GLAキャリア・メンター制度スタート! セッション中間報告

メンターと学生たちは
どんな話をしているのだろう?

自分専属のメンターと1年にわたって月一回のセッションを行い、キャリアについてのアドバイスをもらえる「GLAキャリア・メンター制度」が、2022年4月から始まっています。メンターは全員が社会起業家やNPO主宰者、国際公務員経験者、キャリアコーチなどとして現役で活躍している方々。数回のセッションを経て、学生たちはメンターと何を話し、どんな刺激を受け、何を得たのか。GLAキャリア・メンター制度の中間報告をインタビューと学生との対談でご紹介します。

メンター×学生対談

01

メンターセッションは、
自分の未来や、どう生きるかを
考える時間。

[メンター] 坂下 裕基 氏 × [学生] 髙野 好右 さん

メンター坂下 裕基

学生髙野 好右 さん

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[メンター] 坂下 裕基 氏 × [学生] 髙野 好右 さん

02

人生の選択肢をたくさん作って
自分で選べるようにすることが大切。

[メンター] 呉原 マエン郁香 氏 × [学生] 佐川 ひかり さん

メンター呉原 マエン郁香

学生佐川 ひかり さん

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[メンター] 呉原 マエン郁香 氏 × [学生] 佐川 ひかり さん

03

キャリアのことも、人生のことも一緒に考えるライフ・メンターとして関わるのが理想です。

[メンター] 遠藤 楽子 氏 × [学生] 加藤 朱莉 さん

メンター遠藤 楽子

学生加藤 朱莉 さん

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[メンター] 遠藤 楽子 氏 × [学生] 加藤 朱莉 さん

04

自分の中の思いを言葉に出すこと、
そして、動いて自分の世界を広げること。

[メンター] 大内 礼子 氏 × [学生] 田澤 章帆 さん

メンター大内 礼子

学生田澤 章帆 さん

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[メンター] 大内 礼子 氏 × [学生] 田澤 章帆 さん

From Mentors

キャリア・メンターからのメッセージ

坂下 裕基 氏

坂下 裕基

株式会社BonZuttner 代表取締役社長

考えていても
経験はできない
アクションを
起こすことが大切

坂下 裕基

株式会社BonZuttner 代表取締役社長

考えていても経験はできない
アクションを起こすことが大切

セッションをしてみて、自分が何に興味をもっているかを明確に答えられる学生が多いと感じています。ただそれは、今までの経験だけで得てきたもの。さらに視野を広げるためには、より多くの経験をしなければなりません。考えているだけでは経験は増えないので、具体的なアクションが起こせるように、インターンシップのヒントや興味をもっている分野で活躍する人を紹介するようにしています。自分が考えてきたことの確認や現実とのギャップを感じながら、さらなるアクションにつなげていけるようにサポートしていきます。

呉原 マエン 氏

呉原 マエン郁香

株式会社ボーダレス・ジャパン/
Borderless Guatemala S.A.
代表取締役社長

選択肢が
なくなって
しまうという
後悔をしないために

呉原 マエン郁香

株式会社ボーダレス・ジャパン/Borderless Guatemala S.A. 代表取締役社長

選択肢がなくなってしまうという
後悔をしないために

授業を含めて1年次にさまざまな知識をインプットはしたものの、なかなかそれを消化できないという声を聞きます。将来についてもざっくりは決まっているが、まだ具体的には落とし込めていない人が多いようです。働くということを真剣に考えるのはもう少し先でも良いので、今は自分の興味のあることを深めるために、具体的に何を、いつまでにやるかを決めて実行することが大切です。たくさんの選択肢の中から自分の道を選べるように準備して、少しずつ自信をつけていく。そのための道筋を一緒に考えるようにしています。

遠藤 楽子 氏

遠藤 楽子

Manabie International Private Limited

まわりの声に
惑わされない
軸のぶれない強さを
身につけること

遠藤 楽子

Manabie International Private Limited

まわりの声に惑わされない
軸のぶれない強さを身につけること

当然のことですが、今の段階で自分がどういう仕事に就きたいかが明確になっている学生は多くなく、誰もが試行錯誤しています。ただ、将来についてしっかり考えたいという意欲は高いので、私とのセッションにとても前向きに取り組んでくれています。学生の皆さんはとても素直で良い資質をもっていますが、素直であるが故に、大人に言われたことに影響されて目標がぶれてしまうこともあるようです。軸のぶれない強さを身につけられるように、自分のキャリアや考えてきたことを活かしてサポートできるように意識しています。

大内 礼子 氏

大内 礼子

人材開発・組織開発コンサルタント

あせらずに、
まずはじっくりと
自分に向き合う

大内 礼子

人材開発・組織開発コンサルタント

あせらずに、まずはじっくりと
自分に向き合う

メンターとして大切にしていることは、あせって将来を決めることではなく、まずはじっくり自分と向き合うこと。そして次に、将来の選択肢の幅をどうやって広げていくかというテーマに取り組むことです。私とのセッションだけではなく、ほかの学生と一緒にワークショップなども交えながら、自分の特徴や強みの原石、大切にしていることを意識することから始めています。課題やアルバイトなどのさまざまな活動で忙しくても、メンターとのセッションで月に1回ないし2回、足を止めて将来のことを考える時間をもつというのは(しかも2年生のうちから)、自分の将来にとって大きな意味をもつと思います。うまく伴走しながら、学生たちの個性を伸ばしていきたいと思います。