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Columnコラム

2018 Feb. 28 英語の発音を上達させる方法
Kanda Gaigo Extension

英会話のために文法を学ぶことは大切ですが、会話を成立させるには発音を学ぶことも重要です。当然ながら会話では文章のように文字が見えるわけではありません。発音を正しくしないと、話している内容が相手に伝わらない可能性があります。自分の主張を正確に伝えるためには、発音を上達させる必要があるのです。ここでは、英語と日本語における発音の違いを解説したうえで、英語の発音を上達させる方法について紹介していきます。

音の違いを使い分けよう

日本語と英語には発音の違いがあります。たとえば、“merit”を発音するときに、日本人は「メリット」と言ってしまいがちです。しかし実はこの場合、「ト」という発音は余計です。「ト」を表記するならば“to”になりますが、“merit”の語尾は“t”であって、“to”ではありません。よって、“o”の発音は削るべきです。このように語尾に母音をつけてしまわないように意識してください。外国人の発音を真似してみることから始めましょう。
日本人が聞くと、発音の違いがわかりにくいものに、LとR、SIとSHIがあります。Lは舌を上の歯茎につけるので、日本人にも発音しやすいです。Rは舌を丸めて奥にしまい、上の歯茎につけないで発音します。低く小さな音で「ウ」を前につけるイメージで、“right”なら「ウライト」のように発音してみましょう。SIとSHIの違いができないと、“sit”「座る」を“shit”「クソ、ちくしょう」と聞き取られてしまう可能性もあります。基本的にSIは「スィ」の発音に近く、SHIは「シ」と発音します。違いを聞き分けて使い分けましょう。
外国人の発音を真似する際には、口元をよく観察してください。鏡の前で発音練習するときは、外国人と同じような口の形になっているか確認しながら調整することで上達につながります。

リエゾン(リンキング)を理解しよう

リエゾン(リンキング)とは、言葉と言葉をつなげて読むことで、発音が変化することをいいます。たとえば、“pick up”は「ピックアップ」と発音するのではなく、「ピカップ」と発音します。それぞれの単語を1語ずつ区切っているわけではなく、つなげて読んでいることがわかるでしょう。このように英語は日本語と違って、語と語を区切らず、つなげて読む特徴があります。語を読むというよりは、文を読んでいるわけです。この特徴を理解していると、英語が聞き取りやすくなりますし、発音も滑らかになります。意識してみましょう。

滑らかな発音を目指すにはシャドーイングがおすすめ

ネイティブのような途切れのない滑らかな発音を手に入れる方法としては、シャドーイングがおすすめです。英文を聞いたすぐ後に、抑揚とリズムを真似て追いかけるように同じ英文を読み上げる方法です。誰かが歌った後に、それを追いかけて歌う輪唱に似ています。シャドーイングをすることで、息継ぎのタイミングがつかめるようになりますし、語や意味の区切れもわかるようになり、英語に対する理解度が上がります。どういう状況で話しているのかを想像しながら行うと、より効果的です。たとえば、演説タイプの英文の場合、誰かに語りかけているシーンを想像することができるでしょう。このように、読まれている文の状況をイメージすることで、より実践的な英語の発音を身につけることができます。
慣れてきたら自分が話しているところを録音して、どう聞こえるかチェックしてみましょう。自分のクセや、不自然なところに気づくことがあるはずです。そのクセや不自然なところを修正していくと、外国人が聞き取りやすい、きれいな発音が身につきます。

まずは、説明動画をご覧ください!

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