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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Jul. 23 否定詞を使う上での大原則とは?
Hisako Renfro

018 否定詞をちゃんと使おう

否定文に対する「私も~ではない」という答えの方法に、
eitherとneitherがあるのはなぜ?と思いませんでしたか?
それは「否定詞」という文法に関係しています。

否定詞とは、1語で文章を否定文にする力を持つ単語で、
1文に1語しか使ってはいけなーい!!
という大原則があるんです。
否定詞には、not, never, nothing, nobody, nowhere,
そしてneitherなどがあり、
1文内に一緒に使うことはありません。

よくスラム街などを舞台にした映画で、
I don’t know nothing! とか I didn’t say nothing!
などと言っている人を見かけますが、
文にnotとnothingという2つの否定詞が入ってしまっていますから、
文法的にはとんでもない×。
ではなぜネイティブが使っているのでしょう?
それは「この人はちゃんとした教育を受けていませんよ」
ということを脚本で表そうとしているから。こわいですね~。
ネイティブだからって、真似すればいいってもんじゃないんですね。

「私は何も知らない」と言いたいときの正しい文法は、
I don’t know anything または I know nothing
それぞれ否定詞を1つずつしか使っていませんね。
あ、「おらー何も知っちゃいねーよ!」と言いたいときには
I don’t know nothingで良いかもしれません。
いや、やめましょう(笑)。

neitherはnotやnothingと同じ否定詞ですから、
Me neitherという短いフレーズの中でもしっかり「否定であーるっ!」
ということを主張してくれています。
I don’t eitherの中にはnotという否定詞がすでに使われているので、
否定詞ではないeitherを使うのです。

では練習問題をやってみましょう!
与えられた単語からはじまる文で「わたしも」と言ってみましょう!

練習問題
1.I can’t remember the name of the restaurant. — I (   )
2.I’ve never been to France. — Neither (   )
3.My family lives in Osaka. — So (   )
4.I won’t be able to go to the party. — I (   )
5.I was so happy to see Susan. — So (   )

答え
1.1. can’t either.
2.2. have I.
3.3. do mine.
4.4. won’t either.
5.5. was I.

いかがでしたか?
最初は少し悩みますが、これも「習うより慣れろ」。
何度も間違えながら練習するのがいちばんです!!
ここだけのハナシ、ネイティブも結構間違えて使っていたりします。
でも、「あっ!!いま文法まちがえたよ、キミ」って会話を中断するネイティブは、
未だかつて見たことありません。安心して!
反対に間違いを指摘してほしいときは、
Please correct my grammar when I make mistakes
とお願しておくといいかもしれません。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

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