LIFE
2018/01/09
普段友達とお茶する時、どこにいきますか?高校生までなら安く済ませるために、ハンバーガーショップに行ったり、ちょっとおしゃれしたい時にはスターバックスに行ったりしていたかと思います!私はカフェラテが好きなので、テスト終わりなどに自分へのご褒美にとカフェに行っていました!
今日、皆さんにご紹介したいのは、喫茶店。カフェと同じじゃないの?と思われるかもしれません。実際、英語に訳すと「Coffee shop」や、「Cafe」になってしまい、違いがありませんが、日本には昔から純喫茶と呼ばれるものがあります。良く街中で見かけるのは、昔ながらの建物で入りづらさを感じる店、という感想を私の周りからは聞きます。
しかし、私はココによく行きます。なぜならそこには何ともいえない空気が流れているからです。
今でこそ、ご年配の方が多いイメージがあるかもしれませんが、その方々の若いころから純喫茶が流行っていました。そのため、今現在も通い続けている人が多いのだと考えます。つまり元々のターゲット層は若者。ハンドドリップや、ネルドリップ(布のフィルターを使って抽出する方法)、サイフォン(アルコールランプのような器具を使う抽出法)など、それぞれのお店によって、コーヒーの作り方が異なります。また、店内には私たちが普段聞かないような昭和歌謡や、JAZZが店内に流れているお店もあります。
そんな普段自分がいる世界と異なる空間にいると、自分だけの独特な世界に入れます。そこで読書をしたり、ボーっと考え事をしたりすると、時間がゆっくり流れている感じがします。私はその何とも言えない感覚が好きで、色々なお店に行っています。人間関係のこと、恋愛の事、勉強の事、進路の事、ちょっとだけの現実逃避や一人になってゆっくり考え事がしたい時にオススメです。今の流行にとらわれないそんな選択肢がある空間が純喫茶だと思います。
喫茶店と聞くと、名前からコーヒーだけを飲むところと思われがちですが、ナポリタンが定番で有名だったり、のりトースト、サンドイッチ、中には自家製チーズケーキがあるお店もあります。なのでコーヒーが苦手な方でもお食事メインで行くこともできます。
私が行くお店の中にはたくさんの国のコーヒーを提供しているお店がたくさんあります!私の専攻語のインドネシアだとマンデリンやトアルコトラジャという豆が有名です!
他にもイベロアメリカ言語学科スペイン語専攻、ブラジル・ポルトガル語専攻の学生だと、ニカラグア、ブラジル、グァテマラ、ペルーなどの国のコーヒー豆が有名です!私の友だちでも、コーヒーの産地に夏休みなどを利用して行っている人もいます!本やインターネットからも情報は得られますが、やはり一番大切なのは、生産者の方の生の声。直接インタビューをその国の言語で出来ると、やはり話の内容の理解はもちろん、話す方の情熱や細かいニュアンスまで理解できます!
喫茶店をスタートにして、色々な国を知ることが出来ます。 ぜひ時間を見つけて世界との接点を作るため、自分だけのリラックス方法を見つけるために喫茶店に行ってみて下さい。
インターネットで検索すると、意外に身の回りにお店があるかもしれませんね!!