コラム
2017 Sep. 21
ビジネス英語の自然な相槌表現
相槌(あいづち)はビジネスシーンでもよく用いられます。日本人はうなずくことが多いですが、外国人と英語でコミュニケーションをとるときは、感じたことを言葉で表現しましょう。ここではビジネス英語の自然な相槌表現を紹介します。
同意を表す基本的な相槌表現
まずは、基本的な同意の相槌を紹介します。使いやすく便利ですが、あまり使いすぎると「話をきちんと聞いてくれていない」という印象を与えてしまいますので、気を付けてください。
“That’s nice.”(それはいいですね。)
相手の発言に対して同意を示す、典型的な相槌表現です。
“Sounds good.”(いいですね。)
“good”の代わりに”perfect”や”wonderful”などを入れると、より強く共感していることが伝わります。
“I’m on board.”(賛成です。)
直訳すると「船に乗っている」ですが、「賛成です」という意味でよく使われます。相手の発言や計画などに賛成するときに使います。
“I think so too.”(私もそう思います。)
相手への同意をはっきりと示すフレーズです。簡単に使えるので、ぜひ覚えてください。
感情をこめて使う相槌表現
日本語では驚きを表現するときに疑問形の相槌を使うことがあります。たとえば、「本当に?」は疑問形ですが、イントネーションや使われた状況によっては驚きを表現します。これは英語でも同様です。以下に紹介する相槌を使用するときは、少し大げさなくらい感情をこめて言うとよいでしょう。
“Seriously?”(本当ですか?)
相手の発言に、信じられないくらい驚いたときに使用する単語です。日常会話でもよく使います。
“Are you kidding me?”(冗談ですよね?)
ショッキングな出来事を伝えられたときによく用いられます。カジュアルな表現なので、親しい間柄の相手だけに使いましょう。
“What?”(何ですって?)
疑問を表す語ですが、イントネーションのつけ方を変えると驚きを表す相槌になります。”a”の部分を少し長めに発音しましょう。
“Definitely.”(もちろん。)
相手のリクエストを受け入れるときに使われます。同じ意味をもつ相槌表現として、”Of course.”や”Absolutely.”もあります。
相手への思いやりを伝える相槌表現
相槌で相手への思いやりを表現するには、”You must be ~.”(~に違いありませんね。)を使うとよいでしょう。共感や相手を思いやる気持ちが伝わります。
“You must be tired.”(お疲れでしょう。)
相手が過去の話をしているときは”You must have been ~.”を使用します。
“You must have been tired.”(お疲れだったのでしょう。)
ネガティブな話に共感するときには、次のような表現が用いられます。
“That’s too bad.”(お気の毒に。)
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