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ブラジル人学校の生徒を連れて、神田外語大学を訪問しました!

2022/07/04

Boa tarde a todos!! Tudo bem com vocês?

みなさん、こんにちは!

ブラジル・ポルトガル語専攻4年の田村悠人です。

 

突然ですが、みなさんは日本にブラジルタウンと呼ばれる、ブラジル人が多く生活する町があることをご存知ですか?

日本には静岡県浜松市や愛知県豊橋市などいくつか存在しますが、その中でも東京から一番近く、一番人口密度が高いのが、群馬県大泉町です。

大泉町は群馬県の南東に位置しており、人口約41,700人の県内で一番小さい町で、ブラジル人をはじめとする町内に住む外国人の人口は約7,800人います。人口の約5人に1人は外国人で、その半数以上がブラジル人という町です。

僕はそんな大泉町にあるブラジル人学校で日本語教師をしています。生徒はもちろん、他の先生方もブラジル人で、日本にいながらまるでそこはブラジルなんじゃないかという環境で毎日働いています。

そしてそのブラジル人学校の高校生を校外学習の一環で、僕の通う神田外語大学に連れてきました。

 

当日は、大学の概要説明やキャンパスツアーをポルトガル語で実施し、3限の時間にはブラジル・ポルトガル語専攻の授業を体験させてもらいました。

昼休みには少し時間があったので、生徒を連れて7号館2階にあるMULC(Multilingual Communication Center)に行きました。

 

元々予定していなかったので、ポルトガル語の資料などを見る程度で考えていましたが、MULCにいた在学生が声を掛けてくれて、すぐに日本語とポルトガル語が飛び交い、30分程度の滞在でしたが、ものすごく良い時間となりました。

何でもない昼休みの時間を、心に残る瞬間に変えられる力は、さすがブラジル・ポルトガル語専攻の学生だなと感じました。

3限では、1年生の必修授業である「ブラジル研究入門」の授業を体験させてもらい、学生のプレゼンを見たり、先生の説明を聞きました。

生徒たちは普段の学校の授業と、大学の授業の違いを肌で感じることができたと思います。

約半日の滞在でしたが、僕が企画した今回のイベントを先生方や職員の方々、多くの学生が協力してくださり、初めて開催されたブラジル人向けのキャンパス見学を大成功で終えることができました。

 

0から1を作るときの、みんなで協力して成功させようというチームワークはブラジル・ポルトガル語専攻の良さの一つだなと改めて感じられた1日でした!

Muito obrigado!!

Até mais!!