映えスポット！

南米大陸の半分を占める大きな国、ブラジル。気候や食文化や風習が多様で、世界中にルーツを持つ人たちが集まっている多民族国家でもあります。
冒険が好きな人も、音楽が好きな人も、食べ歩きが好きな人も、もちろんサッカーが好きな人も、大自然の中で静かに時間を過ごしたい人も、大都市の娯楽が好きな人も、どんな人も楽しめるのが、ブラジルです。

今回は私が訪ねたなかで一番の「映えスポット」であるレンソイスを紹介します。レンソイスはブラジル北東部マラニャン州の国立公園内にあります。

まずはこの写真から。

手前にも奥にも、ずっと砂丘が広がっていますね。レンソイスLençoisという名前は、この風景にちなんでいます。さて、ここでクイズ。レンソイスはどんな意味でしょうか。
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【答えは「シーツ」です】
確かに、白いシーツが波打っているように見えますね。白い砂の合間にあるのは、雨季に出現する大きなみずたまり（池）です。

その池で泳いだり、足を入れてドクターフィッシュと戯れたり、また砂丘を踏みしめて散歩したりできます。ここは環境保護地区でもあるので、砂丘に入る前に「砂を持ち帰っちゃいけないよ」とか「ごみを捨てないでね」などのミニ研修も受けます。環境を考えつつ、大自然を感じながらゆったりと楽しめる素敵な場所です。

文　奥田若菜（ブラジル・ポルトガル語専攻教員）
写真　WEC Travel Agency