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Columnコラム

2017 Jul. 6 英語で報告書・レポートを書く方法
Kanda Gaigo Extension

報告書やレポートを英語で書くには、基本的な構成や、注意点などを抑えておく必要があります。ここでは、英語の報告書・レポートの書き方について説明します。

英語の報告書・レポートの基本的な構成

英語の報告書・レポートは、大まかに分けて、導入、本論、結論という3つの項目から構成されます。

■導入(Introduction)
導入は、自分の考えや主張を明確にするための項目です。レポートの概要や全体像、レポートを作成するに至った経緯などを客観的に書きましょう。ページ数が多い場合は、導入の前に要約(Executive summary)という項目を設けることもあります。

■本論(Body)
本論には、自分の主張やその根拠を書きます。根拠として書籍やほかのレポートを引用した場合は、出所を明示する必要があります。英語のレポートにおいて、本論は最も文字量が多くなる重要な項目です。

■結論(Conclusion)
結論は、本論の内容を踏まえて結論を書くための項目です。レポートの結果がどのような意味を持つのか、またどう応用させることができるかなどについて、総括した文章を書きます。

英語のレポートでよく使われる表現とは

英語のレポートでは、覚えておくと執筆に役立つ表現がたくさんあります。具体的な例として、

“in comparison with ~”
(~と比較すると)

“in contrast to ~”
(~とは対照的に)

“On the one hand ~”
(一方では~)

などの比較表現が挙げられます。また、表やデータを参照する際には、

“Table 1 shows ~.”
(表1が示すのは、~です。)

“This graph indicates ~.”
(このグラフが示しているのは~です。)

という表現が便利です。

英語でレポートを書くうえでの注意点

英語でレポートを書くうえで注意したいのは、客観的な事実と自分の考えを織り交ぜて書かないという点です。読み手が混乱しないよう、それぞれが別のものであるとはっきり分かるように書き分けることが重要です。具体的には、

“According to ~”
(~によれば)

といった表現を使い、自分の意見ではないことを明確にしてください。そして、主語には”I”を用いず、

“The gas production in the U.S.A is ~”
(アメリカ合衆国でのガス生産は~)

といったように、無生物を主語とするか、”我々”を表す”We”を利用して客観性を帯びさせましょう。

最後になりますが、神田外語EXTENSIONのプログラムを受けてくだされば、英語で報告書・レポートを書くスキルを身につけることができるでしょう。現在、無料で説明会をしておりますので、ぜひご参加ください。

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