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Columnコラム

2019 May. 13 足し算、引き算、掛け算、割り算など計算にまつわる英語表現
Kanda Gaigo Extension

 

営業の方や、ビジネスで経理や会計事務などを担当している方は、計算を仕事にしていると言っても過言ではありませんね。外資系の会社や社内公用語が英語の企業に就職している場合、それから海外との企業と取引のある場合には、足し算や引き算などを英語で表現することもあるでしょう。「そんなの簡単じゃない?」と感じるかもしれませんが、意外と分からないことも少ないはずです。ここでは計算にまつわる英語表現を紹介していきますので、知らない方はこれを機に覚え、知っている方はこれを参考におさらいしていきましょう。

「計算」や「計算する」という言葉の3つの英語表現

■“calculation”(計算、見積もり)
動詞にすると、”calculate”(計算する、算定する)となります。この英単語は、電卓などを使って数字を計算するようなニュアンスがあります。

■”computation”(計算、計算結果、算定数値)
この英単語の動詞は、”compute”(計算する、電算機で計算する)となります。
「compute」は、コンピュターによる難しい計算やかなり専門的な知識を伴う高度な計算のイメージです。

■”reckoning”(計算、決算、清算)
動詞は、”reckon”(計算する、勘定する、清算する)です。
「reckon」は、費用、予算などを大まかに算出するイメージです。

それぞれにニュアンスの違いがありますので、これを意識しながら使い分けると、スマートな印象を与えられるでしょう。こうしたニュアンスの違いは英英辞典に載っていますので、気になるものは都度確認してみることをおすすめします。

四則演算の計算式を英語で表現する方法

■足し算
足し算は英語で、”addition”。動詞にすると、”plus”(足す)となります。計算式を読むときなどには、動詞形の”plus”をよく使うことになるでしょう。
例えば、「3+2=5」を英語で表現するときは、こう読みます。
“three plus two equals five”

■引き算
引き算は”subtraction”。計算式を表現するときによく使うのは、”minus”(引く)です。こちらも具体例を紹介しておきましょう。
例えば、「4-1=3」はこのように読みます。
“four minus one equals three”

■掛け算
掛け算を英語にすると”multiplication”で、動詞形は”times”(掛ける)となります。少しフォーマルな場で読むときには、”multiplied by”(掛ける)を使うのもよいでしょう。
例えば、「5×2=10」はこう読みます。
“five times two equals ten”

■割り算
割り算は英語で”division”となります。動詞形は”divided by”(割る)です。
例えば、「4÷2=2」を読むときにはこう表現します。
“four divided by two equals two”

正の数と負の数を英語で表現する方法

ビジネスシーンでは、正の数(0より大きい数字)だけでなく、負の数(0より小さい数字)を扱うこともありますよね。負の数を表現する方法、分かりますか? 「-5+3=-2」を読み上げてみてください。

「どう表現したらよいの?」と困ってしまう方も少なくないでしょう。そうなんです。正の数を表現するときには特に気にすることはなかったかもしれませんが、いざ負の数を計算することになると、表現に困ってしまいますよね。「“minus five plus three”ではダメなの?」と考えた方もいらっしゃるかもしれません。そうすると、何かから「5」を引いて、そこに「3」を足すというニュアンスになってしまうので、正しく伝えることができません。そのため、負の数の表現を知っておく必要があるのです。

正の数は”positive number”、負の数は”negative number”と表現します。負の数を読むときには、“negative ○○”とします。例えば、「-5」なら“negative five”と読みます。正の数を読むときには「3」なら“three”といったように特に何もつけませんので、これだけ覚えておけば、正の数と負の数を表現できます。
ここまでくれば、「-5+3=-2」の読み方は分かりますね。“negative six plus three equals negative two”となります。

小数を英語で表現する方法

すべてが整数であれば計算も読み方も簡単なのですが、そうもいきませんよね。小数の英語表現についても覚えておきましょう。
小数を英語で表すと”decimal”、小数点は”decimal point”です。また、小数点のある数字を読むときには、”point”を使ってください。例えば、「1.5」を読むときには、“one point five”となります。

「1」以下の数字を読むときには“zero”を省略することもできます。
例えば、「0.24」を表現するとき。
先ほどと同じように“zero point two four”と読んでもよいのですが、“zero”を省略して“point two four”と読むこともできます。

分数を英語で表現する方法

分数に関する英語表現も確認しておきましょう。分数は英語で、”fraction”です。また、分母は”denominator”で、分子は”numerator”と表現します。読むときには2つの方法があります。

■分数の読み方1
1つ目は、”one half”(2分の1)や”one third”(3分の1)といった表現方法です。最初に分子にくる数を表現したあとに、分母に当たる数を表現します。分母の数を表現するときには、”half”(半分)や”third”(3分の1の)、“fourth” (4分の1の)などを使います。分子が「1」以上になると、分母を読むときに複数形の“s”が必要となるので、少し紛らわしく感じる方もいらっしゃるでしょう。まず意識していただきたいのが、この読み方では「〇分の1が△個ある」というイメージを持つことです。つまり、3分の2なら「3分の1が2個ある」と考えるわけです。2個あるので「3分の1」を表現するときには複数形の“s”をつけます。分子は「2」、分母は「3」ですから“two thirds”となるわけです。練習として「5分の4」の読み方を考えてみてください。

答えは“four fifths”となります。

■分数の読み方2
1つ目の読み方が少し難しいと感じた方もいらっしゃるでしょう。今度はもっと簡単な読み方をご紹介します。2つ目の読み方は“over”を使います。”分子 over 分母”です。これなら分かりやすいですよね。例えば、「5分の1」なら”one over five”、「6分の3」なら“three over six”となります。

以上、計算にまつわる英語表現を紹介しました。具体例として、ここで紹介したものは、分かりやすくするために桁の小さな数字を使っています。しかし、ビジネスシーンでは桁の大きい数字を扱うことも多いかと思います。桁の大きい数字の読み方について知りたい方はこちらの「1,000,000…。英語における桁が大きい数字の読み方」をご覧ください。これらを参考にして、ビジネスシーンの計算にまつわる英語表現を覚えていってください。

ビジネスで英語を使う場合には、計算以外に困ることも少なくないでしょう。その場合にはおそらく、自分の考えることが相手に適切に伝わらない、あるいは英語が思いつかないということが悩みの種になっているのではないでしょうか。適切な語彙で自分の考えるニュアンスを相手に伝えるためには、根気よく英語を勉強し続けていくことが一番の近道になります。しかし、仕事もある中、独学で勉強しようとすると、さぼってしまうという方も少なくないでしょう。もしそうなら、英会話スクールを利用してみるとよいかもしれません。お金をかけて英会話スクールに通うことで、勉強しようという意識を強く持てる方も多いのではないでしょうか。神田外語Extensionではそんなあなたをサポートします。海外でも通用するビジネスパーソンになるために、神田外語Extensionで新たな一歩を踏み出してみませんか? まずは無料説明会に参加してみましょう。詳しくは以下をご覧ください。

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