ!!」でした。エルサレムとは全く違うジメジメとした暑さはとても苦しいものでした。親御さんや友人のお出迎えがある中、私たちは約2週間をともにした友人とお別れをし、みんな無事に家に帰ることができました。今回のスタディーツアーで多くのことを学ぶことができ、とても有意義な時間となりました。友人との絆も深めることもできました。両親をはじめ、先生方や関係者の皆さんに感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました!
Contributors: Hikari, Rai, Haruna, Yu
学習テーマ【1.イスラム系少数派「ドゥルーズ」地域訪問 2.エルサレムの生活共同体「キブツ」】
8日目はエルサレム北部をめぐり、エルサレムのマイノリティー社会や、平等と共同体の原則に基づく独自の社会的経済的枠組みである「キブツ」を訪れ、これまでとはまた違った観点からエルサレムをより理解していきます。
(引率 国際戦略部根本)
今回はドゥルーズ派という宗派の街に訪れて、ドゥルーズ派の特徴や上記のシンボルの意味など様々な興味深い話を伺った。まずドゥルーズ派のほかの宗派との大きな違いは主に2つある。まず1つ目が個人の自由度が非常に高いということだ。この宗派は個人が誰かに何かをあげることは大事だが、それは本人の意思に委ねられると考えられている。宗教の信仰は無理強いではなく個人の自由であり、普通は宗教は親からくるもので、親が信仰していたら子供もなり、また結婚相手にも影響する。特にキリスト教、ユダヤ教、イスラム教などがあげられる。しかしドゥルーズ派は個人の自由なので家族の中でも信仰していたりしていなかったりとバラバラだそうだ。2つ目はドゥルーズ派には最後の審判が信じられていないということだ。 神様の前でその魂がどうなるか選別されるが、ドゥルーズ派にはその考えはなく、代わりに輪廻転生が信じられている。またドゥルーズ派は十戒を信仰していて、それでは殺しをしてはいけない、嘘をついてはいけないなどがあるが、ドルゥーズの場合は自分の身に危険が及んだ場合だけセルフディフェンスがとれる。 また、上記の女性が思うドゥルーズ派の美しい教えはお互いが愛していないと結婚をしてはいけないという教えだそうだ。
次に2番目の画像のドゥルーズ派のシンボルはそれぞれの色に深い意味を持ち合わせている。緑は自然界では知恵。赤は自然界では火と土地つまり心や愛。黄色は麦。 身体的な意味だと口を表し、食べるという意味から消化器系を表す。自分に何かをつけるというのを拒む。自然の中で生きるという意味。それに伴う意味は口から発するものは嘘をついてはいけないという意味が込められている。青は水の流れるもので身体的にいうと血液。最後に白は全て見えるものという意味である。例えば空気、純血、魂などだ。なのでドゥルーズ派の女性は上記の写真のように白いスカーフを頭に被る。 どれもとても興味深い話で非常に有意義な時間を過ごすことが出来た。
カルマル山のドルーズ教の集落を出発後、マガルにあるキブツ生活共同体を訪れた。1953年に創立され共産主義・社会主義のイデオロギーを元に人々は家族のようなコミュニティを形成しながら暮らしている。共同体のメンバーは仕事、教育、食事、住まいが全て揃っており、個人の収入がなくても生活が出来ている。メンバー同士助け合いながらこの集落を良くするための会議を沢山行っている。個人の収入がない分貧富の差をなくしている。また、キブツにはNETAFIMという農業製品を製造する企業がある。世界各地に投資しており莫大な利益をもち共同体を支えている。砂漠のなかで作物が育つ高度な農業技術に驚かされ刺激的な体験となった。とくに水と肥料だけで育てるバジルや花が印象的だった。
Contributors: Zeinmae, Anju, Ayako
学習テーマ【1.降誕教会 2.難民キャンプ 3.ヒシャム宮殿(JICA活動拠点)】
7日目はエルサレムとパレスチナを隔てる分離壁を越え、パレスチナでの研修です。イエスキリストが生まれたとされる地に建設された降誕教会、難民キャンプ、そして日本のJICAの活動拠点を訪れました。
(引率 国際戦略部根本)
パレスチナに到着し、最初に訪れたのはイエスが生まれた場所である降誕教会だ。教会内部の装飾や、窓に施されたステンドグラスは息を呑むほど美しかった。教会を、奥に進んだ場所にはイエスが誕生したと言い伝えられる空間があり、言葉に言い表し難いほどの感動を感じた。
教会の外に出ると、たくさんの現地の人々がおり、皆フレンドリーに一緒に写真を撮ろうと声をかけてくれた。その地域に日本人が訪れることは珍しいことなのだと感じた。
パレスチナにある難民キャンプへ行った。想像とは違い、建物が沢山あったが、やはりエルサレムとは雰囲気が異なった。パレスチナの方は少し寂しい印象を受けた。お昼ごろには、現地の学生と交流をした。印象に残っているのは、現地の学生が将来や夢について話したことだった。ほとんどの学生は将来というよりは、明日、つまり直近の将来についての話が多かった。また、1人1人が自分の考えをきちんと持っていると感じた。現地の昼食もいただいた。美味しかった。同じぐらいの世代の生徒たちとの会話は貴重な時間だった。
本日のツアーの最後にはJICAの支援施設訪問を行なった。日本人の職員の方々に迎えていただきパレスチナでの経済支援などについてのお話しを伺った。非常に興味深く、自分の考えをより深めることができたと感じた時間だった。その後はヒシャム宮殿を見学して回り、遠い昔に作られたモザイクアートや建造物の美しさを体感することができた。
Contributors: Kureha, Chika
エルサレム研修5日目はいよいよフィールドワークへと向かいます。午前中は3宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の聖地が集う旧市街を訪れ、午後はナチスドイツによるユダヤ人に対してのホロコーストについての記念館「ヤド・ヴァシェム」でユダヤ人が受けてきた迫害について学びました。
3日目は紀元後1世紀のローマ帝国とユダヤ人との戦いの遺構、マサダ要塞を見学し、その後はつかの間の息抜き、死海での浮遊体験を行いました。
(引率 国際戦略部根本)
写真:Praying at Western Wall
今日はエルサレムの旧市街を訪問しました。旧市街の中でも様々な民族の住む地域を訪れました。
路地や建物が歴史的でとても魅力的な街でした。ユダヤ教の聖地である嘆きの壁では実際にお祈りをしました。パワーを感じる素敵な場所でした。お昼を食べた後、キリスト教の聖地である聖墳墓教会を訪れました。建築等の芸術が非常に美しかったです。
小さな区域の中で様々な民族や宗教が集まっていて短時間でしたが多くの国や地域を訪れた気分になって楽しかったです。
写真:Visiting the Buble Lands Museum
一枚目にあるのは聖墳墓教会、ゴルゴダの丘に建つとされるイエスの墓地である。嘆きの壁と同じく旧市街にあるため、焼けるような太陽のもと皆足取りを重くして向かった。聖地ということと木曜(お祭りをしてもよい日)ということもあり、人々が楽器を奏でたり踊ったりしていて、活気にあふれていた。
そして二枚目は朝散歩していた際に偶然見つけた癒しスポットである。大通りを少し外れた路地裏に約数10匹のねこが生息していた。猫たちにとってこの場所はご飯をもらえる絶好のスポットなのだと理解するのに時間はかからなかった。
写真:Holocaust History Museum ”Yad Vashem”
午後にこの写真にあるようにホロコースト記念館であるヤド・ヴァシェムを訪問した。この記念館ではヒトラーを筆頭としたドイツ軍によるユダヤ人の大量虐殺に関する多くの情報を掲示してあった。具体的にはユダヤ人が実際に保持していたもので残っていた多くの写真を掲示しあったり、当時の様子を残した写真などがあった。記念館内にはヘブライ語と英語で溢れていた。英語は専門的でアカデミックなもので、書いてあることをしっかりと理解するのは難しかったけどどの展示物も心を痛めるものばかりで内容が濃く、人道支援などに興味がある人が多いからみんな積極的に展示物を見ていてすごく良かった。
Contributors: Rina, Naru, Shiima
今日は一足先に旧市街を訪問したる約300年の歴史を持つ街ということもあり、街並みや道路、建物全てに歴史を感じる見ていて面白い街だった。自分が思っていたよりも街が栄えていて、人々に活気があったのがとても印象的だった。今回は時間の関係上あまり全体的にみることができず、少し自分的には消化不良だったが、明日のプランの旧市街見学のために事前に確認することができたのでよかった。ここで、写真の人物について説明する。この写真に写っているのは、旧市街で会った方で、仲良くなれたことがある意味今日一番よかったことであるといえる。自分たちは言語が通じず、話すことはあまりできなかったが、言語の壁を超えて友達を作ることができるという証明になったと思う。自分は初海外でとても緊張していたがとても自信を持つことができた。明日からも頑張っていこうと思う。
今日は、新市街地と旧市街地を巡った。新市街地では、民謡の路上パフォーマンスや団体による抗議活動、様々な飲食店など、私たちが日本で普段から目にするような日常が広がっていました。また新市街地では、たくさんの現地の方が私たちに対してコミニケーションとってきてくれました。
旧市街地では、私たちが普段目にすることができないような光景が広がっていました。キリスト教、イスラム教ユダヤ教を始めとする3大宗教の聖地が集まっている場所でもあり、様々な宗教の方がいました。また、旧市街地の商店街では、様々な宗教グッズが売ってあり、私たちが普段手にすることのないようなものばかりでとても驚きました。中でも、キリスト教の十字架やロザリオなど、私たちが普段海外から取り寄せるものが現地で売ってあり、とても感動しました。様々な宗教の方が混在する旧市街地では、武装した警察官や軍隊の人々がたくさんおり、緊張感が漂う中、現地の人たちの楽しい声や音楽笑い声の歌が聞こえており、自分が想像していた旧市街地とは打って変わったものを体験することができました。これから私たちが様々な宗教体験をする上で生としてあるこのエルサレムで学んだ事はとても貴重なものであると考えます。私たちが日常生活を送る上で、それぞれがそれぞれの背景があることを忘れず、それぞれを尊重して生活していきたいと強く思いました。
学習テーマ【1.エルサレムの歴史と文化 2.エルサレムの歴史と3大宗教 3.日本・エルサレム関係の3つの観点 4.自主研修】
エルサレム研修3日目、4日目はヘブライ大学での講義が中心となりました。真剣にノートを取りながら受講し、授業後には質問のために先生を囲むなど、積極的な姿勢が見て取れました、講義で学んだことをもとに、5日目以降のフィールドワークに活かしていきます。
(引率 国際戦略部根本)
写真:WIth our teacher
エルサレムの歴史、なぜエルサレムが三大宗教の聖地となったのか、日本とエルサレムの関係について授業を受けた。聖書にはエルサレムが頻繁に登場するわけではないが長い時間と過程を経て聖地となったことや、それに関する歴史などを学んだエルサレムでも広く普及していることからヘブライ大学内の漫画コーナーを見学した。
エルサレムが三代宗教の聖地であることは知っていても、これまで経緯などについては深く知らなかったためとても興味深い内容であった。エルサレムという土地は色々な国であり複雑な歴史があることがわかった。
日本とエルサレムの外交関係は70年以上続いており、それは日本がアメリカの統治より独立した時からはじまった。以前はエルサレムでは日本といえば技術の国であったが、現在はアニメ等のポップカルチャーが先に思い浮かぶとのことで驚いた。
写真:Visiting the Buble Lands Museum
ヘブライ大学授業終了後に有志で聖書の土地博物館を訪れた。高校で習った世界史の知識と今日の授業でやったエルサレムの歴史と聖地になった理由を思い出しながら展示品を見ているとこの地の大切さを改めて考えさせられた。しかし閉館の1時間前に到着したため、ゆっくり観ることが出来なかった。印象に残った展示品は動物に関連したものが多い。
Contributors: Zeinmae, Ayako, Anju
GLA学部1年生が、6月下旬から2週間の海外スタディツアーに渡航中。
エルサレムからのレポートをお送りします!
Jerusalem DAY 1&2 2023/6/25, 26
学習テーマ【1.出国 2.ヘブライ大学での授業 3.自主研修】
2023年6月25日(日)、エルサレム研修参加学生15名は成田空港に集合し、出国しました。今回の旅程は少々変わっていて、入国ではなく出国の際に現地当局の方にいろいろと確認されます。初めての経験で不安だったかと思いますが、全員適切に回答し、無事に出国できました。
到着後は早速、ヘブライ大学での研修が始まりました。初日はヘブライ語の授業を受けました。初めて触れる言語ですが楽しみながら受講し、さすが外語大生といったところでした。
それでは、学生からのレポートをお送りします。
(引率 国際戦略部根本)
写真:Sayonara Japan and Shalom Israel
日本からの出国はエルサレム入国よりも難しかった。一人一人英語で質問されて答えた。
難しい質問もあったが、みんなで出国できた。12時間半のフライトを終えて、現地時刻の朝2時にテルアビブ空港へ到着。出国には時間がかかったが、入国はあっさり終わった。
早朝のバスでホテルへ。ホテルまで少し歩いた。外はやや肌寒かった。部屋に着いた時には4時ごろだった。
写真:With artwork at Hebrew University
同日午前9時にホテルを出発し、私たちはヘブライ大学を訪れた。世界の大学の中でもトップ100のレベルであるというその大学は、施設と自然、それとアートが融和したとても美しい大学であった。
現地の教員の方からのガイダンスを終え、初めてのヘブライ大学での授業では、現地の公用語であるヘブライ語を学んだ。英語とは全く異なる不思議な発音やアクセントがとても魅力的であり、皆熱心にヘブライ語を学んでいた。
写真:The snack store at the market
授業が午後に終わったため、大学から一旦ホテルに戻りマーケットに出かけた。とても良い天気で暑かったが、湿気がなくて汗はかかなかった。旧市街地には観光客もたくさんいた。また、さまざまな宗教に属しているであろう人々も見かけた。旧市街地の奥に進むと、マーケットが広がり、景色が変わった。とてもカラフルで、金色のものも目立った。 ポストカードやポーチなどのお土産も少し買った。今日はマーケットの様子見だったので、再来する予定。