神田外語大学同窓会

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チカラがつくのはハードワーク企業では?

転職してみたけれど・・・

 先日、ある卒業生から「新卒で入社した会社で3年経ったころ、特に職場に不満があるわけでもなく、労働時間もきちんとしてはいたのですが、今一つやりがいを感じることができず転職をしました」というお話を伺いました。

ところが、「語学だけでなくコミュニケーション能力もしっかり身につく大学の出身ということもあって、自信はあったのですが、転職先では社内横断的にプロジェクトが走っていて、指示が不明瞭な部分もあって優先がつけにくく、コミュニケーションをとろうにもスピードが速すぎて、ついていくのが精一杯。思いのほか転職先での業務はハードでした」と、少し落ち込み気味に話してくれました。彼女からすれば、こんなはずではなかったという気持ちだったようです。

近年では女性活躍に注目が集まり、また大学発ベンチャー企業の躍進も著しく、少子高齢化の中でも昭和世代とは異なり、夫婦共稼ぎや子育てしながらの勤務が当たり前の時代となりました。指示待ち体制よりも、実力で自らビジネスを切り拓いていく骨のある人材が求められていることも否めません。

ある意味、ビジネスに限らず「個」の力である知識やスキル、その人が持つネットワーク構築力などを正当に評価していく時代に突入したと言えるのではないでしょうか?

働きがいと裁量権、創造性

 皆さんもご存知の大手スーパーなどがコロナ禍で苦戦している中でも、流通2強といわれるセブン&アイやイオンを追い上げ躍進を遂げる「ドン・キホーテ」。成長の要因については以前にも触れましたが、徹底した「権限移譲主義」と、最近注目されるオリジナルブランド商品「情熱価格」に代表される「常識を疑う力=創造力」が特徴です。(参考:2022/5/6 ライフ・ロング・ラーニング思考)

例えば、やたらに長い商品名がその一例ですが、「年間5億円突破、ナッツを愛しすぎた担当者が独断と偏見で決めたアーモンド・カシューナッツ・くるみの黄金の究極比率、食塩・油を使わないこだわり素煎りミックスナッツDX」は完全に今までの常識を覆しています。

小売業の慣例である綺麗な陳列を無視して、どこに何が飛び出すかわからないワクワク感すら感じる乱雑な陳列。他にも多くの常識を覆す発想と、徹底した商品、顧客への拘りがあるのです。

また、22年5月にオープンした新店では、「Z世代のための、トレンドに特化した新業態店舗」をテーマにSNSで「映える」売り場づくりをZ世代の社員が手掛けているんだとか。これらの職場は決して楽ではありませんが、商売の原点・姿勢が身につき、何よりも働き手に活気がみなぎっているのです。

※参考>日経ビジネス「ゆるブラック企業」より。

もう一つ例を挙げると、かつて特許と売り切りではなくサブスクの元祖ともいえる課金システムで莫大な利益を上げた大手コピー機販売会社で、社員への充実感満載な福利厚生や学習機会の提供で、当時は就職先として大変人気のある会社がありました。この会社は今でいうホワイト企業に近かったのかもしれませんが、競合の出現、ICT進化による紙文化の衰退により苦戦を強いられ、この数年間は大規模なリストラを断行しています。

つまり、過去の経験だけではなく、弛まぬ努力と常に挑戦する仕組みに加え、従業員の「個のチカラ」を尊重する企業が持続可能な成長を遂げていくのです。

ちなみに上記の図は日経ビジネスに掲載されていたフレームワークの抜粋ですが、皆さんの企業はどこかに当てはまりますか?

 実は凄い神田外語大学卒業生の強み

神田外語大学の卒業生の多くが大学時代の印象を尋ねると「自由な雰囲気」「コミュニケーション能力」「自立学習習慣」といったキーワードを挙げてくれます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2021年に経団連が実施した「大学等が実施するリカレント教育への期待アンケート※」で、企業が若年層(新入社員~30歳程度)に期待する第一位は「論理的思考力」第二位は僅差で「コミュニケーション能力」でした。※2021年2月16日日本経済団体連合会アンケート

また、他大学もうらやむSALCやMULCといった学習環境で身につけられる「自分で学習する習慣」は、現代の社会では必須の要件と言われており、特に人生100年時代には大変強い武器になるのです。

もちろんながら大学時代に全ての知識やスキルが身につくわけではなく、まさに自立学習習慣によって社会人になってから身につける内容も多いものです。神田外語大学の卒業生はその基本が身についているのではないでしょうか?

更に強い武器となるネットワーク(拡散のお願い)

 ところで、これは神田外語大学同窓会からのお願いでもあるのですが、同窓の知り合いにLINEやTwitter或いはFBなどのSNSでメルマガ登録の声掛けと、母校を拠点としたネットワークへの参加を呼び掛けていただけたら嬉しいです。

少し前になりますが、海外で活躍する卒業生執筆者と同じ集合住宅内にKUISの卒業生がいたことがわかり、新たなネットワークが生まれた事例も出始めています(びっくり!)。

同窓のネットワークは皆さんだけの特権ともいえる存在です。是非、2万人を超える卒業生の絆が皆さんの強みになりますので、神田外語大学同窓会は皆さんと共に進化していきますので是非ご協力をお願いします!

<声掛けの例>

「神田外語大学同窓会から定期的に無料で卒業生活躍や大学情報などメルマガが流れています。参考になる情報も多いので、下記のアドレスから登録お願いします!神田外語大学同窓会で検索してもHPが簡単に見つかりますので、そこからも登録できるので是非!」
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/form/almni_request.php

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