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Columnコラム

2019 May. 20 海外留学や移住に最適なテスト!IELTSの特徴や対策について
Kanda Gaigo Extension

 

IELTSというテストをご存知でしょうか。世界的に有名な英語運用能力試験のことで、海外留学や移住に役立ちます。ここでは、そんなIELTSについて、特徴やTOEFLとの違い、テストの費用、テスト形式、対策方法などについて紹介していきます。

IELTS(アイエルツ)ってなに?その特徴とは

IELTS(International English Language Testing System)とは、世界で年間300万人が受験する、世界的に認められた英語運用能力試験です。イギリスやオーストラリアなど140ヶ国において10,000以上の教育機関・国際機関・企業などが認定しており、アメリカでは、約3,000校の大学がIELTSを採用しています。ここからも分かるように、海外留学や海外移住の際に役立つテストのうちの1つです。テストでは、コミュニケーションに必要となる「読む・聞く・話す・書く」の4つのスキル、すなわち総合的な英語力が問われます。また、テストの頻度は高く、全国16都市(札幌/仙台/埼玉/東京/横浜/長野/金沢/静岡/名古屋/京都/大阪/神戸/岡山/広島/福岡/熊本)で、ほぼ毎週実施しています。

IELTSとTOEFLとの違いはなに?

IELTSとTOEFLはどちらも海外留学の際に役立つ資格です。この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。大きく違うのは、認知度です。TOEFLのほうが世界的にメジャーであり、どの国へ行くのにも使えることの多いテストとなります。IELTSはアメリカの一部の大学では利用できないこともあります。しかし最近では、アメリカでもIELTSを利用できる大学も増えています。アイビーリーグと呼ばれる8つの有名大学(ハーバード、イェール、プリンストン、ペンシルベニア、ダートマス、ブラウン、コーネル、コロンビア)でもIELTSのスコアを入学基準として認められるようになりました。TOEFLが使えない国・学校もありますので、留学したい国、入学したい学校で認められている資格を調べてみることが必要になります。そのほかにも違いはあります。

■IELTSの5つの特徴
TOEFLと比較したときの、IELTSの特徴を5つ紹介していきます。

特徴1:筆記形式のためミスが起こりやすい
TOEFLがパソコンに向かってタイピングをするのに対して、IELTSは筆記試験となります。そのため、文字の書き方によっては正答と認めてもらえないこともあるでしょう。

特徴2:テスト時間が短い
TOEFLのテスト時間が4時間~4時間30分であるのに対して、IELTSは約3時間となります。

特徴3:スピーキングが面接
TOEFLの場合は、コンピューターに向かって話した内容を録音するというものです。決められた時間内で話す練習が必要になってきます。一方、IELTSは面接形式となるため、質問が聞き取れなかった場合には聞きなおせるといったように面接官が柔軟に対応してくれるという特徴があります。

特徴4:リーディングに必要となる単語数が多い
TOEFLのリーディングで必要となる単語数が約700語であるのに対して、IELTSの場合は約900語が出題範囲となります。

特徴5:リスニングの際にはイギリス英語が多い
IELTSのリスニングでは、様々な国のアクセントを使ってはいますが、イギリス英語の発音が使われることが多いという特徴があります。アメリカ英語の発音に慣れている方の中には戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

目的とテストの内容がさほど変わらないIELTSとTOEFLですが、こんなにも違いがあるのです。留学を希望する国・学校が認定する資格を調べるとともに、自分に適したテストがどちらなのか知っておくとよいでしょう。

TOEFLについて詳しく知りたい方は「海外就職に役立つ!TOEFLの特徴や対策について」をご覧ください。

IELTSにかかる費用はいくら?

■受験料
25,380円

■追加成績証明書の発行手数料
・成績証明書発行日から30日以内の場合:5通まで無料
・6通以上、または発行日から31日以上経過している場合:1通につき1,100円

■追加成績証明書の郵送料
・普通郵便をご選択の場合:無料
・追跡番号付き郵便をご選択の場合:1,600円

■受験申込キャンセル料
キャンセルは申込締切まで可能で、6,300円かかります。
マイページの【登録内容確認・変更・キャンセル】から手続きでき、銀行口座振り込みでの返金になります。

■申込内容変更手数料
・初回の変更:無料
・2回目以降の変更:1回につき6,300円

※金額はすべて消費税8%の税込みです。

IELTSのテスト形式は?

IELTSはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションで構成されています。テスト時間は合計約3時間となりますが、その内訳についても見ていきましょう。

■リスニング
時間:約30分+10分(マークシート記載の時間)
問題:40問

■リーディング
時間:60分
問題:40問

■ライティング
時間:60分
問題:2問

■スピーキング
時間:11分~14分
問題:自己紹介・一般的な質問/スピーチ/ディスカッション

なお、IELTSには2つのテストタイプがあります。大学進学を目的とした方に「アカデミック・モジュール」、英語圏で学業以外の研修を目的としている方には「ジェネラル・トレーニング・モジュール」があります。リーディングとライティングに限り、タイプごとの問題が出題されます。

IELTSの5つの対策

対策1:公式の問題集を解く
IELTSには公式の問題集があります。この問題集を使って出題傾向を把握しましょう。そして、何度も問題を解いて、その問題形式に慣れることが攻略の鍵となります。

対策2:IELTSの英単語の参考書を使う
広く一般的な単語帳は、大学入試で使われる単語を載せています。IELTSは、学術的な単語についても覚えておく必要があるので、一般的な単語帳では情報が不足しています。そのため、IELTSに特化した英単語の参考書を選ぶとよいでしょう。

対策3:速く正確に読む練習をする
IELTSの問題は長文のため、速く正確に読み解く力が求められます。ストップウォッチなどで時間を測りながら、時間制限をつけて問題を解く練習をしておいてください。

対策4:高校英語までの文法を復習する
リーディングとライティングのセクションでは特に文法の知識が必要になります。高校英語までの文法をきちんと復習しておきましょう。

対策5:英会話スクールを利用する
スピーキングのスキルは、何度も話すうちについてくるものです。特にIELTSのスピーキングの場合には面接形式のため、フェイストゥーフェイスで話す練習が必要となります。友人や知人にネイティブの方や、それに匹敵する英語力のある方がいない場合には、英会話スクールに通うなどして、話をする環境を作るようにしましょう。何度も繰り返して話していくうちに、質問に対して当意即妙な回答をすることができるようになるでしょう。

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以上、IELTSについて説明してきました。IELTSは海外への進学において役立つテストであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。これを読んでIELTS以外の英語資格を知りたいと考えた方もいらっしゃるかもしれません。そのほかの英語資格を知りたい方はこちらの「ビジネス英語に関係する資格や検定にはどんなものがある?」をご覧ください。

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