アジアン食堂「食神」でイスラム教のラマダン明けの祭日「イード」を祝う食事会が開催されました
- 2017.06.27
- 神田外語大学
6月25日(日)、本学学生食堂の「食神」にて、イスラム教の(※1)ラマダン明けに始まる(※2)イスラム二大祭の一つ「イード・アルフィトル」を祝う食事会が開催されました。
イード・アルフィトル(通称:イード)は、ラマダンの断食から(※3)ムスリムが解放される祝祭日。年2回行われ、全世界のイスラム教徒にとって最大規模のものです。普段の生活よりも豪華な食事をとり、女性は色鮮やかな衣装を身に着けます。
当日は、NPO法人千葉イスラーム文化センターとNPO法人日本アジアハラール協会(NAHA)の共催でイベントが行われました。多くの関係者が、千葉市にあるモスクにて礼拝が行われた後、食神での食事会に参加しました。両団体に関係するムスリムの方々や近隣住民の方々、本学学生、留学生など約200人が参加し、アジア各国のハラール料理を楽しみました。食神では、当日限定メニューとしてロントンサユール(蒸しライスwith野菜スープ)、マトンカレーなど15種類のハラールメニューがビュッフェスタイルで提供されました。
参加者からは、「イスラム圏の宗教観や食事への配慮について勉強になった」、「食事会に参加して、異文化理解に繋がった」などの声があがっておりました。
アジアン食堂「食神」は、衣・食・住の「文化」の中でも特に欠かせない「食」を通して「アジアの言葉と文化を学ぶ場」をコンセプトに、今後もアジア各国の様々なイベントを開催していく予定です。
※1. ラマダン:世界中のイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ断食月(2017.5.27~6.24)
※2. イスラム二大祭:イード・アルフィトル(断食明けの祭)、イード・アルアドハー(犠牲祭)
※3. ムスリム:「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のこと
アジアン食堂「食神」は、衣・食・住の「文化」の中でも特に欠かせない「食」を通して「アジアの言葉と文化を学ぶ場」をコンセプトに、今後もアジア各国の様々なイベントを開催していく予定です。
※1. ラマダン:世界中のイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ断食月(2017.5.27~6.24)
※2. イスラム二大祭:イード・アルフィトル(断食明けの祭)、イード・アルアドハー(犠牲祭)
※3. ムスリム:「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のこと
◆イード食事会 概要
【日 時】6月25日(日)11:00~14:00
【場 所】神田外語大学 学生食堂「食神」
【参加者】NPO法人千葉イスラーム文化センター関係者
NPO法人日本アジアハラール協会関係者、一般の方々
【メニュー】ビュッフェ形式
(1)アヤムゴレン(ヤシ油で揚げた鶏肉) インドネシア
(2)ガドガド(甘辛いピーナッツソースをかけた温野菜) インドネシア
(3)コラックピサン(バナナとサツマイモのココナッツミルク煮) インドネシア
(4)ロントンサユール(蒸しライスwith野菜スープ) インドネシア
(5)ビリア二(パキスタン式炊込み御飯) パキスタン
(6)マトンカレー インド
(7)グリーンカレー タイ
(8)ナシクニン(ターメリックライス) インドネシア
(9)オポールアヤム(鶏肉と野菜のカレーココナッツスープ煮) インドネシア
(10)フルーツ・チャート
(11)キール(ミルク粥) パキスタン
(12)サラダ
(13)ドリンクバー
(14)かき氷
(15)サンバル 食神オリジナル
▲食事を楽しむムスリムの方々
▲ムスリムの女性たち
◆NPO法人日本アジアハラール協会 理事長インタビュー
サイード・アクター様
日本では、ムスリムが大勢で集まってイードを祝うことができる場所は少ないです。そのため、本日の様なイベントが開催できたことは嬉しく思います。参加者もみんな喜んでいます。料理も美味しく、私たちムスリムをはじめ一般住民の方々と異文化理解を深められたことが非常に良かったと感じています。
▲ゲームを楽しむムスリムの子どもたち
▲バイキングに並ぶムスリムの方々
▲食事会に参加されたご家族
▲サイード・アクター博士(左)