CULTURE

メキシコってどんな国?

2017/10/13

みなさんはメキシコという国をしっていますか?
サボテンを背景に、麦わら帽子をかぶり両手にマラカス、そして「アミーゴ!」
そんなイメージでしょうか?
今回は知っているようで知らないメキシコの「今」をお伝えします。

 

まずはメキシコの場所です。メキシコは地図でいうとアメリカの南に位置します。

アメリカとの国境は陸続きになっていますので、トランプ大統領の壁など今注目されている地域でもあります。

通貨は「メキシコ ペソ」が使われており、首都はメキシコシティという大きな町です。

そして言語は「スペイン語」が話されている国です。ヨーロッパのスペインだけでなく、スペイン語は中南米で多く話されており、話者数は4億人以上ともいわれ、英語に次ぐ世界共通語です!

 

 

メキシコというと砂漠やサボテンというイメージを持つ人も多いかと思いますが、上の写真の通り首都のメキシコシティは大都会です!

メキシコシティは標高が2,000m以上と高地に位置するため、比較的涼しい場所でもあります。

レフォルマという大きな通りには、外資系の企業や大使館、高級ホテルなどが立ち並びとても活気があり、経済の発展を身をもって感じる場所でもあります。そして、残念なことに街中では麦わら帽子をかぶりマラカスを振っている人はほとんどいません。(日本人が持つそういった衣装のイメージは、マリアッチという弦楽器を中心とした楽団が着る衣装から来ているみたいです。)

 

そして私がメキシコで一番驚いたことは、メキシコ人の勤勉さです!空港でも会社でも全員が、本当にまじめに働いている様子に驚きました。統計によってはメキシコ人は世界一労働時間が長いともいわれているということで、私の持っていたイメージとは全然違い、メキシコの経済発展の理由が分かったような気がします。

日本人は勤勉で労働時間も長いと言われていますが、世界に出てみると日本より労働時間が長い国もあります。今まで見えなかった一面が見え、少し考え方も変わる気がします。

また、現地では自動車を通してメキシコと日本の繋がりを感じることができました。

街中には日産やマツダといった日本車が数多く走り、メキシコ中部のレオンという町には日本の自動車の会社が多く進出し、街中の看板には日本語の表記も見られました。町をあげて、日本の産業の誘致を進めており、今後メキシコで働く日本人は多くなってくるでしょう!

日本語、英語、そしてスペイン語ができる人は今後引っ張りだこになるかもしれませんね。