コラム
2018 Mar. 5
【英語2分間チャレンジ!】第9回
(1) The top of the mountain was _ _ _ _ _ snow.
(A) covering to (B) covered by (C) covering on (D) covered with
(2) He put an important document in a shredder _ _ _ _ _ mistake.
(A) in (B) by (C) for (D) with
(3) I saw one of my coworkers _ _ _ _ _ the president’s office this morning.
(A) enter (B) enters (C) entered (D) has entered
(4) Our school’s field day was put _ _ _ _ _ because of rain.
(A) out (B) away (C) down (D) off
【訳例・解説・解答】
(1)「その山の頂上は雪で覆われていた」
受動態の問題です。受動態(受け身)は基本的には《主語S+他動詞V+目的語O》の目的語Oを主語にして《O+be動詞+過去分詞+by S》の形になります。例えばThe horse kicked Tom.「その馬はトムを蹴った」はTom was kicked by the horse.となり、「蹴られた」のは「動作」なので、「誰に?何に?」という「動作主」が存在します(動作主はhorse)。でも「山は雪で覆われている」というのは「動作」ではなく「状態」です。このような場合、前置詞はbyではなくwithが使われます。正解は(D) covered with。
(2)「彼は誤って重要書類をシュレッダーにかけてしまった」
成句問題です。《by mistake》= mistakenlyは、意図的にしたことではなく、「誤って、間違って」という意味の成句です。正解は(B) by。
(3)「今朝、私は同僚の1人が社長室に入っていくのを見た」
不定詞の問題です。toのない不定詞を「原形不定詞」あるいは「to無し不定詞」と言います。いろいろな文章で用いられますが、まず「知覚動詞」で覚えましょう。知覚動詞というのは「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、感じる(肌触り)」など、人間の5感を表す動詞のことですが、「見る(seeなど)」と「聞く(hearなど)」の2つがよく使われます。《主語S+知覚動詞V₁+目的語O+原形不定詞V₂》の形で、「SはOがV₂するのをV₁する」となります。問題文は「私」Sは「同僚」Oが「入る」V₂のを「見た」V₂、という意味です。なお、現在分詞enteringでも同じ意味を持ちます。正解は(A) enter。
(4)「私たちの学校の運動会は雨のため延期となった」
成句問題です。《put off》=postponeは「延期する」という意味を持つ成句です。問題文は受動態の過去形「延期された」で使われています。なお、put offもpostponeも後ろに動詞を続けるときは動名詞をとりますので気をつけてください。例文:Don’t put off (=postpone) doing what you have to do.「やるべきことを先延ばしにするな」正解は(D) off。
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